登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

2024年秋 久米島へ その1

朝一番の飛行機でした。

冷え込んで気温が10℃を切っていた東京から、那覇へ向かいます。

たまにうとうとしながら、青空と雲を眺めます。

虹の輪っか、出現。

山で見るブロッケン現象を飛行機の影で見れたらなぁ〜、と目を凝らしましたが残念ながらできませんでした。

 

自販機を見ると「沖縄に来たなぁ」と実感します。

他ではあまり見ない飲み物が多いので。

那覇の気温は29℃。

あつぅ。

沖縄本島の北部には、もくもくと背の高い雲がわきあがっていましたが、空港のある南部はピーカン。

久米島への飛行機までは、バスで移動。

移動中、海上自衛隊の基地があります。

 

この小さなプロペラ機を見ると、

久米島へ帰ってこれた〜」

と嬉しくなるのです。

 

13列しかありません。

だいたい50人乗りってことですね。

不思議なもので、沖縄の離島でも「ただいま〜」と、感じる島とそうでない島があります。

訪れた回数ではないんですよね。

初めてのときからそう感じたのが、久米島波照間島でした。

小浜島渡嘉敷島阿嘉島だって、の〜んびり具合からいえば変わらないと思うのですが、なぜなのだろう。

この車輪が出たり入ったりするところが見たくて、今回は後ろの座席にしました。

シートベルト着用のサインが消えても、すぐ着陸のために点灯するくらい、久米島までは短いフライトです。

たった30分。

その間に慶良間諸島が見えます。

沖縄本島でダイビングをしていた頃は、港から船に酔いつつ、慶良間諸島で潜っていました。

ツレも、体験ダイビングをしたのは慶良間諸島です。

その後、西伊豆で講習を受けてダイバーになり、一緒に潜りました。

懐かしいなぁ。

 

この機内誌には、毎回すてきなグッズが掲載されていまして…

前回は、貝殻模様の着替えなどを入れられる袋を買っちゃいました。

あぁ、今回もステキな柄だぁ〜。

欲しい。

とりあえず、今はガマンしよう。

帰るときも買えるのだから。

 

荷物が出てくるのを待っていたのは5人だけ。

すぐに出てきて、バスへ乗ります。

 

いつもの宿「なんくるないさぁ」にダイビング器材などを置き、ファミリマートで野菜ジュースや麦茶を買い出し。

前回来たとき、ガイドさんたちに教えてもらったパン屋さんで休憩しよう。

ちょっと飛行機で酔ったので、冷たいものを…

ドラゴンフルーツのシェイク、なんてのがあったら飲むに決まってます。

ココナッツ味のサータアンダギーと。

サータアンダギーはカリッとしており、ココナッツは甘くおいしかった。

ドラゴンフルーツのシェイクで頭痛もやわらいだ気がする。

あと、明日の朝のパンを選びました。

 

さてさて、ランチはどこにしましょうか。

30℃ですね、ほぼ。

暑いや。

1時間ちょい歩いたところにある沖縄そば屋さんにすっか〜、と思ったらパラパラ降り始めました。

通り雨でしょうが、近くの「亀吉」にしよう。

店内は大賑わい。

すでに沖縄そば気分になっていたので、ソーキそばとサクナ(長命草)のツナマヨあえにしました。

長命草の苦味が好き。

明日は、港で久米島そばをいただくぞ〜。

 

明日からのダイビングに備え、器材をまとめたり、ストレッチしたり。

久米島で滞在するとき、もう、ここ以外の選択肢はありません。

清潔な部屋、ダイビング器材を洗って干せること、そしてお値段も。

ダイビングの集合時間がまちまちなので最終日のみ朝食をつけています。

他の日の朝ごはんは近くにあるファミリマート、昼ごはんは港や周辺で水着で入れるお店で久米島そばなど、夜ごはんも宿の近くでいただいています。

お酒をのまないということもありますが、1泊3食で1万円を超えません。

ダイビングでお金がかかるので、ガマンをせずに1万円ですむのは嬉しいです。

リゾートホテルだと泊まるだけで1万円超えですから。

 

夜ごはんは早めに、近くの「島の猿」へ。

なんかここ、落ち着くし、好きです。

今日は、車海老がないらしい。

残念。

紅芋の天ぷらと、島豆腐とアーサーの塩麻婆豆腐にしよう。

麻婆豆腐は初めて。

うまい!

これ、好き〜。

辛くないし。

かっこんでたら、ポンと肩をたたかれました。

え?

宮古島のガイドさんでした。

昨年も、久米島でばったり会ったのです。

また!

こんな偶然ってあります?

2年連続なんですけど。

紅芋の天ぷらは、甘い。

沖縄へ来ると、食べたくなる。

軽めにすませて、ごちそうさまでした。

 

明日から、今年最後のダイビングです。

どんな海かな〜。

続きます。