登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

武家屋敷と東山温泉 新滝 その2

宿からのんびり歩いて20分ちょい。

会津武家屋敷に到着しました。

会津武家屋敷は歴史感動ミュージアム|会津若松の歴史・観光・教育旅行 – 会津武家屋敷は会津藩家老西郷頼母邸を中心に重要文化財の旧中畑陣屋や会津歴史資料館などが陣を連ねる総合ミュージアムパークです。

雪の予報ですが青空ですねぇ。

今朝見たニュースでは、福島駅や郡山駅は雪が降っていたけどな。

 

お土産屋さんへ〜。

なんか欲しい。

でも、使いみちが思いつかないや。

 

花札の柄もかわいらしい〜。

 

これ欲しかった…

でも、こういう大きさの持ってるもんなぁ。

ガマンするか、たまには。

 

お昼は、喜多方ラーメンに決定!

あっさり、おいしかったです。

 

大河ドラマ「八重の桜」の綾瀬はるかさんのポスターがカッコよくて、見とれました…

どんな話だったんだろ。

 

さて、武家屋敷を見学します。

たくさんの女性が自ら死を選んだ悲しい話が残る屋敷でした。

 

広い。

 

掃除が大変だな。

 

駕籠(かご)だけで30kgもあんの?

人をのせたら100kg超えちゃうじゃん!

 

畳の縁の違いで、上の人を迎える部屋だと示して、格式の高さを表しているんですって。

左奥の畳の縁と、右の畳の縁は違います。

 

精米するところがあったり。

 

冬季はやっていないようですが、弓を射る体験もできるそうです。

 

宿へ戻ろうとしたら、雪が降り始めました。

今年は遅れているそうですが、本格的な冬の始まりなのでしょうか。

 

外の気温は1℃で、少し冷えた。

あったまろ〜。

今回の滞在では、この「わたり湯」がいちばん好きでした。

男湯は露天風呂まで階段を下らなければならないそうですが、女湯は10歩くらいでチャポンと入れます。

 

夜ごはんの前には「千年の湯」へ。

雪が舞う景色を眺めながら、湯につかります。

 

今夜のごはんは、なんだろな。

昨夜よりシンプルなメニューだな…

つまんない。

 

ニシンって、福島ではよく出ますね。

前菜は、どれもおいしかったです。

真ん中にある、山塩が入ったタレで味変もできます。

 

お、すき焼きだ〜。

 

田楽や、ジュンサイのお吸い物もおいしい。

 

この暗さがいいな。

落ち着く。

寝る前に部屋を暗くして過ごすだけで、よく眠れるようになるんですってね。

でも、本を読みたいしな〜。

なかなか自宅では難しい。

 

お酒好きには、たまらないんだろうなぁ。

隣のテーブルのおじちゃま、何度も注文してたもん。

 

寝る前にもう一度、わたり湯で温まって熟睡。

 

 

朝ごはん。

やっぱりたくさん食べちゃう。

 

2人席は「く」の字になったテーブルです。

並ぶより話しやすい。

 

さて、旅も終わり。

東山温泉から会津若松駅へは「ハイカラさん」で。

 

シートも、降車を知らせるブザーもかわいい!

 

会津若松駅からは、新宿行きの高速バスに乗りました。

5時間弱で、新宿の高層ビルの中へ戻ってきちゃいました。

 

 

ツレが定年退職して1年。

「この1年はいっぱい遊ぼう」

そのとおりにたくさん出かけて、たくさん遊びました。

手術が必要な病気もいくつかしたけれど、元気に定年退職を迎えられたこと、本当に感謝したいです。

 

私は、葬祭業の仕事をしていた10年間、寿命がのびた今の時代でも、60〜65歳の間に亡くなる人って多いんだな、と日々感じていて。

「仕事を退職したら、いっぱい出かけようって約束していたのに…」

と、泣く喪主様も見てきました。

仕事をしていたら、そう度々は出かけられない。

でも、やりたいことは、今、できるだけやっていきたい。

こう思うようになったのは、葬祭業で働いたからです。

それまでは、実家のローンを返しきったら、定年までめいっぱい働いてお金を貯めて…

そうすることに、何の疑問も感じなかったし、それが当たり前だと思っていました。

休日出勤もあるし、連休は取りにくいし、仕事内容も嫌いでしたがお給料は良かったので、ここで65歳まで我慢してやっていこうと思っていたのです。

でも、考えを変えてもらえて、人生変わりました。

40歳の100万円と時間、65歳での100万円と時間、どちらが価値があるかは、その人次第かもしれないけれど、山も海も好きな私には「今」の100万円と時間が大切でした。

アルプスの山小屋でも働きたいと思っていたし、我慢を重ねてきて「もう、ここでは働けない」と気持ちが、切れてしまった40歳で辞めました。

それからは、ローンを返しきった後もそのつもりで貯めていたお金で株を始め、毎年増やせた分で山へ海へお出かけするようにしています。

子どもがいないから、同世代に比べて自由になるお金も時間もあるからこの生活をしていられて、後ろめたく感じることもあります。

でも、でも。

この生活をずっと続けられるかは分からないけれど、今の年齢だから楽しめることを、楽しくやりきりたい。

お金が不足したら働く時間を増やして、なんとかしていくつもりです。

20代の頃は、ダイビングのインストラクターになりたくてお金を貯めるために、でも休みも長くとりたいからバイト生活を選び、5時から23時まで3つかけもちをして毎日働き、全部を休むのは月に1日という生活をしていました。

やりたいことのためなら、働けます。

 

今は長期休暇をとりたいので、昨年からはパートで働いています。

でも仕事はアウトドアショップなので、好きなことが仕事、そして山に出かければそれも仕事にいきる。

これからも、やりたいことはどんどんやっていきたいです。