登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

夏の終わりの肌

お客さまに

「すんごい黒いけど大丈夫?」

と、毎年心配される私の肌。

春から秋までに3回ほど皮がむけます。

私は「肌が生まれ変わった」と前向きにとらえているのですが、どうやら世間は違うらしい。

むけるほど焼いちゃダメらしい。

腕も首の後ろも黒い。

耳の後ろなんて、皮はむけないけどただれることがあります。

 

「山ではどんなケアしてますか?」

スミマセン…

お役に立てそうもありません。

一応、

「山小屋へ着いてから、コンビニで買ったクレンジングシートで拭き取ってぇ〜、オールインワンクリームつけてます」

それないわぁ〜、みたいな反応されるか、爆笑されるか…

 

逆に心配されて、自分の使っているクリームを教えてくださったり、いただくこともあります。

 

ただ、私には強い味方がいます。

美人なのにかわいらしいエステティシャンの友人がいまして、毎月ではないけれど、日焼けと乾燥のケアをしてもらっています。

肌のためというより、好きな友人に会いに行っているという感じですが。

 

「これじゃいかんのではないか」と、毎年チラッと思う瞬間もあるにはある。

でもめんどくさい。

私は他人の肌を気にしない。

よって、周りも私の肌を気にしてない、という結論に着地し、日焼け止めは気の向いたときだけ、パパッ(おそらく、まだら)と塗って終了。

 

山や海に行かない私だったら、肌が気になっていたのだろうか。

やり直しのきかない人生ではありますが、これからも日焼け止めを一生懸命塗る人生にはならないのだろうなと、仕事帰りの電車で思っています。