登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

2024年 奈良へ その1

始発の電車に乗り、新横浜へ。

都心に出ると混む、東京駅でさらに混む、を避けたいと思い、新横浜から新幹線に乗ったら、思った以上に気持ちがラクでした。

 

のぞみに乗って、京都に着いたのは9時前。

お腹すいた〜。

 

こんな自販機が、ホームにありました。

出来上がりの時間が書かれていて親切。

きっと出発間際にボタンを押して、カップはそのままに、慌てて新幹線に乗った方がいらっしゃったんでしょうね。

ドクターイエローブレンド、気になります。

コーヒーがのめないのが残念だ。

 

駅前のポルタの地下街には、モーニング営業しているお店もあるようです。

紅茶のリプトンのカフェもありましたが、なんか、もっと違うのが食べたいなぁ。

イノダコーヒーに決めた。

イノダコーヒ(INODA COFFEE) | ネルドリップコーヒーとレトロな空間を楽しむ喫茶店

お肉が入っているサンドイッチがおいしそうだったので。

ちょっと辛めでおいしい。

もっと食べられる。

ツレはミックスサンドを注文。

半分くれ。

美しい断面だわぁ。

フルーツサンドも食べちゃおう。

大満足です。

 

JR「みやこ路快速」で、奈良へ向かいます。

京都から奈良までは約1時間。

京都の東寺におまいりしてから奈良へは夕方着けばいい(ゆったりスケジュール)と思っていました。

しかし2日目が雨予報になったから、何度も行っている東寺は今回はやめて、すぐに奈良へ向かおう。

 

奈良は、京都より混んでいませんね。

外国の方がぐっと減るからでしょうか?

いや、日本人が少ない。

もともと京都より訪れている人数は少なそうだけれど、日本人の割合が京都よりずっと少なそう。

 

今夜泊まるのは、ホテル日航奈良。

フロントで荷物を預けて、薬師寺へ向かいます。

JR奈良駅からは、バスで20分ほどで薬師寺唐招提寺エリアに着きました。

渋滞もなくていいなぁ〜。

バスがこんな細い道を行けるなんて。

運転技術が未熟な私からすると、恐ろしいです…

 

 

梅が咲いていました。

 

仁王門がすごかった!

色の鮮やかさに目を奪われていたのですが…

踏んでますね、思いっきり。

仰向けで腹をやられちゃあ、いてぇだろう…

あ、頭もか。

ぐふぅ。

って、言ってそうです。

 

美しい建造物です、ほんとに。

「すごいねぇ」「きれいだねぇ」しか出てこない。

こんなに美しいんだ。

たくさんの人に見てほしい!

 

この金堂(こんどう)に、真ん中に薬師如来さま、その両脇に日光菩薩さまと月光菩薩さまが安置されています。

ふたりの菩薩さまは、腰を少しひねっていて優雅な佇まいでした。

「金堂」の説明のページに写真が出ていますので、ご覧いただければと思います。

金堂 - 奈良薬師寺 公式サイト|Yakushiji Temple Official Web Site

 

お釈迦さまの十人のお弟子さんの像もありました。

みんな、痩せてる。

自分のお腹を見下ろし、なんともいえない気持ちです。

朝からいっぱい、最後にフルーツサンドも食べちゃったしなぁ…

 

このツヤに、時を感じます。

青龍、白虎、玄武、朱雀とありました。

全部、すてき!

 

高い建物がなく、背景が山なのもいいんだなぁ。

開放感がすごい。

来れてよかった。

ほんとによかった。

ここ、好きです。

その日の夜に「また行きたい」って思ったくらい。

 

薬師寺からすぐ、唐招提寺に到着。

唐招提寺

千手観音さまの迫力、盧舎那仏(るしゃなぶつ)さまの表情…

お寺や神社で夢中になっているとき、

「私は圧倒されに、こういう場所へ来るんだな」

と思います。

 

仁王さまに踏まれたりしてますけど、鬼の表情も好き。

探してみると、軒下で支えてたりしますよね。

 

国営平城宮跡歴史公園

平城宮跡(へいじょうきゅうせき)はだだっ広く、全部まわるには2時間近くかかるのではなかったかしら。

ちょっと歩き疲れたので、大和茶ソフトクリームで休憩して、ホテルへ帰ろう。

 

JR奈良駅の2階にある天極堂で、うどんを食べます。

吉野葛をつかったメニューで、ここではご飯よりもうどんが好き。

吉野本葛の老舗・奈良・井上天極堂の公式サイト

胡麻豆腐のほかに、デザートに葛餅(できたて)もついてきます。

さっき、平城宮跡でソフトクリーム食べましたけどね。

 

うどんを食べたのは16時前でした。

「お腹すくかも〜。柿の葉寿司を買っておこうかな」

と、お釈迦さまのお弟子さんの痩せた身体を見たことすら忘れて、夜食にするものを探してさまよっていると、焼鳥のいいにおい。

夜食、これに決定。

そして、焼鳥には米が必要です。

おにぎりも買いました。

 

その近くのお店で見つけました。

柿の最中です。

味見としてひとつ買って食べたら、こりゃおいしい!

日持ちするし、お土産決定〜。

柿ジャムと柿バターも。

 


以前、ツレと京都へ3日間行ったときのこと。

混雑を避けて、紅葉が終わりかけの頃に行きましたが、さすが京都。

たくさんの人でバスはすごく混雑しており満員のためバス停を素通り(乗車させない)することがあったので、バスに乗らずに電車と徒歩でお寺などをまわりました。

手術したあとにもかかわらず、元気な様子なので、つい病気だということを忘れてしまい、3日間で10万歩も歩かせてしまいました…

 

ということで、今日の歩数は18142歩。

続きます。

 

 

日常にひそむ危険

先日、山へ行ったとき、電車で読んだ本です。

 

縁起でもないタイトルですが、アウトドアでの事故は、ちょっとした気の緩みに端を発するものがほとんどだと思います。

華々しい死なんて、ありません。

この本では、原因となることがあまりにも身近すぎて、こんなことで山で命を落とすのはイヤだなぁ…と。

それでもやっぱり登り続けたいから、一歩一歩を慎重に、と改めて思いました。

山だけでなく、海での事故も載っていました。

ダイビング中にオニヒトデを見つけると、手近に程よい大きさの石があれば、その場で叩き潰して駆除をするガイドさんもいます。

そうしないと、そのたった1匹のオニヒトデに、周囲のサンゴがすべて食い尽くされてしまうから。

石をぶつけたそのとき、オニヒトデのトゲが手に刺さり、命を失ってしまったガイドさんがいたそうです。

オニヒトデの駆除は、その海に潜るガイドさん達が定期的に行っていることも多く、亡くなったガイドさんにとっても特別なことではなく、日常だったと思うのです。

それでも、何回もやってきたことでも、こんな結果になってしまうことがある。

危険に対しては、慣れすぎない心構えも大切なのかもしれません。

 

豚のテーマパークへ行ってきました

サイボク

鶏肉がいちばん好きだけど、豚肉も好き。

羊肉も馬肉も、もちろん牛肉も好き!

一度、行ってみたかったのです。

埼玉の滑川町でゴルフをしたあとに寄りました。

お腹がぺこぺこの時間に行けなかったのはちょっと残念ですが、お土産をいろいろ買えたので、レストランは次回。

 

厚切り(薄切りもあります)のレバーがあるではないですか! 

 

よし、レバーとニラだけのレバニラを作ろう。

ここのつ《公式》|究極のレバニラ定食|北千住

北千住の「ここのつ」で食べて以来、もやしが入っていない方がいいと思うようになったのです。

「レバニラ」という名前なのに、なぜ、ほかの野菜が入ることをヨシとしてたんだー! と言いたいくらい。

座席の狭さがイヤなのに、何回も通っています。

レバニラ「ダブル」を注文すると、満足度がかなりアップするのでだいたいそれにしています。

 

さて、サイボクに話を戻します。

この看板に、強く同意する!

お米、大好き。

 

園内にはたくさんの顔ハメがありました。

ツレはもう、何も言わずとも自ら顔をハメに行ってくれます。

「なんでいつも目つぶっちゃうの」とか、なんだかんだ言われるのに、いつもやってくれます。

今回は最初から、目をとじてましたけどね。

 

事前にホームページをチェックして「バラなんこつ」と「レバー」がいちばん買いたかったものです。

バラ軟骨が見当たらなくて店員さんに聞いたら欠品と言われて、かなりしょんぼりしていました。

 

レバニラをつくるからニラを買わなきゃ~、と野菜コーナーに行くと…

あるじゃんか!!

しかも大量に。

在庫管理、どうなってんのよ?

ここより絶対、肉の売り場に置いた方がいいと思うけど。

ともかくラッキー♪

 

帰ってから、カシラを焼いて、この真っ赤な味噌ダレをつけて食べました。

だって、こんなおいしそうなコロコロとしたカシラ、買っちゃうでしょ〜。

味噌ダレはニンニクがガツンときいていて、肉だけでなく、いろいろなものにつけたい。

 

タンスモークがおいしかったです。

軟骨スモークもおいしかったのですが、かなりコリコリしていたので、歯が丈夫でないと顎が疲れそう。

 

炙りもつはまだ食べていませんが、もう名前からしておいしそう。

 

お腹すいてないから、アメリカンドッグだけいただきました。

 

家へ帰って、レバニラをつくりました。

料理の腕前は、とてもとても人様にお見せできるものではありませんが…

油多めで、揚げ焼きのように。

あっという間に、ぺろり。

厚切りにしてよかった〜。

レバーは、この量で約300円足らず。

 

サイボク、近くに店舗あるのかなぁ? と調べたらありました。

すごく近くもないけれど、電車でいくつか離れた駅のスーパーにあるみたい。

レバーはあるかなぁ?

来週にでも、行ってみよう。

 

 

しゃぶしゃぶもしたいなぁ。

 

いつか山の中で、西田省三さんにバッタリ会いたい

この写真は以前撮った、千畳敷カールの代表的な景色です。

この景色に木曽駒ヶ岳はありません。

さらに奥なんです。

 

3月7日に放送された、日本百名山

にっぽん百名山 - NHK

好きな山、中央アルプスの「木曽駒ヶ岳」だったうえに、案内役が山岳カメラマンの西田省三さんでした。

しかも、秋と冬の2本立て!

 

番組ではだいたい、その山の地元の山岳ガイドの方が案内役のことが多いのですが、今回の西田省三さんだけでなく、少し前の尾瀬の回も、カメラマンの方だったのです。

その方が撮影した尾瀬の朝の景色がとても美しくて、何度もみました。

 

でも、構図などカメラの腕はおいといて、山を歩けば歩いただけ、すてきな景色に出会えるのです。

天気も重要ですが。

これからもたくさん登りたいです。

 

 

レインウェアをコインランドリーでメンテナンス

前回のブログで、お客さまにレインウェアを購入していただいた記事を書きました。

レインウェアつながりで。

アウトドア店のレインウェアは、ほぼ上下が別で売られていると思います。

私のように太ももがたくましいと下を大きくしたり、上下のサイズを変えて購入できるということのほかにもメリットがあります。

・上は透湿性が高く快適なもの

・下は膝やお尻などこすれることが多いので、透湿性よりも生地の丈夫さ

というように、山に慣れてきた頃に買い替える2着目は、そうやって選んでみてはいかがでしょうか。

上も、ザックですれる肩や肘などはやっぱりダメージを受けますが、下の方がこすれたり膝の曲げ伸ばしなどで圧がかかるため、丈夫だといいのかなと思います。

 

雨のときだけでなくウィンドブレーカーとしても着たりと、上だけ出番が多いのであればなおさら着心地にはこだわった方がいいです。

荷物を少しでも減らしたいと思ったとき、肌寒いときにはおるものはレインウェアで間に合うのですから。

レインウェアは雨が入らないようにフィルムが入っており、縫い目も浸水してこないよう裏側から処理されています。

雨を防ぐということは、風も防ぐということ。

別に、ウィンドブレーカーを持っていく必要はないのです。

でも、ゴワゴワカサカサした着心地のレインウェアだと、雨のときしか着たくないですよね。

だからストレッチのきいた、軽くて着やすいウィンドブレーカーを別に持つのが当たり前になってしまう。

 

でも、私はお気に入りのウィンドブレーカーがあるので、それを着たいから必ず山に持参しています。

重くなってもいい。

それを山で着たいのです。

配色がすごく好きだから。

 

さて、題名にあるとおりメンテナンスについて。

登山靴とレインウェアのメンテナンスは、特に重要です。

毎日のようにお客さまにご説明しています。

皮脂汚れも含めて、レインウェアは汚れると透湿性も撥水性も落ちていきます。

その結果、レインウェア内が結露のようになり、汗だか雨だかどっちで濡れているんだか分からない状態に。

 

私も正直、めんどくさいです。

下着ってだいたい「手洗い」って書いてあるけど、そんなこと絶対にしない。

 

 

 

そうなると、雨にときしかレインウェアは着る機会がありません。

それでも朝露がすごいときもあったりするので、年に数回は着ます。

3回ほど着たら、お風呂場の浴槽に30℃くらいのぬるま湯を数cmはり、ファスナーやベルクロをとじて上下一緒にその中へ入れて、中性洗剤で襟や手首など汚れやすそうなところは軽くこすりながら。押し洗いします。

 

再び、数cmのぬるま湯をはって、すすぎます。

そのあとは泡が出なくなるまで、ぬるま湯を流しながらすすぎます。

洗濯機の「おしゃれ着コース」でもいいのですが、脱水が短時間になるので、まだビショビショのままで出して干しに行くのがいやなのです。

お風呂場なら軽く絞って、そのまま肩が太いハンガーにかけて手すりなどのでっぱり(浴室乾燥機などというものは、我が家にはありません)に干しておけば、いずれ水滴が落ちなくなるので、部屋へ移動して陰干し。

 

撥水効果が落ちてきたなぁと思ったら、撥水スプレーではなく、より均等につくような気がするこちらで漬け込んでいます。

 

モンベル | オンラインショップ | O.D.メンテナンス はっ水剤(つけ込み専用) 300mL

 

 

やらなきゃ機能を保てないのは分かってる。

レインウェアはけっこうお値段がするので、できるだけもたせたい。

それでも、めんどくさいときに。

毎月送られてくるmont-bellの冊子に、こんな記事がありました。

【都内初】アウトドアウェア・ギアのメンテナンス専用「モンベル撥水コース」をBaluko Laundry Place 代々木上原にてスタート

北海道と東京にしかないのですが、こんなコインランドリーがあるようです。

上でご紹介した、漬け込みの撥水剤で仕上げてくれるんですって。

容量5kgとは、ダウン3着分だそう。

撥水効果が落ちてきたものがまとまれば、代々木公園に遊びに行きがてら、いつか試してみようと思っています。