登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

山梨県 本社ヶ丸(ほんじゃがまる)へ ~ 途中で引き返し ~岩殿山へ その2

快晴です。

気持ちいい道〜。

 

10:40 東屋

 

けっこう下ってきました。

 

10:50

通行止めにになってから、もう5年。

 

「兜岩・稚児落とし」方面へ。

 

明るい登山道。

ルンルンです。

 

でも日陰に入ると、当然のことながら薄暗く、体感温度も全然違います。

 

足首まで葉っぱに埋まることもしばしば。

ふかふかの落ち葉は、よく滑ります。

怖い〜。

落ち葉がないと、ほっとします。

 

11:05    鉄塔

 

11:10

林間コースは日陰で暗いので…

でも「鎖場は通りたくない!」なら、こちらへどうぞ〜。

 

鎖場コースへ。

鎖はかかっていますが、足はのせられます。

 

鉄製の出っ張りにも助けてもらって。

 

その先は、いい道です。

 

2つ目の鎖場は通行止めなので、林間コースへ。

ここ、楽しいんだけどねぇ。


左に、ぐんぐん下ります。

林間コースも、なかなかの急斜面じゃないですか…

鎖が紐に変わるだけのような…

 

さっき、落ち葉で滑ってしまいました。

そのとき、膝と爪先が違う方を向いてしまって、左膝の内側が痛い。

普通に歩くのは平気だけれど、下りで体重がかかると鈍い痛みを感じます。

体重も減らさないとね(いつも言ってる)…

今年の健康診断でも「この年齢で、こんなに体重があって、なんでどこも悪くないんだろう」とお医者さんに言われたばかりですが、そろそろ膝のことも思いやってあげないといけないな。

違うお医者さんでも同じようなコメントなので、誰が見てもそうなのでしょう。

 

なだらかな道になり、少し登ります。

 

11:40

いい景色!

左の山が岩殿山ですね。

テレビ塔が見えます。

あそこから、下って登ってきたんだ〜。

 

山のおやつはカステラやおまんじゅうが多いのですが、今回はクリームが入ってるパンにしました。

さっき、岩殿山の山頂で玉子サンドのあとにそれも食べたんだけど、なんかもたれてる。

膝は痛いわ、お腹のあたりがもやもやするわ…

あと少し、がんばろう。

クロワッサンサンドを食べれば、お腹のもやもやはおさまるに違いない!

二日酔いの人がよく「飲めばなおる」って言ってるし。

 

11:50 2つ目の鉄塔「天神山」

 

葉が落ちているので、林間コースから出れば、ほとんど富士山を見ながら歩けます。

 

12:00 3つ目の鉄塔

 

12:10 稚児落とし手前 △580くらい

ここが好きなんです。

広くはないですが、はじっこなら座っていても通行のジャマにはならないでしょう。

あまり「若い頃は」って言いたくないけれど言わせてください!

今より速く歩けたから、稚児落としに着くのももちろん早く、そして今よりトイレが近くないので、ここで1時間以上読書したりお昼寝したりできてたんですよ…

もう、そのときのようにゆっくりは過ごせないなぁ。

 

低山とは思えない景色だと、いつも思います。

 

とりあえず、クロワッサンサンド食べよう。

大阪で買った、たこ焼き味の豆菓子も持ってきてるから、それもちょっとだけ…

青のりとソースの風味が、しょっぱくていいわ。

 

12:40 出発

下山するのは「浅利登山口」です。

 

出発して3分。

先ほど休憩していた岩場が見えます。

通ってきた鉄塔も、左奥には岩殿山も。

歩いてきたなぁ〜。

断崖絶壁の映えスポット「岩殿山」の「稚児落し」は戦国時代の恐ろしくも儚い「よばわり谷」の言い伝え(ソトラバ) - Yahoo!ニュース

 

今までに何度も下っている道なのに。

膝に不安があるだけで、すごく怖い。


途中で富士山は見えなくなりました。

下山に集中していたので、気づくと見えなくなっていた、という感じでした。

ちゃんと自分の足で下りなきゃいけません。

元気に事故なく帰ってこそ、遠足は終わるのです。

 

13:15

困る、こういうの〜。

大月駅は左方向だから、左でいいような気もするけれど、距離が長くなっても落ち葉の道が短いにこしたことはないから、すぐ舗装路になりそうな右へ行ってみるか?

正解!

1分で舗装路に出ました。

まぁ、左に行った場合、どのくらいで舗装路になったか覚えてないんですけどね。

△400

 

少し歩くと、高速道路の下。

ここから大月駅までは、20分くらいかかります。

 

あー、定休日。

でも、13:50なので時間的にもダメだったかな。

 

14:15

岩殿山がきれいに見えるとこあるかな、と探して歩き、遠回りをしました。

あらら、1時間もかかってんじゃん!

帰ろ。

膝を痛めかけて慎重に下ってよかったのかもしれない。

そうじゃなければいつものように下ってケガしていたかもしれない。

やっぱり落ち葉には気をつけよう、と改めて思いました。

 

本社ヶ丸は、来年に!

雪が降る前に、と思って今日行ったのだけれど標高もそこそこあるし、いつ行けるかなぁ。