登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

鳥取と兵庫の県境 氷ノ山(ひょうのせん)へ その1

今年の1月に買った「山と渓谷」 の付録は、百名山と二百名山の地図帳でした。

山に行けない梅雨どき、この地図帳をたびたび眺めていまして。

ある日、中国地方の山々を

「大山へ行くときに、近くの山を一緒に登ろうかな」

とパラパラ見ていると…

氷ノ山?

こおりノやま?

なんて読むのだろう。

「ひょうのせん」って読むんだ〜。

なんか、いい響き。

名前に惹かれて登った山も、今までいくつもあります。

よし、大山とここにしよう。

 

という経緯で、今日は氷ノ山へ。

 

宿から登山口まで、約1時間半。

車で山へ行けるようになったら、道の駅でその土地の名物ごはんを調達して登るのも憧れ〜。

車でなければできないことですから。

へぇ、若桜で「わかさ」と読むのね。

8時半なので、まだ営業していませんでした。

今回は、道の駅で調達ランチはあきらめよう。

氷ノ山はスキーで来る人が多いのかな?

駐車場がたくさんありました。

 

棚田です。

 

9:10

「氷太くん」という宿の「お客様駐車場」とある下の駐車場にとめていいそうです。

どこに登山者用の駐車場があるのかわからず、ウロウロしてしまった。

階段を上がり、「響の森」でトイレをお借りし、登山届を提出。

歩くルートを聞かれます。


この施設は「氷ノ山自然ふれあい館」だそうです。

展示もたくさんありました。

 

気温は10℃。

ヒトケタ希望。

建物を出て左へ。

登山口がわからずまたもやウロウロしましたが、到着〜。

9:30

氷ノ山登山口 △885くらい

なんか、確信もって進めない道だな…

あ、合ってたみたいです。


9:40    さざれ石

 

すでに汗ばんでいましたが、吹き下ろしてくる風が心地いい〜。


まだ1なんですね。

 

2を過ぎてしばらくいくと、緩やかになりました。

 

3の先は、階段が続きます。

でも、大山の階段を思い出せば、短い短い。

何人かを追い抜きましたが

「あの人、半袖〜」

「寒くないのかな」

聞こえてますってば。

もう少し音量を落としていただけると…

あ、返事したほうがいいってこと?

でも「寒くないんです、この汗見てもらえれば…」としか言えない。

でも、私だってみなさんに言いたい。

「暑くないんですか?」

 

ぽんぽんと赤や黄のスタンプを押したよう。

快晴の予報でしたが、雲多めですね〜。

でもいいんです。

今、こうして歩けているし、昨日と一昨日は雨の予報だったのに、降らなかったのですから。

10:20   

氷ノ山越避難小屋 △1250くらい

おかしい。

1時間かからずに着いてしまった。

早いに越したことはないけど〜。

下山してから、4時間半かけて岡山駅へ車を運転するのだから。

 

強烈な横風が吹き始めました。

台風の影響かなぁ。

今は半袖じゃだめだ、長袖を着よう。

 

自分の行き先でない山も、気になります。

 

あと2km〜。


いい道。

のんびり歩きます。

 

続きます。