聖地。
すごい表現です…

「涸沢、槍ヶ岳、蝶ヶ岳への登山口まで長い道のりの出発点」というイメージしかもてなくなっていますが、標高1500m、夏も少しは涼しい人気の山岳リゾートです。
登山口まで長い、と書いたのは河童橋から横尾までの平坦(標高差は100m)な道がとっても長いから。
黙々と歩くので2時間ちょっとですが、11kmもあるのです。
下山してきて疲れている場合は、とぼとぼ歩くので3時間弱かかります。
徳澤園のカフェ(あえてそう呼ぶ)に寄るのと、明神にある穂高神社の奥宮へおまいりするくらいしか、上高地の過ごし方が分からない。
ホテルのランチやカフェはどこも高いし、縁がありません。
一度だけアップルパイを食べました。
仕事終わり、新宿からの夜行バスに乗って山へ登りに来ていた頃は、ありがたいことに、バスターミナルの食堂が早朝からやっていてくれて、ガッツリ食べてから出発したなぁ。
大きなザックを背負った登山者しかいない(朝の散歩をしている方はわずかでした)ような時間帯、河童橋から美しい梓川の流れや、このあと向かう穂高連峰が見えて、すごくワクワクしたのを覚えています。
富士山や屋久島、と並んで「上高地へ行くんです」というお客さまもチラホラいらっしゃいます。
大正池から明神のあたりまで歩くことが多そうです。
「ツアーで行くんだけど、上高地で自由時間が3時間もあるんですよ」と聞くと、中途半端な時間だなと思います。
ホテルでランチやティータイムを楽しむなら余裕がありますが、歩こうと思うと田代池・大正池または明神までの往復しかできない。
もう少し足を延ばすならちょっと足りないなぁ、3時間だと。
せっかくここまで来たのにもったいない!
まぁ、歩くのを楽しみにする人ばかりではないからいいのか。
標高差600mを登れる時間と体力があれば、岳沢小屋まで上がると景色もいいんですけどね。
明神、徳沢は泊まったことがありますが、大正池から河童橋周辺ではないので、それぞれのホテルがどんな感じなのかを一挙に見ることができて、ためになりました。
私が泊まるとしたら、西糸屋山荘かな…
旅館風で食事も豪華な本館と、山小屋よりも個室感はあるけれど1室4人のドミトリータイプの別館があるんですって。
別館はお値段が抑えられているようです。
私のオススメは「中の湯温泉」です。
また泊まりたいなぁ。
今年の秋に横尾山荘に宿泊予定なので、特にじっくり読みました。
「環境保全のために利用者の協力を得ないと施設の維持ができなくなる。つまり登山ができなくなる」
本当にそうだと思います。
ストックによる登山道の崩壊だって。
道がなくなれば、いつか登れなくなってしまう。

上高地の成り立ちなんかをじっくり読みこんで記憶できたなら、いつかお客さまに披露できるかもしれないけれど、ここらへんはあまり興味を持てず、読み飛ばし記憶に全く残りませんでした。
限りある脳のスペース、とっておかないと。
最近、ほんと覚えていられない。
でも、お客さまが「次は〇〇に登るんだ~」と話してくださったことは、かろうじて覚えていられています。
それが覚えていられるならいっか~、と思っています。