登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

長野県 光城山(ひかるじょうやま)へ

以前、信濃大町に住んでいる知人に「そのあたりで日帰りで登れる山は?」と聞くと、2つあげてくれました。

1つは、昨年歩いた鷹狩山。

もう1つが光城山です。

なぜ、光城山をそのとき登らなかったかというと、桜がとてもきれいだと教えてくれたから。

里山トレッキング - 安曇野市公式ホームページ

 

明日の天気予報が雨に変わったので、光城山も今日登りに行きます。

その前に、諏訪湖SAで昼ごはん。

桜そば、春の天ぷら、桜肉丼、ワカサギのフライをいただきまーす。

馬肉は味がしっかり感じられました。

ワカサギは、衣が薄いほうがいいなぁ。

 

りんごジュース、すごく甘くておいしい。

 

この珈琲ソフトクリームが食べられるのは、全国にある上島珈琲の中で7店舗だけだそうです。

諏訪湖SA(下り)に寄ると、必ず食べる。

 

光城山の駐車場に到着しました。

登山道に桜は見えません。

まだだったんだなー。

 

昇り龍のように山頂へ続くという桜並木、見たかったなぁ。

駐車場の桜は咲いているのに、数歩上がったところの木はつぼみです。

 

いや、贅沢すぎるか。

さっき、日向山であんなにいい景色見たばかりだもん。

昇り龍の桜はまた来年以降の楽しみにとっておいて、下見ってことでちょっと登ってきます。

 

13:00

駐車場にトイレがありますが、けっこう臭うトイレでした。

そういうトイレが苦手な方は、ここに来るまでにすませた方がいいかもしれません。

 

つぼみがたくさん。


咲き始めたら、ライトアップされるのか。

それにしては電球が少ない。

もしライトアップされるなら、昼も夜も登りたいなぁ。

 

13:10

ツツジにすっか〜。

すぐに合流するので、どっちでもいいです。


つぼみの背景には、北アルプス


ロウバイみたい、と思ったら「ダンコウバイ」というロウバイのお仲間みたいです。

 

たくさんの桜の後ろに、北アルプス〜。

白と青と薄ピンクが映えるだろうなぁ。

「ばえる」じゃなくて「はえる」ですよ。

「えもい」「えぐい」「ばえる」という単語が苦手です。

 

真ん中、猫耳のように2つの山頂があるのが鹿島槍ヶ岳

昨年、登りました。

特徴ある山は、見つけやすいです。

 

13:20 中間地点

最初は少し息が切れましたが、最後まで歩きやすい道です。

日向山を登ったあと、花粉にやられたのか鼻が両方つまっちゃったので、息苦しいのはそのせいかも。

 

13:30

アカマツとさくら…

さくらに決まってる!

 

15℃だもんなぁ、暑い…

 

ほんとに、山頂までずっと桜なんだ。

2000本だもんなぁ。

2千本もの桜が連なる光城山!見頃の時期やおすすめ登山コースを紹介! | YAMA HACK[ヤマハック]

 

これは、なんだっけ…

思い出す。

老化をくい止めるには「思い出す」という行為が重要らしいです。

思い出せなかったとしても、思い出そうとすること。

あ、ヤドリギだ。

ヤドリギとは?特徴、名前の由来、実の秘密、花言葉、クリスマスの伝説まで | LOVEGREEN(ラブグリーン)


きっと、もうすぐ山頂だ。

 

北アルプスだー!

燕岳あたりは雲がかかっているけれど、稜線が美しい。


この透き通ってるの、顔を上下させて見比べなくていいから間違えない!

分かりやすい! 

作った人、センスある〜。

感心していたら、隣に立っていたご夫婦が

「あれは甲武信ヶ岳だね」

「え〜? あんな白い(雪で白い、ということ)かな? そんなに標高ないでしょ、甲武信ヶ岳って」

「間違いないよ、あれが瑞牆山でしょ〜。金峰山もあるもん」

違います、あれは北アルプスですから…

こんなに分かりやすく教えてくれているものが、1mも視線を動かせばあるのに…

でも「分からない」ではなく、自信たっぷりだったので否定するのもね。

もしかしたら、角度によっては、甲武信ヶ岳瑞牆山金峰山と似てるのかもしれない。

でも、ここ、長野県ですよ。

そして、長野といっても「新潟の糸魚川まで88km」とさっき出ていたくらい、日本海に近づいてきています。

秩父の山は、こんなに近く見えないと思う。

10までじゃなかったんだ?

休憩小屋の裏にはバイオトイレがありました。


13:45

山頂には神社があります。

私が間違えて、反対方向へ下山してしまう失敗はありましたが、舗装路を上がって迎えにきてくれていたツレと合流できました。

光城山の先にある長峰山からも、遮るものなく北アルプスが見えるようです。

 

北アルプス、今年も登るぞ〜。

続きます。