登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

昨日の続き

高尾山へ行く前日のこと。

「気温は17℃だって。それって何月頃の気温かわかる? そのくらいだと何着てる?」

私の質問に沈黙する新人の2人…

そうなのか。

普通に暮らしていたら、気温とかあまり気にしないのかな。

 

まだまだ先になる会社の研修登山に向けて、すでにレインウェアは買った2人。

風がまぁまぁ強い予報だったので、

「これで風を防ぎます!」

いらんがな、暑いがな。

 

山の天気は変わりやすい。

レインウェアは必須アイテムです。

が!

その気温で高尾山なら、風は入ってこないと暑いと思うよ…

でも言わない。

自分で知ることが大事だから。

 

まだ詰め込まれた知識しかない2人ですが、たった一度の高尾山で私が教えなくてもたくさんのことに気づきました。

「レインウェア暑いです…」

そうでしょー。

だから着れば少しだけ暖かくなって、でもあえて風は通すウェアをお客さまは買っていくんだ。

 

ウェアの脱ぎ着のタイミング、水分補給のタイミング、なども自分たちで声をかけ合ってやっていたし、

「雨でレインウェアを着て歩いたらどんなふうなのか知りたいから、雨の日の行ってみたいと思います」

そんな言葉が聞けるとは…

嬉しかったなー。

 

経験に勝る知識はない、と思うのです。

例えば厳冬期の雪山に行きたいお客さまが来店されたら。

知識はある。

だから今持っているものを聞いて、必要なものをご提案することはできる。

でも、経験しなくては気づけないことをお伝えできればもっといいと思う。

だから、厳冬期の雪山へよく登っているスタッフの手が空き次第、交代しています。

 

2人がたった一度、山を歩いただけで気づけたことはたくさんありました。

これから知識も経験も増えていくのでしょう。

経験がプラスされた知識で接客してほしいなぁと思いました。

 

私もがんばるぞー。