登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

滋賀県 賎ヶ岳(しずがたけ)へ

賎ヶ岳へは、リフトを利用するならひとつ手前の木之本駅です。

【公式】賤ヶ岳リフト | 滋賀県長浜市の絶景が一望できるリフト

 

余呉駅に着きました。

お米の値段、早く落ち着いてくれるといいな。

ツレが「気にしないでいいよ」と買ってくれていますが、私は米が大好きなので食費がアップしてます。

 

余呉駅 △137

標高差は約300m、距離は4.5kmです。

 

12:35

トイレを済ませて出発〜。

 

KEENのサンダルは、ちょっとした山へは行けちゃうのでほんとに便利。

旅行+ハイキングくらいなら、これ一足でいい。

静かに歩けば、枝や小石もそんなに入ってきません。

ホテルへ事前に荷物を送ってあり、その中には明日からの登山に備えて登山靴が入っています。

登山道が乾いてなさそうなら、ホテルへ登山靴を取りに行くつもりでしたが大丈夫そうだったので。

雨予報だったので賎ヶ岳に登るのは最終日にするつもりでしたが、降らなそうだし、乗り物の移動で体がダルいから、登りたくって!

 

観音堂登り口へ。

登山口までは駅から5分ほどでした。

 

すぐに観音堂

 

気持ちいい道。

登り始めが緩やかだといいですね〜。

賤ヶ岳は、歴史やお城好きもよく登るそう。

私は新緑を満喫します。

賤ヶ岳の戦い - Wikipedia

目をつぶり、ここの空気を思い切り吸い込んで、想像してみる。

その人たちの生きてきた時代を経て、今があるということ。

その頃には治せなかった病を克服し、でも、医療が発達している今の時代であっても、コロナなどが人の命を奪う。

そして、世界各地で続いている争いで命を落としてる人がたくさんいます。

 

 

迷いようがありません。

あと3kmないのね〜。

景色が楽しみだなぁ。

余呉湖 | 長浜・米原・奥びわ湖を楽しむ観光情報サイト

山頂からは、琵琶湖と余呉湖、2つの湖が見えるんですって。

途中は木々の間から見えるくらいで、眺望はありません。

 

 

軽いアップダウンで気持ちよく歩けます。

 

だそうです。

 

13:20 猿が馬場

半分きたぞ〜。

 

こんがらがってます。

 

切り倒す目印なのだろうか。

登山口からずっと、青いビニールテープを巻いた木が続きます。

 

最後だけ少し急坂かな…?

 

長浜駅で電車に乗ったときは青空も見えていたけれど、今は雲が優勢です。

風が心地いい。

 

13:55 賤ヶ岳山頂△432

雲がいい感じだ~。

 

余呉湖の湖面、美しい色してます。


琵琶湖はでかい。

海みたいだー。

向こう岸が、房総半島から見える伊豆半島みたい。


賎ヶ岳がひとつの湖を分けたんですね。

賤ヶ岳 - Wikipedia


人の暮らしも見えます。

この山頂から夜景を見たら、どんな感じなんだろう。

道がいいから、ナイトハイクもできそう。

 

山頂に、ベンチはたくさんあります。

さて、楽しみにしていた堅ボーロをいただきますよ〜。

堅い…

ほんとに堅い…

勢いでいったらダメなやつ。

歯、欠けるか折れるか。

それか、アゴがおかしくなるか。

口に入れたときに鼻に抜ける生姜の感じが、石川県のお菓子「柴舟」に似てます。

これは飴と思わなきゃダメだ。

はじめは噛めない。

でも、飴と思うにはデカい。

駄菓子屋さんで買っていた大きい飴玉よりは小さいけど、いつまでもなくならない。

2つしか食べられませんでした…

昆布どら焼きもいっちゃおうかな。

皮がしっかりしたおいしいどら焼きです。

昆布かどうかは分からなかった。

味オンチでしょうか?

 

山頂にはトイレもあります。

ゆっくりできていいですね。

下りはリフトにしちゃお。

ケーブルカーやロープウェイより、断然リフトが楽しいですよね。

 

武将の顔ハメが山頂からリフト乗り場にかけて、いくつもありました。

ツレは全部ハメてくれます、頼まなくても。

「やって、って絶対言われるんだから先にやる」

うーん、いさぎよい。

 

 

リフト片道は500円でした。

 

登山道と交差します。

歩いてる人は見えませんでした。

登ってきたときは、けっこういたんですけどね〜。

こっちの道を歩く人は少ないのだろうか、それともたまたま?

 

手ぬぐい、かっこいい。

でも今回は1枚まで、と決めているのでここでは買いません。

 

この登山口、いいですね。

 

シャガが咲いています。

私の中では、5月の花といったらシャガです。

繊細な模様、色、形。

高尾山で初めて見たとき驚きました。

 

土日祝は、リフト乗り場(小学校の駐車場)と木之本駅間を無料シャトルバスが利用できます。

歩くと40分ですからね〜。

シャトルバスがあるといいですよね。

 

 

地図で見ると近くの「伊香具神社」には変わった鳥居があるようです。

ほとんど通り道なので寄ります。

確かに珍しい形。

地元の子どもたちがランドセルをほっぽって、ブランコしてました。

なんか、いいなぁ。

そして、みんな挨拶してくれて。

元気に大きくなってほしい。

 

さて、あと30分歩きますか〜。

舗装路の歩きって、なんでこんなに気がすすまないのか…

やっと木之本駅に着きました。

すっきりとした佇まいです。

電車の時間まで、あと25分。

駅の向こう側に、なんかありそう。

行ってみる〜。

 

すてきな図書館の横には「つるやカフェ」がありました。

さっき、サラダパンというご当地パンを見たけれど、そのお店だ。

つるやパン

でも、もうカフェは終了。

近くにパン屋さんがあるそうなので、明日の朝食用に何か買えたら。

行ってみたら2択だったので、どっちも買う。

早い時間だったら、ぎっしり並んでいたんでしょうね~。

あとから入って来たお客さんたち、同じグループではないのですが、3人ともトレイに山盛りサラダパンをのせていました。

食べる人が、おそらく自分を含めこんなに周囲にいるってことでしょ。

すごい…

 

 

今夜の宿へ向かいます。

続きます。