登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

初めての高尾山

お店に新人さんが2人います。

山には一度も行ったことがないそうで。

会社が主催する研修がありますが、まだ先のこと。

「今度、山へ行くとき一緒に連れてってあげてよ〜。シフトずらすから」と店長。

 

行くなら早い方がいいね!

初めてなら晴れてる日にしたい。

ここしかないじゃん、って日があったので行ってまいりました。

 

やっぱり高尾山ですね。

今後、ひとりで行くこともできるでしょうし。

金時山は研修で登る可能性がありそうだからなー。

 

持ち物は「自分で考えな」と言ってあります。

そして「今まで勉強してきたなかで、その日の気温に最適と思われるレイヤリングをしておいで」と。

命に関わる失敗はダメだけど、ちょっと困るくらいの失敗はした方が覚えるし。

「こういうものだ」とただ覚えるよりも、経験すれば記憶として定着すると思います。

 

3日間降ったりやんだりしていた雨も、前日の昼過ぎにやみました。

道は乾いているだろうか。

ぬかるんでいるところもあるかもしれないが、今日はともかく快晴。

ヒノキの花粉がバンバン飛んでそうだな…

 

で、10時に高尾山口駅集合です。

「トイレがどこにあるか」を事前に調べることも大切だよ、と言ってあります。

歩くルートは2人の希望したところにするつもりです。

自分の行く山がどんなところなのか知らず、連れて行ってもらうだけではね〜。

ついていくだけになっちゃいますもん。

 

高尾山へ行くときにこの車両に乗れると、すっごく嬉しくなっちゃう。

 

桜が満開でした。

一丁平まで行ければもっと桜を楽しめます。

 

登りは6号路、下りは1号路に決定〜。

まずはお地蔵さまにご挨拶。

 

この日の気温は20℃でした。

暑い暑い暑い!

水の音が涼やかな6号路はいいですね。

「もう階段いやだ〜〜〜」という泣き言を「さっきは階段ありがてぇ、歩きやすいって言ってたじゃん」と、聞き流しながら最後の長い階段を上りきり、山頂へ。

運動不足なのに、1時間20分で着いたのですから大したもんです。 

 

富士山はお隠れでした。

それでも嬉しそうに景色を眺める2人の姿に、私も嬉しくなりました。

 

持ち寄ったお菓子を分け合い、おやつタイム。

ビスコも2人に好評でしたが、私は最近これが好き。

 

薬王院でおまいりをします。

 

正月明けに甥っ子と薬王院でひいたおみくじは凶でした。

それから3ヶ月。

書かれていることに少しは気をつけてきたつもり。

せっかく来たから、みんなでひくことにしました。

 

やったー、吉だった!

旅行もよし、か。

来月、ツレと四国一周するのです。

「定年退職したらいこうね」と言っていた四国へようやく行ける。

 

さて、どこでランチにする?

ワイワイしながら薬王院から近い権現茶屋へ。

あら、蕎麦がないんだ。

だから空いてるのかなぁ。

店の前で団子を食べている人は多いけれど、12:30なのに店内はガラガラです。

でも久しぶりに入ったので、季節限定の豆乳ラーメンにしました。

前に食べた天狗ラーメンは好きだったけど、これはちょっと…

ぬるい。

そして、とろろ入りの雑穀棒がイマイチ。

2人はそれぞれ、八王子ラーメン、じねんじょよラーメンでおいしかったそうです。

 

団子にしときゃよかったー!

ここの団子は好きなのです。

 

腹ごなしに、4号路の吊り橋まで往復してからおやつタイム。

ここ数年、何度か通りましたが、天狗焼はいつも行列で食べれていませんでした。

が、今日は15人しか並んでない!

後に並んだ人たちも驚いていました。

「並んでないから食べようよ〜」って、そりゃなるわ。

甥っ子と来たときは長い長い列であきらめさせたのです。

新商品の最中アイスは、隣の店で売っていました。

450円はちょっと高いな。

中のアイスは、黒豆の断面がいくつか見えますが味は黒豆をそれほど感じません。

黒豆のあんがおいしい天狗焼の勝ち!

 

1号路、この先は舗装路の急坂です。

2人は膝をガクガクさせながらゆっくり下りました。

「下りのほうが大変ですね」

それに気づいただけでもすごいよ!

ゴールは山頂ではなく、体力も気力も下り終わるまで残すんだよ。

 

無事に下山しました。

599ミュージアムへご案内して、虫や草花の標本を見ます。

 

え?

まだ食べるの?

付き合うよ…

 

原木椎茸のフライ、とろろ蕎麦、むかごの素揚げ。

「むかごって初めて食べるー」

「おいしいのに名前がイヤー」

むかごは小さな芋です。

私が初めてむかごを知ったのは高尾山の山頂でした。

12月頃だったように記憶しているのですが、山頂直下でおばあちゃんが売っていたのです。

「炊き込みご飯にするとおいしいよ」と言われ、それから見かけるたびに買うようになりました。

たまにスーパーでも見かけます。

あー、食べたくなってきた。

 

 

次の出勤のとき

「高尾山ならひとりでも行けそうです。休みの日にまた歩いてみます」

って、言ってくれました。

 

2人が山を好きになってくれたら嬉しいなー。