登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

山中湖のほとり 篭坂峠 ~ 三国山ハイキングコース のはずが…

富士急行線の「富士山」駅の3番乗り場から、8:08のバスで「篭坂(かごさか)峠」へ。

標高はすでに1100m。

このあたりの朝の気温は−13℃ですって。

冷えてますねぇ〜。

サンダルじゃ、爪先が寒い。

登山靴に履き替えよっと。

 

あぁっ!

やらかした…

登山靴を入れた手提げ袋を、富士急行線の車内に忘れてきちゃったよ〜。

こうなることもあるから、荷物が複数じゃないほうがいいんですよね。

今回はサンダルが入ればいいや、と小さめのザックなので登山靴は入らなかったのです。

ダウンも入れなくちゃいけないし。

まず、富士急行線に電話。

ありました。

バスで戻り、取りに行きました。

もう、時間的に山へ行けないよ…

帰りの高速バスを予約していて、私が乗る予定のバスの後ろは、すべて満席で変更は不可でした。

 

富士山駅の上から見た、美しい富士山。

あぁ〜。

登れないなんて、おしい!

 

こうなったら、ほうとうとワカサギのフライを食べに行くことにする。

 

今日は風がとても強いです。

この前の赤岳鉱泉のイベント時、ヤマテンの猪熊さんから天気の話がありました。

「風速が1m/s増すごとに体感温度は1℃下がる」

というのは山の雑誌などでもよく載っていますが、気温が氷点下のときは2℃下がるそうです。

ということは、今日歩こうとしていた三国山ハイキングコースの稜線の体感温度は−20℃ってことかぁ。

どんなものか感じてみたかったけれど、もう時間がありません。

自分のミスです。

ひとりのときで良かった。

暖かくなったら、また来よう。

 

私、山の地図に、おいしかったお店を油性ペンでちゃんと書き込んであります。

「さんさい」に行くぞ〜。

前回、歩いていったときは臨時休業だったからね!

山中湖畔|ほうとう さんさい Yamanaka Lakeside Sansai

籠坂峠より手前の「富士山 山中湖」というバス停が近そう。

この近くにある「紅富士の湯」も好きです。

最近、行ってないけど。

山中湖の「石割りの湯」も行ってみたいなぁ。

 

ワカサギ、ないんだって…

ほうとうも、前はもうちょっとおいしかった気がするんだよなぁ。

これからは河口湖のきじ亭に行こう。

 

ギュウギュウの路線バスから見えた山中湖は凍っていました。

そりゃそうだ。

連日、最低気温が−10℃以下なんだもの。

昼間も1℃とからしいです。

近くで見たかったけれど、ほうとうを食べている時に高速バスの時間を早めに変更してしまっていたので散策できず。

高速バス乗り場である「平野」にカフェがありました。

何度か入ろうと思ったことはあったけれどいつも休みだったので、土日祝しかやってないのかと思っていたら、火曜日が休みとのこと。

確かに、火曜日に来ることが多い気がする。

今度はここでモーニングをいただいてから登り、下りてきてランチとデザートってのもいいな!

かわいい店内。

Patisserie HACONIWA 山中湖

高速バスの時間まで30分。

贅沢しちゃおう。

自家製ジンジャエールと、シナモン風味のレアチーズケーキにしました。

おいしかったなー。

サンドイッチなども、きっとおいしいはず。

次は食事もしよう。

 

私、ツイてる。

おいしいケーキも食べれたし、早いバスに乗れたし。

そう言うと、ツレが

「そもそも登山靴忘れて山に登れなかったのに、ツイてるって… ぷぷっ」

あ、そういえばそうだった。

山のこと忘れてましたよ、ケーキのときはすでに。