登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

ときしらずの宿 織花(おりばな)

今回の宿でいちばん楽しみにしていたのが、ここでした。

おそらく20年ほど前だと思います。

父とふたりで泊まりに来て。

計画を立てるにあたって急に思い出しました。

あまりに昔のことで、部屋などの記憶は全くありません。

食事がおいしかったことだけは覚えています!

アルペンルートから一番近い大町温泉郷の旅館|ときしらずの宿 織花

大町温泉郷へ向かう道も絶景です。

爺ヶ岳鹿島槍ヶ岳五竜岳

登ったことのある山は、やっぱり特別です。

この季節に登ることは一生ないけれど。

 

玄関前で、ふきのとうが出迎えてくれました。

 

ロビーもゆったり。

ツレとお風呂上がりの待ち合わせで何度も座りました。

くつろげます。

 

館内はずっと素足で。

畳の廊下、気持ちいい。

 

琉球畳とベッドの部屋にしました。

こういうタイプがいちばん好き。

 

大浴場です。

この日は男性客の方が多かったようで、ほぼひとりで入れました。

露天風呂の右にあるリンゴのつぼ湯には熱めの源泉が注がれていました。

「あちぃっ」と言いながらかき混ぜて入ると、とても気持ちよかったです。

 

湯上がりに、フロント前にあるカフェへ。

コーヒーなど、全て無料です。

 

何を飲もうか…

まずは水。

水が喉を通っていく感覚が気持ちいい。

そして、みかんカルピス!

おいしい〜。

 

昨日の夜、お腹が痛くなって寝られなかったのに、今日は登山口までの狭いくねくね道を運転してくれたツレ。

ありがとう、ごめんね。

ゆっくり休んでほしいです。

 

待ってました~、夕食のお時間です。

個室の食事処でした。

周りが気にならなくていいですよね〜。

ひとり旅のときも、これがいちばん気楽。

私自身はひとりでもなんとも思いませんが、ジロジロ見られることもあって面倒なので。

 

 

えらと内蔵を除去された状態で出てきました。

これなら頭からいけます。

すごくおいしい!

 

「口直しです」と、醤油をリンゴ酢のたれでいただくトコロテンが出てきました。

 

人参、かわいらしい。

 

そっか、生姜は薄くスライスして入れてそのまま食べちゃえばいいのか。

自分で鍋をするときは、タレにすりおろしたりしていたけれど。

 

りんごのグラタン。

これ、大好き!

生のシャリシャリしたりんご、焼いてしっとりしたりんご、どちらもおいしい。

 

ぐっすり眠りました。

朝風呂でお腹を空かせます。

 

 

野沢菜のおやき。

ふっくら、香りもよくおいしかったです。

これが売っていたら買いたいです。

 

ここはまた泊まりに来よう、絶対。

山から下りて、ここに泊まれたら最高だ〜。

 

続きます。