登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

100かぁ…

100…

歩いてみたいルートは、まだまだたくさんあります。

でも、この先の人生で登りきれないだろうな。

私は、夏と秋しかアルプスの山々へ登れないのだから。

 

以前、献血をしたあとにイベントをやっていて、手相を見てもらう機会がありました。

「あなた、健康で長生きするわぁ〜」

やった!

でも長生きしたとしても、60歳を過ぎたらアルプス縦走は行かないつもりです。

今まで登ったことがあって、1泊2日で行ける燕岳や蝶ヶ岳往復、くらいまでにしておく。

 

「今の年齢なら遭難しない」というわけではもちろんないけれども、山岳遭難のデータが示すとおりだと思うんです。

年齢が上がれば、リスクも上がる。

梅雨が明けて遭難の記事を目にすることが増えましたが、滑落などではなく、疲労がほとんど。

「(登山口や山小屋まで)あと少しだから、ザックは置いてって、なんとか歩けなかったのかな」と思うことも正直あります。

 

確かに10年前に比べて気温が高く、真夏はしんどいと感じます。

でも、これは計画をたてる段階で防げることではないかと思うのです。

やっとこ歩ききれるような計画にしない。

歩いたことがないルートなら余計に。

 

まして、私は単独行です。

だからといって、ツアーには参加したくないんだよなぁ。

私は、私のペースで山を楽しみたい。

誰かのペースで歩き続けられないって、いつも思います。

そこからの景色をゆっくり見たくても、疲れても、自由に止まれないじゃないですか!

 

今、40代後半。

これからも定期的に登り続けて、体力を維持できれば「65歳くらいまでいいかな」とのびるかもしれないけれど、自分でやめるときを決めなければと思っています。