登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

買っちゃった

日帰り用リュックの新作で迷っていると、先日のブログで書きました。

献血する前に、半日かけてじっくり選ぼう。

 

 

Deuter(ドイター)は登山を始めた頃、中型と大型ザックでお世話になっていました。

少し重いのだけれど、間違いなく体にいちばんフィットして。

テント泊の重い荷物もこのザックなら大丈夫! と思えたものです。

最近は使ってなかったけれど、これは背負ってみたい。

写真の30リットルだと、日帰りには少し大きめサイズですが…

女性モデルとして23と28リットル、男性モデルとして25と30リットルがあります。

MOUNTAIN(Deuter Products)- Deuterドイター公式サイト|イワタニ・プリムス株式会社

30リットルという、山小屋泊もいけちゃうサイズで760gという軽さ。

それでいて背中にはパネルが入っているので、薄くてペラペラだから軽いというわけではない。

ショルダーハーネスのポケットが左右で違う形状です。

上から出し入れするポケットには水筒、サイドから出し入れするポケットにはスマホということなのでしょうか。

これがベスト! と思いましたが、私のスマホは入らなかった…

 

MILLETのGRXは、17と22リットルがあります。

寒い季節の上着を入れられる22リットルが候補。

ボトムに向けて小さくなっているので、バランスよく背負えそう。

この大きさで、ウェストハーネスがあるんだ。

ベストを着ているかのようなフィット感もいいなぁ。

GRX 22 | ミレー(MILLET)公式オンラインストア

背面長がSとMから選べます。

40リットルのサースフェーを長年使っていますが、そのSは背面長が43cm。

それと同じ背面長なので体にピッタリでした。

腰で重さを支えるタイプのザックは、背面長が合っているかが大事です。

 

 

こちらもMILLETの新作で「パルマラン」と読みます。

写真では35リットルのモデルを紹介していますが、25リットルが候補。

フロントのジッパーがいいなぁ。

ロールトップは好き嫌いが分かれそうではありますが、フロントのジッパーと大きなポケットのおかげで開閉は頻繁に行わなくて済みそう。

薄手の上着ならポケットに入りますし、フロントのジッパーを開けたら取り出せるところに雨具を入れておけばいいんですもん。

ロールトップだと容量を増やせるのでメリットもあります。

パルマラン 25 | ミレー(MILLET)公式オンラインストア

ただ、背面長がMのワンサイズなんです。

47cmだと、私には長いんだよなぁ…

腰を合わせると肩が浮いちゃう。

女性の体形には、ショルダーハーネスが胸のふくらみの外側を通るようにしたい。

これはショルダーハーネスを内側にずらせるようになっているので、胸に干渉しなくなります。

こうしたことで、サースフェーのMサイズより浮きは少なくなりました。

でも、完全にフィットした感じではないので、あえてこれを選ばないです。

この白なんて、絶対、女子ウケしそうなのにな〜。

たくさん売れたら、背面長Sサイズが出るかしら。

 

 

他にもmont-bellやMAMMUTのリュックを背負って試しましたが、GRXに決めようと思います。

 

 

細部の確認でMILLETのホームページを見ていたら、これを見つけました。

OFF LINE PROJECT 余剰生地から生まれた特別なコレクション | MILLET

廃盤になる商品の端切れを活用したグッズたちが並んでいます。

これは、ホームページからしか買えないのか。

ポチッ。

 

ザックカバーの端切れを使って作ったシートは、ポンチョ代わりにザックにしのばせておこうと思います。

30リットルのザックカバー2枚分なので、けっこう大きい。

ザックカバーをかけても、ショルダーハーネスやウェストハーネスって濡れるじゃないですか。

そこを覆って背負えたらいいなぁと思ったのと、少し雨宿りすれば止みそう、みたいなときに使いたい。

敷物にもなるので、濡れたベンチや地面に座る時も使えますし。

リスが頬張っているザックカバーのデザイン、かわいいと思ってたんですよね。

 

 

ギアバッグはいい大きさです。

普段の生活で活躍しそう。

黒の敷物も入っていました。

上は巾着袋のように閉じれます。

肩がけできる長い持ち手と、手で持てる短い持ち手の両方がついています。

 

マチもたっぷり。

底に敷ける板も入っていますので、型崩れしません。

底の色が側面と違うのも好き。

 

 

そして、GRX22。

なんといっても、左のウェストハーネスからショルダーハーネスにくっつけられるポケットがいい。

使わないときは収納できます。

ここって、ほんとにデッドスペースだったんですね。

腕を振って歩いても、全然当たらない。

私は写真を撮ったり、山を歩いていて感じたことやタイムなど頻繁にメモするので、出し入れの回数が多いのです。

水筒はショルダーハーネスのポケットでいいのですが、スマホやメモ帳は腰回りのポケットの方が使いやすいと感じていたのでちょうどいい位置。

 

で、やっちまいました。

MILLETの何がイヤって、このベロベロとしたでかいタグ。

たくさんの国のことばで書いてある。

ジャマなのよ、いつも。

服もザックも。

買うとまずやるのが、これをぶった切る作業なんだけど…

あーあ。

生地までざっくり切っちゃったよ。

縫わなきゃ。

めんどくさー。

チクチクチクチク。

7cm縫いました。

 

今使っている小型のリュック(GREGORYの16リットル)はショルダーハーネスにポケットがないので、ワークマンで買った大きなポケットが左右についているメッシュのベストを着ています。

像のワッペン、自分で貼りました。

気に入っています。

スマホなどの重みで揺れるから前を閉じたいので、冬以外の季節は暑かった。

いくらメッシュとはいえ、暑いときは暑い。

でも、胸元のポケットにはリップクリームと目薬、梅干しも入れられて便利なので、小型リュックのときは必ず着ていました。

このGRX22なら、ベストを着る必要がなくなる。

 

 

山のモノを選ぶのは楽しい。

それを選んだことで、山歩きが快適になったり楽しくなったり。

そんな未来、というと大袈裟かもしれませんが、山を楽しむ未来を想像できる接客ができたらと思いました。