まさかまさか。
一睡もできないなんて…
五合目なのに部屋が暑い(もちろん扇風機などはありません)のでずっと窓を開けていて、夜遅くに少しは涼しくなってきたものの…
久々(4年ぶり)に歩行時間が長い山へ「連れていく」という緊張もありました。
寝とかなきゃと思うほどダメですね。
0:47。
あきらめてストレッチを始めました。
寝起きが悪そうに見える2人(失礼しました)ですが、パチッと目覚めてビックリ。
ザックを持って、ササッと1階へ下ります。
個室なので飲食も可能ということでしたが、寝ている人たちがいますしね。
小さくても話し声は響きます。
自分がいつも山小屋でヒソヒソペチャクチャに起こされるので、そういうことはしたくない。
7時間前にラーメンやカレーを食べたというのに「腹ペコだ」という若者たち。
私もパンをひとつ食べ、トイレをすませて出発〜。
1時半過ぎですが、こんな時間にもたくさん乗っているバスが来た!
ビックリです。
続々とバスを下車し、広場の地べたに寝そべって休息をとっていました。
私たちは五合目に宿泊しているので宿泊証明書を提示して、ゲートが開放される3時よりも前に入山することが可能です。
今、到着した方々は3時以降の入山となります。

バンドはザックに付けるよう指示されました。
事前に通行予約をとると記念品(吉田口は木札でした)もいただけます。
帰ってツレに見せると「欲しい」って。
リュックにつけてあげました。
あ、ハンコだ。
山に持参しているハンコ用のノートにペタン。

1:50 吉田口五合目 △2305
よし、行こう。

夜景も星空もとてもきれい。
晴れてるなー。
レインウェアを着ずに下りてこられますように。

2:10 泉ヶ滝 △2275

2:40 安全指導センター(六合目)△2390

いい夜明けを迎えられますように。

七合目から続く山小屋の灯りが見え始めました。

4:00 花小屋
無風で暑い。
いつも私を暑がりだと笑う2人も「ほんとだ、寒くない」
そうでしょう、そうでしょう?
私はおかしくないのです。

このあとしばらくは幅の広いジグザグ道で、緩やかに高度を上げていきます。
最初がこうだと体がラクですね~。
「最初はつらかったけど少しずつ体が慣れてきました」
30分から1時間、体が慣れるまではゆっくり行こうと言ってあります。
岩場が出てきました。
「ここガケですね。店長、嘘ついた。ずっと平らって言ったのに」
これはただの斜めな登山道でガケではないし、ずっと平らだったら山頂にいつまでも着かないね。
真っ暗な中、こんな道を歩くのはきっと初めてでしょう。
これも、山頂でご来光を迎えなくてもいいのではないかと思う理由です。

ほんとにきれいな色。

4:10 七合目 △2700

「おぉー」
2人から歓声が上がります。

男の子は昨日、五合目でミニ金剛杖を買っています。
トモエ館で焼印をジュー。
この日、初めての焼印だったので温めるのに5分ほどかかりました。


だいぶ明るくなってきました。
このあとは、ずっとこんな道です。
これ、ガケですかね?

4:35
まもなく夜明けですが、厚い雲が…

4:50
お出ましになりました。

「雲海、初めて見た…」
そっか、よかったね。

もともと赤い斜面を、太陽がさらに赤く染めます。

山小屋があるたびに座って10~20分休憩してしまうので、なかなか進みません。
休み過ぎると疲れるよ、と話すのですが「座らないと無理です」と言われちゃうと強く言えなくて。
1~2分の立ち休憩ならいいんだけど。
5:05 △2900
真っ暗なうちにこの鳥居を通過できると思っていたんだけどなー。


なんかいいなぁ。
私も次に来ることがあれば、焼印もらおうかなぁ。

「これでピザ生地をこねられるんじゃないですか?」
角があるからガタガタになるんじゃないかな。
そもそもピザ生地なんて、私は家でこねないよ。
山中湖が輝いてる。
何度も登ってきたけれど、初めて見る色でした。

何度も振り返って、登ってきた道を見る。
自分の足を信じられる瞬間です。

6:15 八合目の始まり △3020
普段ならたった2kmかぁ、と思えるのですが…
長く感じるなぁ。
たぶん、疲れてます。

休憩が多すぎる。
私がトイレに行く間、先に進んでいてもらいます。
きれいなトイレー。

風雨が強いとき、トイレに避難する人けっこういるんですよね。

「予定していた時間よりどうですか?」
すっごく遅いわけではないが…
このペースが続くなら、1時間半〜2時間オーバーすると思う。
もしかしたら、と予想していたので2時前に出発したのですが、下りで余裕がなくなるのが心配。
休憩が多くて疲れます。
どうしたら座り込んで休憩しない方がラクなのだと分かってもらえるか。
少し風が出てきて気持ちいい。
2人とも「疲れた」とは言うものの、足運びがスムーズになってきました。

ずっとついてくる虫がいるのですが、その虫を「店長」と呼んでてウケる。
「きっと見守ってくれているんです」
週末、職場で店長に言うと「オレ、虫なんだ。なんか死んじゃってるみたいだね」と笑ってました。
7:05 白雲荘
水やソフトドリンクが700円。
高いと思いますか?
水は重い。
体力をお金で買うというのも選択です。

「あとちょっとだ」
「疲れた」
「ガンバレガンバレ」
「店長も見守ってくれている」
ひとりが繰り返し発声しています。
情緒不安定すぎないか?
高山病にそういう症状がないか心配になって、検索しちゃいましたよ…
続きます。