登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

函館へ その4

チェックアウトして、空港に手荷物を預けに行きました。

ツレが持っていた荷物も全てつっこんだスーツケースは、行きよりもずいぶん重くなっていましたので。

タクシーの運転手さんが登山をする方で、恵山のオススメの季節は6月、ツツジのときだと教わりました。

紅葉も良さそうだけど、どっちの季節に登ろうかなぁ?

 

私が片手で持って重いな、と思うのは20kg以上です。

JALのカウンターで計ると、19.6kgでした。

当たったぞ〜。

 

空港からはバスで「湯の川温泉」へ戻り、路面電車に乗り換えれば病院へ行けます。

バス停に並んでいると、飛行機から降りてきたみなさんが口々に

函館駅に着いたら上着買う」

「長袖シャツをはおったくらいじゃ、太刀打ちできない」

と震えています。

私は「涼しいなぁ」と思っていたけど、どうやら寒いらしい。

このとき気温は18℃、風もありました。

今週の北海道は本当に暑かったようですが、たった2週間前、七夕の頃はこんな気温だったのです。

 

鮫川だけど、イカなのね。

 

昨日の夕方の回診で、ツレが主治医に

「ダメ元で言うけど、お寿司が食べたい」

よく言えるね、そんなこと。

お腹が痛くて入院してるのにさ。

主治医「いいよ〜、せっかく来たんだから最後に1食だけでも、おいしいもの食べて帰りなよ」

はい?

いいんですかい?

 

看護師さんもビックリ。

病院食がけっこうな量でフライなんかも出てたから、空きっ腹なのに割と重いものもオッケーなんだなぁ、とビックリしてたけど…

まさか、生モノもいけるとは。

なら、昨日私が食べたいって思った回転寿司にしようよ!

「聞いてみるもんだ〜、嬉しい〜」って、ツレはニコニコしてました。

「聞いたから、そのお店で食べられるんだよ。感謝してね」

って言われたけどさ…

そういうもんかね?

ま、いいや。

元気になってくれたってことだ。

 

朝ごはんを残したツレに、主治医が

「あれ、食べれなかった?」

「昼に寿司食べるから残した!」

主治医が笑ってたって。

 

ツレは、函館の景色は病院のベッドから見た空だけ。

でも看護師さんたちのやわらかい話し方、方言で「旅行に来た~、って感じだった」

確かにみなさんの口調にとても癒されました。

ほんとに大変な仕事。

この仕事を選ぶ覚悟がすごいです。

私にはできません…

 

 

入院費用の精算をして、タクシーで五稜郭へ。

この黄色い消火栓、どこにでもあります。

到着までツレと数えてました。

追記:

今日の夜、ブラタモリで函館を歩いていました。

函館は火事が多い街だったそうで、素早く消火できるように、アメリカの消火栓を真似て作られたものなんですって。

 

函館市五稜郭の食事どころ『四季海鮮 旬花』 - 函館卸市場から仕入れた旬の素材をご堪能ください

開店まで20分。

ツレはメニューをじっくり眺めて、ニヤついています。

 

ウニも2貫660円と安くておいしかったけれど、やっぱり食べたことのない魚にしよう。

炙りばらめぬき、おかわり!

 

あまり食べられないなら、十貫盛がいいと思います。

アンコウだけ、いまいちかなー。

にしんがおいしかった!

 

「油坊主のあら汁」は、ぷるんぷるんの身がたくさん入っていました。

 

ツレは「どれ食べてもおいしい~」と、10貫ほど食べました。

私は最後に再び、炙りばらめぬき!

 

デザートは、プリンと蜂蜜アイス。

六花亭が近くにあるので、そちらで食べてもいいと思います。

 

昨日より曇っている分、汗をかかずに歩けそう。

五稜郭をゆっくり散歩しました。

たんぽぽが風で揺れていて。

 

ツレがお土産を買いたいと言うので、六花亭へ。

昨日おいしかったので、カフェではなく「雪こんチーズ」と「アイスサンド」にします。

 

パンケーキなんかもあるのね~。

みなさんのテーブルにのっているお茶のポットが、六花亭の柄ですてきです。

 

退院してから2時間たちました。

お寿司も食べたし、散歩もして、六花亭も行けたね。

空港で、主治医から搭乗許可が出た診断書を渡しチェックイン、出発ロビーへ。

2日前までの様子だと、もともとの飛行機に乗れると思いませんでした。

いきなり回復した。

 

アイヌの人々が使っていた道具の展示がありました。

ホタテの殻がおたま!

 

出発ロビーにカフェがあり、この看板を見たツレが「カレーも食べたい」

食欲すごいな!

4日前のうつろな表情がウソのよう。

 

また、函館へ来ようね。

「来年まで待てるかなぁ、今年中に来たい」

 

あ、そうそう。

初めてのクラスJの座席は、肘掛けも幅が広く、背もたれはすでに、エコノミーでこれだけ倒せたらラクチンだ、という角度に倒れており、窮屈な感じが全くありませんでした。

斜め前に座っていた人の真似をして、枕の両脇に角度をつけてみたら、頭が支えられてうたた寝がしやすかったです。

 

東北の山々が眼下に見えて興奮。

男鹿半島が見えたあとに、残雪の山が見えました。

鳥海山かなぁ?

海から近いし…

 

この上を歩いてみたい。

ドラえもん、それを叶えてくれる道具を持ってましたよね〜。


蔵王の冬の風物詩、モンスターみたいな雲です。

 

飛行機が下に見えました。

どこへ行く飛行機なんだろな。

 

おしまい。

 

お世話になったみなさん。

本当に本当に、良くしていただきました。

ありがとうございました。