登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

山梨県 乾徳山(けんとくさん)へ

乾徳山|20mの岩を登るスリル!富士山の絶景を楽しむ日帰りルート | YAMA HACK[ヤマハック]

 

駐車場でトイレをすませ、その先の神社のあたりまでツレが送ってくれました。

ありがとう、いってくるね〜。

 

8:05

7月に歩いた徳和渓谷の手前に登山口があるので、そこを目指します。

 

8:20

乾徳山登山口 △988

 

こんな道なので、風は通らず。

汗がすぐに噴き出ます。

 

どのくらいの年月かかって、ここまで巻きつくのだろう。

 

これ、なんだっけ。

前に調べたのに忘れる。

 

それにしても暑い。

早く気温が10℃以下になってほしい。

晴れていることを喜べばいいのに、文心の中で文句をたれすぎてしまいました。

反省。


少しだけ紅葉してます。

 

暑い。

汗がしたたって目にしみる。

でも、気持ちいい道!

 

9:05    駒止


ゴロゴロした道になってきました。


栗ごはん、食べたい。


9:30    錦晶水

いただきまーす。

冷たい!

うまい!


ここからしばらく、なだらかな道です。

 

天ナビで、快晴の予報だったのになぁ。

もともとの予定では、今日はツレと西沢渓谷、明日が乾徳山でしたが、今日の方が天気がよかったので、ツレが

「今日、乾徳山にしなよ」

と早朝に自宅を出発してくれたのに…


9:40    国師ヶ原


ここまでは、足を止めたくなるような急坂もなく、息が上がらずに歩き続けられる道でした。

 


ススキの道。

 

10:00    月見岩

そういえば登った日は十三夜。

夜は、雲の合間から月がきれいに見えました。

 

 

10:05    扇平

 

手洗石ですって。

両手を合わせたくぼみのようだから?

 

苔むした森へ。


乾徳山は、大きな岩がたくさんの山です。

 

あ、晴れてきた。

お願い、このまま!

 

急坂が出てきました。

鎖がかけられていますが、使わなくても足がかりはあるのでいけそう。

 

髭剃岩って、どうゆうこと?

あの隙間、ほそーい。

 

ハシゴを下りたり。

 

10:35    雷岩


鎖が2本。

わりと垂直ですが、こまかな足がかりがあります。

 

上から見ると、こんな感じ。


昔、ここで1リットルのナルゲンボトルを落としました。

歩いている間、後ろからふたりくらいの声が聞こえていたけれど姿が見えない。

ボトルは弾んで落ちていき、見失いました。

当たったら危ない、と大声で落としたことを叫んだところ、

「見つけたら持ってくよ〜」

と、岩の上にいた私まで届けてくださいました。

このとき以来、脇のポケットには、すっぽり入らないボトルを入れないようになりました。

落として誰かにケガをさせてしまったら大変だし、飲む水がなくなればそれはそれで大変ですから。

 

10:40    胎内

岩がスパァッと切れています。

 

ぐるりと後ろへまわりこむと、登山道に出ます。

山頂まで、もう少しだ。

 

10:50    鳳岩(おおとりいわ)

 

怖ければ右の迂回路へ。


足がかりのない岩を、鎖に助けてもらって登れば…

 

10:55    乾徳山 △2031

 

真っ白けっけ〜。

残念!

 

おにぎりと、どら焼きでランチ。

ツレは今頃、何を食べてるかなぁ〜。

 

みなさん、今日は晴れると思って来てるから山頂に着いてガッカリ。

これでも見えているほうなんです…

 

11:45

迂回路から下ります。

鳳岩を下りてもいいのですが、登ってくる人がいたら待たなきゃいけないのでめんどい。

迂回路はハシゴでした。

 

11:55    雷岩

足がかりはあるので、上り下りともに鎖は使いませんでした。

下りは、上から見て左側からが下りやすいと思います。


山頂には20人くらいいましたが、歩いているときはずっと静かでした。

さわさわと風が抜ける音だけが聞こえます。

 

街は晴れてそう。

 

12:30    月見岩

違う道を歩きたいので、道満(どうまん)尾根方面へ。


おかしいなぁ〜。

今、天気をみても快晴。

しかも、ただの晴じゃなく、快晴なのに!

10月なのになんでこんなに暑いんだ、と文句をたれてしまったからか。

自業自得。

確かにさっきより涼しいや…

歩きやすい、いい道です。

なだらかすぎて、標高が全然下がりません。

でも数分後、ちゃんと下り始めました。


13:00

林道に出ました。

 

どっちだ?

わからない…

読めない。

まず、右へ行ってみる。

緩やか上りです。

しばらく歩いてみたけれど、これは国師ヶ原へ行く道なんじゃないか?

戻って左へ行ってみます。

あ、よかった。

右はやっぱり国師ヶ原への道でした。

道がわからないときの不安感たら…

景色も変わって見えますもん、大げさじゃなくて。

 

13:10

車道出合は、ここでいいのかな。

車、走れそうだし。

左は大平牧場の駐車場への道でしょう。

乾徳山の最短ルートです。

私は右へ。

引き続き、道満尾根を下ります。

 

13:30

あれ?

車道出合って、もしかしてここのことか?

だとしたら、1時間かかってる。

そしてここから1時間半かぁ…

ツレを待たせてしまう。

ツレは私を待っている間、打ちっぱなしをして、ぷくぷく温泉につかり、天ぷらそばを食べ、デザートに道の駅でアイスをいただいていたようです。


13:45    道満山 △1314.1


急坂の始まり〜。


なんだ、こりゃ。

奥には、まんまるのも。

両手で◯を作ったよりでかいです。

 

徳和集落、とあります。

まもなく今日の山歩きも終わり。


14:25    道満尾根登山口

 

車道を進みます。

 

14:35    徳和山吉祥寺

ツレと合流し、おまいりをしました。

 

ツレがアイスを食べた道の駅に連れていってもらい、シャインマスカットを買いました。

 

皮がパツンとして、甘くて。

とってもおいしかったです。

 

今回も宿泊はこのお宿。

大きな露天風呂がとっても気持ちがいいのですが、冬は湯音が低すぎるので私たちには夏から秋がいい。

露天風呂は夜と朝は混浴ですが、夕方に女性専用の時間もあります。

3つの湯船、それぞれ温度が違います。

内風呂も、源泉が湯船からあふれるほどです。

贅沢〜。

 

続きます。