登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

2025年2月 1万円さんぽ

三井記念美術館

昨年の10月に来たばかりなのですが…

木彫りの神仏像のパンフレットを先日、三井のアウトレットで見かけまして。

その表情にやられました。

 

そして、前回のさんぽでお店を見かけて「ぜひ次はここでランチを!」と思っていたので、まずは三井美術館の前にまず穴子

» 本店 日本橋 玉ゐ(たまい)| あなご専門店

 

ツレは、おばんざいと穴子丼ランチ。

 

私は、煮穴子と焼き穴子と蒲焼きの3種類を楽しめる「箱めし」です。

 

おろし金の上には柚子が削られていました。

 

穴子が断トツに好き。

蒲焼きは、煮たのと比べてカリカリパリパリ。

 

お出汁をかけてもおいしー。

 

穴子のメニューが豊富すぎる。

 

お店の前には鰻屋さんもあるので、ハシゴできますよ。

 

近くにあるパン屋さんの店頭に「パン屋が作る自慢のロールケーキ」とありました。

こんな書き方されると気になる…

とりあえず、明日のパンを買う。

 

で、やっぱりロールケーキを食べる。

いちご、プレーン、チョコ、コーヒーの中から、どれにしよう。

 

コーヒー!

飲めないけど、飴やクリームは好き。

香りも大好き。

 

穴子だけじゃ、やっぱり足りない…

すでにデザートを食べてしまったが、アンテナショップのふくしま館でなんか食べよう。

 

あ、ラーメンだって。

今、いちばん食べたかったものだ。

醤油にしました。

ツレはこういうラーメンが大好きなのです。

 

そして、美術館へ。

このエレベーターが好き。

 

いくつか撮影していいところもあり、興奮。

スマホの待ち受けにしようっと。

 

圧巻…

左の2軀が「護法神立像(ごほうしんりゅうぞう)」で、右の2軀が「金剛神立像(こんごうしんりゅうぞう)」で、高さ2mを超えています。

「頭髪を逆立て、目尻をつり上げ、口角を引き上げた気迫のある表情」と説明があるのだけれど、私には、優しいお顔にしか見えない。

見ている私の口角も自然とあがってきて。

なんか、じっと見ていたら、泣けてきてしまった。

 

31体の観音さま。

「いいんだよ」と言ってくれているかのような、優し気な笑みに見えます。

 

なんて、表情だろう。

「両面宿儺(りょうめんすくな)坐像」です。

両面宿儺 - Wikipedia

「両面宿儺」は異形、凶賊、鬼神などの表現がされるし、説明にも「忿怒(ふんぬ)の表情」とある。

でも私には、やっぱり穏やかな表情にしか見えない。

 

すごかった…

3月までやっています。

 

ミュージアムショップに寄りました。

1時間くらい前に、ツレに

「もう、山以外では手ぬぐい買うのやめようと思うんだ」

と、そんな話が出たわけでもないのに、なぜか宣言したのに…

両面宿儺の手ぬぐいがあるじゃないの!

こっそり買う。

 

御朱印帳はガマンできた。

 

飛騨高山の催事なので、北アルプス登山で食べたことのあるお菓子もあり、つい買ってしまいました。

 

三越の前を歩きます。

120年…

 

装飾かと思ったら、本物の鳩だった!

 

すぐそこにあるのに、なんだか現実味のない工事中のビル。

高い…

すごすぎて、この建物の中で働く人生が想像できません。

 

春になったら、琵琶湖周辺の山へ行く計画をたてています。

滋賀県のアンテナショップが目の前にありました。

ここ滋賀 -COCOSHIGA-

パンフレットをもらいたい。

るるぶなど、ガイドブックももちろん参考にするのですが、地元の方目線のパンフレットを見るのって楽しいんだもん。

あと、どーんと大きい1枚の地図が本当に役立ちます。

 

え、この男の子って名前あるんだ。

「元祖 とび出し坊や とび太くん」だって。

 

いろいろなグッズ~。

見ていて楽しい。

 

エコバッグだ。

なんでこう、私が欲しいものを作ってくれちゃうんだろう。

旅行のとき、大浴場へ持っていく着替えを入れる温泉バッグにします。

 

ほかにも、山でちょっとだけ食べるのにちょうどいいサイズのおかきとか、買いたくなるものいっぱい。

 

鮒ずしは、現地できっと食べるから今日は買わない。

 

私の父、似てます。

熱海でだったかなぁ。

大きなこれの横に立ち、服をまくってお腹を出して同じポーズをとった父を、1歳くらいだった姪っ子が困惑した顔で見比べていたのを思い出しました。

 

さて、帰ろうか〜。

駅へ向かっていたのに、足が止まる。

なに、ここ。

山本山 ふじヱ茶房

和のアフタヌーンティーだ。

すてき。

 

お茶、きっとおいしいのだろうけど…

同じお値段なら、デザートにします!

食い意地はってて、すみません!

ツレは「え、まだ食べるの…」と、若干ひいていました。

「2つ食べれるならどうぞ」とのことだったので、敷居が高そうなカフェでしたが入店。

あんこがとてもおいしゅうございました。

次は、ここで食事したい。

 

ちょっとお高かったけれどツレと相談し、海苔弁をテイクアウト。

帰りの電車で袋に顔を突っ込むと海苔のいい香りがして…

過呼吸になった人にビニール袋を当てて二酸化炭素を吸わせたりしますが、完全にそのスタイルで幸福感にひたりながら帰り、夜ごはんで半分こ。

香りだけでなく、おいしかった。

 

食後、アンテナショップでもらった大きな地図に、今までにメモしてある滋賀の行きたい山にピンクのマーカーをつけて、コースタイムを書き入れます。

伊吹山は、2023年に崩落した登山道がまだ復旧していないのでドライブウェイからの往復のみとなるので2時間もかからず、など。

行きたい山に全部行くのは難しいか〜、やっぱり。

お次は「どうして行きたいのか」から行く山を選んでいきます。

武奈ヶ岳、金糞岳、賤ヶ岳、藤原岳、竜ヶ岳、雨乞岳、金勝アルプス…

あと、竹生島も上陸したいんだよなぁ。

日数が足りない。

あ、それなら日曜日の夕方に仕事を終えた後に、米原あたりまで行ってしまえばいいんだ。

よし、これで計画をたてよう。

計画たてるのも、すっごく好き。

楽しい!