登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

那須連山 三本槍岳へ その1

那須連山縦走(茶臼岳・朝日岳・三本槍岳)コース | 日光国立公園 | 国立公園一覧 | 国立公園に、行ってみよう! | 環境省

久しぶりに三本槍岳に登ろう。

初めて登ったのはいつだったっけなー。

30歳になる前だったと思うんだけど。

そのあと、行こうとしたけれど積雪でやめたんだった。

 

ホテルからみると、雲がかかってますね〜。

でも、雨は降らなそう。

晴マークもあったので、期待して登ろう。

 

ツレがロープウェイ乗り場の先の「峠の茶屋駐車場」まで送ってくれました。

大きな駐車場だなぁ。

 

9:25 峠の茶屋駐車場 △1462

きれいなトイレとベンチがあり、ゆっくり支度できます。

 

トイレの建物を通ってスタート。

 

今日も無事に歩けますように。

 

はじめは階段ですねー。

 

硫黄臭がしています。

朝ごはん、いっぱい食べたからなぁ。

体が重い。

 

数分で、階段じゃなくなりました。

 

12℃ですが、風がなく暑い~。

雲は多いけれど、頭上に太陽が出ているのです。

首が日焼けしそうだな。


これから向かう峰の茶屋跡避難小屋は、風の通り道です。

そこで涼もう。

 

9:40 中の茶屋跡 △1610

 

葉脈が、絵に描いたみたいにクッキリ。

和菓子みたいだ。

練りきりでしたっけ。

 

峰の茶屋跡避難小屋が見えました。


那須岳、という感じの道になってきたぞ。


くるくると巻いた葉が花みたい。

 

トシをとったのに体重が増えてるんだから、そりゃキツイよな。

山で毎回同じことを思う愚かさ。

喉元過ぎればなんとやら、なんです。

そのときキツくても、いい景色見たらすぐ忘れちゃうからダメなんだよなぁ。

膝が痛む、とか切羽詰まっていれば減量に対して真剣になるかな…

 

右には荒々しい山肌が見えます。

でも、緑もある。

 

10:05 峰の茶屋跡避難小屋 △1725

やっぱりここは涼しい。

今日は「涼しい」なんて言っていますが、立っていられないほどの風も吹きます。

初めて茶臼岳から三本槍岳まで歩いたとき、ここで風の強さを知りました。

立ってられないほどの風というものをそれまで経験したことがなかったから、恐怖を覚えたくらいです。

 

分岐に「三斗小屋温泉」とあります。

三斗小屋温泉、懐かしいなぁ〜。

また、あの温泉につかりたい。

 

 

 

私は朝日岳方面へ。

さっき「荒々しい山肌」と思った山へ向かいます。

ほとんどが茶臼岳へ行くので、行く手に人はまばらです。

 

今回は、茶臼岳は行きません。

ロープウェイから近い山頂が「茶臼岳」です。

 

今回、登山道に雪があったのはここだけでした。

 

道はちゃんとあります。


遺跡みたい。

 

10:20 

 

迫力あるなぁ。

硫黄岳もそうですが、私はこういう景色が好きみたいです。

 

引っかかってるのだろうか。

これからもずっと落ちないのか。

 

 

遠くからだと「どこ歩くんだろ」と思っても、そこへ行けばちゃんと道があります。

 

ゴロゴロした道。


10:45 朝日の肩

 

朝日岳

ガスってるな。

あそこへ行っても何も見えないだろうし、三本槍岳と逆方向なので今回はやめよう。

 

すごい景色!

 

分岐ではちゃんと道標があり、迷いようがないです。

 

笹が茂る、普通の登山道になりました。

このあと、下山まで笹にやられます…


番号があると、救助要請をするときもスムーズですね。

登山口にあった地図と対応しています。

 

春の風景が広がっていました。

山肌のところどころ、あれは桜だと思います。

 


11:00 熊見曽根 △1808

清水平へ。

 

11:10


ガスってる〜。

 

少し下ります。

いや、少しではないか。

標高差60mくらい。

 

きれいに残ってますね〜。

 

木道も少しだけありました。

 

11:25 清水平

 

背丈ほどの笹の間を進みます。

あとから分かる。

これでもほんとに歩きやすい。

この先、笹でふさがれます…


芽吹きの季節っていいですよね。

これからだよ、がんばろうね、と励ましてもらえてるかのよう。

別につらいこと、なにもないんですが。

 

11:35 北温泉分岐

 

ベチャベチャ、ぬかるみが多くなります。

 

桜、きれい〜。

しかも、これから満開を迎えるんですよ。

蕾がたくさんあります。


あら、意外と雲がとれてる?

 

と思ったけど、やっぱりこうか〜。

 

あと少しで山頂。

続きます。