登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

中央線 笹子駅 ~ 笹子雁ヶ腹摺山(ささごがんがはらすりやま)へ

笹子雁ヶ腹摺山/富士山眺望コース/やまなしハイキングコース100選

暗くなるのが早くなりました。

下山時間に余裕をもった計画をたてるためには、これからの季節、登る山を選ばなければなりません。

8:45    笹子駅

登山口までのバスもあったよう(歩いている途中、追い抜かれて気づきました…)ですが、到着時間は大して変わりませんでした。

今はいい天気〜。

準備運動がてら登山口まで歩いてもいいと思います。

負け惜しみじゃなく!

大型のトラックが横をびゅんびゅん通りますが、広い歩道があるので安心です。

9:25    新中橋バス停 △780

この右奥が登山口です。

9:35

サンダルから登山靴に履き替えて出発〜。

 

ん?

なんか道に見えない。

戻ってやり直し。

9:45

でも、やっぱりここしかないな。

合ってたみたいです。

心配だったら、分かっているうちに戻ること!

 

最初からつづら折りの急坂が続きます。

苦手な道だ〜。

汗がどんどん噴き出ます。

急坂は15分続きました。

 

10:00    鉄塔

雲がきれい〜。

いい景色を見れば、息が上がる急坂を登ってきたことをケロッと忘れます。

 

ありゃー。

再び、急坂だ。

眺望もないので、ひたすら登ります。

風が少しだけ吹き下ろしてきて、汗を冷やしてくれましたが…

もっと吹いて!

私、暑いの!

 

25分ほどで平らなところに出たので、少し立ち休憩。

また急坂〜。

さっきから前も後ろも景色が同じ。

振り返っては、こんなに登ってこれた…と思うだけ。

山頂ではいい景色が見られるだろうか。

 

10:45

急坂、終わり?

ふぅ〜。

1時間歩いて、標高差400m上がりました。

高尾山と同じ標高差ですが、こちらのほうがだいぶキツイ。


また急坂だ〜。

紅葉はちらほら。

 

このあたりの道には、どんぐりが落ちています。

 

あ、栗も。

 

標高1300mあたりになると、色づいた木々が増えてきました。


11:25    笹子雁ヶ腹摺山 △1358

平らな道はほとんどないまま、山頂に到着です。

黙々と登ってきたせいか、歩みは遅かったのにコースタイムより早く着きました。

頭上には太陽、でもガスってる〜。

ベンチひとつの、狭い山頂です。

めんたいパークで買ったでっかいたらこを入れたおにぎり、おいしかった〜。

デザートは月餅と黒糖チョコ。

 

富士山、見えず…

秀麗富嶽十二景の一座ですが、山頂は木々に囲まれています。

晴れても富士山どーん、とは見えません。

 

このあとは笹子峠から甲斐大和駅へ下りていく予定でしたが舗装路歩きが長いし、今にも雨が降りそうに曇っていたので来た道を戻りました。

下山時は曇っていたのでどちらにしろ富士山は見えなかったと思うのですが、笹子峠へのルートを歩いていれば、富士山は見えるようです。

帰ってから調べて知りました。

 

・通行止めの登山道はないか

・最寄り駅から登山口までが遠ければ、バスはあるか

・山小屋があるルートなら営業中なのか

この3つは行く前に調べますが、どういう道を歩くのかについてはほとんど調べません。

というか、あえてそこは読み飛ばします。

あまり詳しく知ってしまうと、知ったことをなぞるだけのような気がしてしまって、つまらない。

だからピストンもなるべく避けたいのです。

 

初めての山なら、一度しかない「初めて」を経験したい。

岩場が多い、など危険な道ならば、少しは調べてから行きますが、笹子雁ヶ腹摺山の登山道は危険箇所がないので調べませんでした。

今回、ゴルフの先生と一緒に行ったのですが、眺望も何もなく、ただただ、修行(急坂を登り下り)をさせてしまった。

「無心になれたし、鍛えられてよかったよ」

と言ってくれましたが、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

これからは、誰かと行くときは行ったことのある好きな山にしようと思いました…

 

12:15

1~2分下っては振り返って、よくここを登ってきたなぁ…

を何度も繰り返します。

急坂ですので、下るときはより慎重に。

 

登ってきたときは気づかなかったけれど、標高950mあたりの木の根元にスズメバチの巣があり、10匹以上ブンブンしていました。

ご注意を。

 

13:15    鉄塔

登ってきたときは青空だったのに〜。

晴、昼から曇。

天気予報、当たり。

 

登りでは間違えませんが、下りではここを切り株の方へ直進してしまいました。

直進すると、だんだん斜めになって歩きにくくなるので気がつくと思います。

少し戻って、Vのように右へ下ります。

 

13:30 新中橋バス停 △780

バスはいつかな?

45分待つのか。

なら、笹子駅まで歩こう。

 

見たことない飲み物。

飲んだ感想は…

ドクターペッパーのようにパンチが効いているわけでもなく、優しい味(ぼやけた味ともいう?)の炭酸でした。

 

猿〜。

カシャカシャ音がするので横を見たら、柵に上ってきていて目線と同じ高さにいたからビックリしました。

威嚇されたし、怖かった。

 

 

14:10    笹子駅

このルートを毎週登ったら、相当鍛えられそうです…

 

 

大月駅ですてきなガチャを発見。

ネギの袋…

ちょっと欲しい。

 

富士急行線に乗り換えます。

ホームにいた車両、かわいい。

 

乗った車両は、和風でした。

 

吊り革も木です。

 

続きます。