登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

職場の新人さんたち、初めての富士山へ その1

「自分の体力、技量を棚に上げていいから、行ってみたい山ある?」

新人さんたち2人から「富士山!」と即答で返ってきました。

へー、やっぱりそうなのか。

今まで連れて行った全員、下山のあと脚がプルプルだったので、翌日も仕事を休ませてあげたいのですが…

店長に相談すると「俺が出るからいいよ」とのこと。

さすが!

五合目までの移動日、登頂から下山、翌日の休養と3日間の休みをいただいて行ってまいりました。

 

できるだけ自分たちで準備してほしい。

リストを参考にしながら今まで得た知識と自分の体力を考えて、背負う荷物を決める(もちろん質問は受け付けますが)こと。

防寒具は真冬の朝に耐えられるかを想像して選ぶこと。

大砂走で下ってみたいと言うので下山は御殿場ルートを予定していますが、登頂した時点での天候や疲れ具合で変えるかもしれないので、御殿場口五合目と吉田口五合目からの帰りの交通手段・時間を確認しておくこと。

山岳保険に入っておくこと。

 

いい景色をたくさん見て楽しく歩くのが1番ですが、これからの接客にも存分に生かしてほしいので、歩きながら感じたり考えてほしいことも、店長と相談して用意してあります。

 

バスタ新宿から出発する富士五湖線なら「スバルライン富士山五合目」まで乗り換えナシ。

初日は五合目に着けばいいだけなので、渋滞しても心配(してほしくないけど)もありません。

それぞれの自宅から近いバス停で乗り込みます。

高速バスのハイウェイバスドットコム 全国の高速バスを簡単予約

 

11:50

標高2305mの五合目に到着。

これから出発するツアーの人たちで広場はいっぱいでした。

「こんなに人がいる!」と驚く2人。

 

まずはランチだね。

頻繁に来ない場所です、食べてみたいものを食べよう。

レストラン | 世界遺産「富士山」スバルライン五合目 富士急雲上閣

青いカレーはココナッツ風味でした。

苦手だった…

 

足慣らしでこのあと「お中道」を散歩しようと思っていましたが、お店がたくさんあってグッズを見るのが楽しくてやめました。

でも、いつか歩いてみたい。

富士山「御中道」トレッキングコース情報 | 初心者のための富士山登山

大沢崩れまで行けなくなってしまったのが残念です。

 

「富士山の空気ですって! これ、店長へのお土産にします?」

ううん、いらないと思う。

 

目移りしますねぇ。

熊鈴を持ってなければ買いたかったー。

ピンバッヂは好みのものがありませんでした。

 

ポテトチップスの袋もパンッパン。

「初めて見ました、こんなの〜」

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郵便局があります。

「でも山頂で出したいので」と出さず。

この郵便局は山梨県ですが、山頂の郵便局は静岡県です。

富士山の柄の切手があれば、ここで出すんだけどなぁ。

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急に霧に包まれました。

「山の天気は変わりやすい」と教えてもピンときていなかった2人ですが、このあと目まぐるしく変わる天気を体感することになります。

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霧の中、なぜか展望台へ。

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冨士山小御嶽神社/富士の国やまなし観光ネット 山梨県公式観光情報

幻想的ですねぇ~。

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神社ですが、撮影OKとのことです。

かっこいー。

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蛇口をひねればすぐに水が出るって当たり前じゃないんだよ。

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富士山メロンパンだ。

ひとりで来たら食べることなかったでしょうが、3人で分け合いました。

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ほんのり甘くておいしいです。

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買う。

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下山時なら買いたい。

軽いけどかさばるからなぁ。

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オシャレなカフェ。

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宿泊すると記念の木札がもらえるのですが、それを提示すればコーヒーか紅茶を1杯飲めます。

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「明日、富士山で食べたいです」

七合目で食べてました。

ほんのり甘くておいしかったそうですよ。

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こんなお弁当も売ってるんですね。

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15:00チェックイン。

今夜は、若者たちのリクエストで個室に宿泊します。

富士山みはらし 〜 富士スバルライン五合目・富士登山者の休憩・宿泊所

大部屋で他人と寝るのは絶対嫌がるだろうから、雲上閣のカプセル個室にしようと思っていたのですが、まさかの「みんなで一緒に寝たい」

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そうなのね…

意外です。

というわけで、こちらの3人用の個室を予約しました。

ひとくち羊羹と500mlの水をいただけます。

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「八合目あたりまで登っておいた方が、翌日の歩行時間が短くなるし楽じゃないんですか?」

私がこの日程のことを話すとよく言われます。

標高の高い八合目での就寝(寝ると呼吸が浅くなる)によって高山病を発症、症状が悪化する人もいて、そうなったらもう下山するしかありません。

五合目でゆっくり体を慣らしてから寝て、登頂から下山を1日ですませるこのスタイルの方が元気に歩けると私は思っているのです。

接客時に相談されればこの日程をご提案していますが、50代や60代でも高尾山などを何度か歩いて準備してきた方々は1日で歩けています。

休みの都合もあるでしょうし、ご来光はどうしても山頂で見たいという方もいらっしゃるでしょう。

その場合でも、八合目に着いて「もうクタクタ~、ちょっと寝よう」はNG、1時間は起きていてほしいですとお伝えしています。

 

パッキングをし直して、まだお腹は空いていませんがラストオーダーが17:30なので「みはらし」のレストランへ。

食べたかったスタミナ豚丼(数量限定)もカツカレーもチキンタツタラーメンも売り切れでした。

しょんぼり。

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富士山の丼でした。

食べていくと「3776」と富士山の標高の数字が見えてきました。

海苔の「日本一」がいいですね。

 

五合目ですが、部屋の中がとても暑いんです。

窓を開け放していてもいられません。

外のベンチで涼んでいると、雷鳴が聞こえてすぐヒュゥッと冷たい風が吹いてきました。

屋根があるところへ戻るよっ!

「なんで走るんですかー?」

いいから走れ!

建物に入ったら大雨。

「え…」

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20分後、また青空になりました。

「え…」

「こんなに天気変わるんですか?」

知ってもらえてよかったよ。

さっきまで雲の中だった富士山も見えてきました。

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ダイナミックな夕暮れです。

「早く登りてぇ、楽しみだ」

「私、登れるかな…」

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19:00頃、外が涼しくなって、やっと部屋の中の温度が下がりました。

が、私にはまだ暑い…

明日は1:00に起きる予定です。

寝なきゃって思うんだけど、緊張と暑さで眠れない。

 

さてさて、明日はどんな登山になるでしょうか。

続きます。