登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

滋賀県 金勝(こんぜ)アルプスへ

金勝山ハイキングコースのご案内 - 一般社団法人栗東市観光協会

山頂を目指すのではなく、石仏を巡りたいと思ってこのコースをとりました。

山頂はひとつも通っていないので、そんなのは登山じゃないと思われたらスミマセン。

 

湖南アルプス 堂山 | 瀬田川流域観光協会

滋賀県にはもうひとつ、湖南アルプスというご当地アルプスがあります。

「バリエーションルートの枝道が多い」と書いてあったので登りませんでした。

 

 

7:00

一丈野駐車場から出発 △160

トイレ前に地図がありますので、いただきましょう。

 

駐車場の先から。

 

緩やかな舗装路歩きでスタート。

 

「落ヶ滝」へ。

 

晴れの予報でしたが曇ってますね〜。


のんびり歩きます。


「たまみずきの道」へ。


急に、緑の匂いが濃くなりました。

 

クモの巣が顔にまとわりつきます。

クモが食べ物をとるためにつくったものですから、くぐれるところはくぐるけど…

気にしすぎなのか、クモの巣の幻覚が見え始めました…

空中に線が見えるのに、何もない!


十字路?

右へ行ってみるか。

 

「キャンプ場」へ。


トイレは、コース上にいくつかあります。


天狗線の分岐を過ぎ、橋を渡ります。


管理棟の前の過ぎて。

 

右へ。

沢沿いはやはり少し涼しく感じるものなのだなぁ、と今さらながらに思いながら進みます。

 

どの分岐でも「逆さ観音」って書いてくれないんだよなぁ…

と思ってたら、初めてありました。


7:50 逆さ観音

ほんとに逆さだ…


駐車場への道を少し戻って、オランダ堰提を通ればもっと早いと思いますが、登山道じゃなさそうなのでやめたんです。

天狗岩線の尾根ルートへ戻ろうと思いましたが、このまま南谷林道へ。

舗装路歩きになりますが周回ルートになるのでそうします。

 

「ぬかるみあり」の文字が気になる。

地図に印刷しているくらいですから、常にぬかるんでるのでしょうか。

 

名神高速の下、トンネルを進みます。

 

英語だと「ロック ブッダ」なのか。

 

あ、舗装路じゃなくなった。

警笛鳴らせって言われてもなぁ。

どうしろと…?

そんなに大きな音を出せるものは持ち合わせていません。

それに、何のためだろう。

 

8:30 出合

狛坂線へ。


いい感じになってきましたよ〜。

 

この大岩もすごい。

 

ぬかるみは、ありませんでした。

登山道に少し沢っぽく流れているところはあったけれど、足をおけるところはあったしなぁ…

一応、登山靴にかけるビニール袋を持ってきてたんだけど。

でも「ぬかるみあり」とあれば、最低でもスニーカーで歩こうと思うからいいのかも。

観光地っぽく思われていると、普通の靴の人もいるでしょうから。


8:50 狛坂磨崖仏 △450

静かにおまいりできました。

あれ、10分もたってる。

気づかなかった。

 

階段もたまにあります。

三角の石が多くて「山」の字みたい。

暑いと思ったら、晴れてきました〜。

 

景色よさそうですが蜂がいて。

先に進もう。


いい道。

だけど、ここにも蜂がいる。

身をかがめてサッと通ります。

 

9:20 重岩(かさねいわ)

磨崖仏が彫られているようですが、薄くなってしまったのかな。

蜂がいたので、じっくり見ていられませんでした。

 

国見岩って、どこだった?

このあたりも蜂がいたので、そっちに集中してて気づかずに通り過ぎたみたいです。

蜂が登山道に陣取っているときもあり、登山道脇の茂みが歩けなくもないんだけど、そこに巣があったら大変ですので気をつけて歩きました。


9:25 白石峰へ


すぐに白石峰に着きました。

茶沸(ちゃわかし)観音へ。


5分かからず。


右にも彫られていました。


分岐へ戻り「耳岩・天狗岩」方面へ。

大きな岩がゴロゴロある道です。


ここが今まででいちばん急坂でした。

ロープあり。

 

9:45 耳岩

 

天狗岩・鶏冠山方面へ。

下っていきます。

 

おぉ〜、いい景色。

 

10:00

あ、きっとあれが天狗岩だ。

かっこいい〜。


眺望がいい。

天狗岩にいる人たち、めっちゃ声でか〜。

この距離で会話の内容がちゃんと聞こえるって不思議すぎる。

近づきたくないから、蜂もいないし、誰も来る気配ないし、ここで休憩して戻ろう。

特等席です。

琵琶湖も見えるんだ〜。

スニッカーズもいいんだけど歯に挟まるので、ブラックサンダーの方がいいと最近思い始めました。

スニッカーズは食べたことなかったんだけど、職場の先輩に

「すっごくカロリー高いから非常食にオススメ」

と言われ試しましたが、おいしいけど虫歯になりそうだし…

夏はドロドロだろうから、夏のチョコならトッポかコアラのマーチだな。

 

あ〜、うるさい人たちが来てしまった。

もっと早く出発すればよかった…

 

10:25

耳岩へ戻ります。


10:35 天狗岩線へ

滑るのでロープを補助として使うと下りやすかったです。

 

いい景色~。

 

この隙間、後ろ向きで下らずにお尻からズルズルいくと、すっぽりうまります。

「私、どうすればいいですか」と言われましたが、足場がないから下の人も引っ張れない。

私が押すわけにもいかない。

下にいる人が抱きとめる前提で、前に飛び出すしかないのではないかと言いました。

足幅の分はあるのだから、後ろ向きで下れば、登るときと同じ姿勢になります。

 

角度によって見え方が全然違う天狗岩。

 

道は細いです。

眺望は、たまにしかありません。

 

10:55

水晶谷線との分岐で、絶妙なバランスの岩~。

このあたりは、御在所岳をはじめ、岩がおもしろい山が多いのかも。

 

11:15 

尾根ルートで。

 

尾根ルートといっても、木々の間から景色がちょこちょこ見えるくらいです。

街が近づいてきました。

 

11:35

舗装路を上桐生バス停へ。

気持ちいい~。


オランダ堰提って、ここかな。

 

11:55

唐突に駐車場に出ました。

この脇から入ればよかったんだ…

 

細かいアップダウンで、思ったより疲れました。

今日はこのあと移動して、三重県との県境にある竜ヶ岳に登ります。

 

続きます。