前回は山頂まで行きませんでしたので…
晴れの日を狙って、再チャレンジ。
6:10に宿を出発。
甲斐駒がきれいに見えています。
嬉しい!
「道の駅はくしゅう」でトイレを済ませます。
この先に、ないので…
矢立石駐車場の手前で冬季通行止めでした。
なぜ、それを調べられなかったのだろう。
恥ずかしい。
だから途中、枝が落ちたりしていたんだ。
車があまり通ってないから。
どうして「あまり」としたかというと、私が下山する頃には4台、路肩にとまっていたからです。
雪もありませんから、できるだけ上から歩きたい! と思う私のような人はいると思われます。
「ラクしたいから」だけでなく、トイレが途中にないのも矢立石駐車場から歩き始めたい理由のひとつです。
尾白川(おじらがわ)渓谷駐車場からですと、登りだけで1時間プラスになります。
6:40
通行止めの手前でUターンして、ちょっとスペースがあるところで降ろしてもらいました。
地図を確認。
舗装路を少し登り、矢立石駐車場に出ました。
ここにトイレがあればなぁ…
6:50 出発~。
標高は1120mです。
気温は2℃、無風。
宿を出たときに吹き荒れていた風はどうした?
風向きで全然違いますね。
すぐ汗をかきそう。
木々の間から、真っ白な甲斐駒や鳳凰三山が見えます。
とんがっているので、すぐわかります。
前回と違って青空なので、ウキウキです。
明るい森、気持ちいい。
10分ごとに、1進んでいます。
60代くらいのトレランのおじさまに颯爽と抜かれました。
鍛えられてるなぁ。
後ろ姿が見えている間、ほれぼれとしました。
3/10を過ぎると、この石仏と出会えます。
優しいお顔。
こんないい景色の登山道だったんだ。
いい天気の日に来れてよかった。
笹が目立つようになってきます。
少し息が切れる。
昨日は米をいっぱい食べたからなぁ〜、お腹が重たい。
ゆっくり登ろう。
7:40
ツレとバイバイして1時間がたちました。
半分まで来ましたよ〜。
前回は4/10あたりで引き返してますからね。
5と6の間は近かった。
たぶん、5分くらいでした。
それにしても風が吹きません。
宿から登山口までは、ゴォゴォうなっていたのに。
少し吹いてくれてもいいですよ〜。
暑い!
8:00
なだらかな道になりました。
少し下って、少し登れば…
8:10 分岐
すぐそこでしょうが、三角点はあとにします。
先に、おそらく貸切であろう「天空のビーチ」へ行きます。
すぐに、砂の道になりました。
ふかふかしてる~。
3分ほどで到着。
うわぁ、すごい眺め!
甲斐駒だー!
思わず声が出ました。
白砂と雪の甲斐駒。
今までも花崗岩の山は登っていますが、夏か秋だけなので、背景に雪山がどーんとある景色を見たことがありませんでした。
そこから富士山や北岳など何度も見ていますが、そのとき雪はないですから。
それに…
登ってくるときずっと甲斐駒を見ていたのに、なんだか違う景色に思えるのも不思議です。
さすがに山頂は冷えます。
上着を着て、パン食べよ。
この先に、甲斐駒ヶ岳の眺めがとてもいいといわれる「鞍掛山(の先の展望台)」があります。
そこまでは片側が切れ落ちたヤセ尾根もあるし、私は行きません。
それぞれのしたい登山をすればいいのです。
最高だ、登れてよかった。
こんな景色を見せてくれてありがとうございます。
音楽を聴きながら、ただ目の前の景色を見るだけ。
あぁ、去りがたい。
でも寒くなってきた。
目に、心に、焼き付けました。
8:45
来た道を戻り、三角点に寄って下山します。
標高は1660mです。
眺望は全くありません。
夢みたいな景色でした。
なんか、まだ、ぽわんとしてる。
下りはテンポよく、ぐんぐん下れてしまうけれど…
木の影のゆらぎを眺めながら、のんびり歩こう。
急ぐの、もったいない。
ツレも「ゆっくり歩いておいで~」と言ってくれましたし。
9:50 矢立石駐車場
ここから10分ほど下りました。
ツレは「車をピカピカにしてた〜」と、にこにこ出迎えてくれました。
ありがとね、待っててくれて。
道幅も狭くないし、登山道で危険なところもありません。
トイレが尾白川渓谷駐車場にしかないのが難点ですが、歩きやすくて絶景を楽しめる山です。
少し高い山にステップアップしたい、お客さまにもオススメしよう。
続きます。