登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

両俣小屋でのできごと

前回に続き、本の話です。

文庫で読めるようになったので、図書館で借りてきました。

 

登山者だけでなく、釣りで訪れる人も多いという、南アルプスの両俣小屋。

小屋番の星さんは、とても有名です。

おそらく、買い出しなどで小屋を下りてきたときだと思うのですが、お見かけしたことはあるけれど泊まったことはありません。

 

昭和の時代、大きな被害を出した台風のときに、装備品をほとんど流された登山者たちと共に北沢峠まで避難した、若い頃の星さんを書いた本です。

 

両俣小屋から仙丈小屋までの尾根を歩いたことはありませんが、すごい風の尾根を歩いたことはある。

あのときの恐怖を思い出しながら、読み進めました。

 

仕事帰りの電車、乗り過ごしました。

 

行きたいな、両俣小屋へ。

ずっとお元気で、小屋を守っていてほしいです。