山、はじめます。

自然の中で過ごすって、こんなに幸せな気持ちになります!と伝えたくて。

はじめての富士山 その1

初めての本格的な登山が富士山だった、という方は多いと思います。

日本で育ったなら、あの美しい形の山を知らない方はいないでしょう。

視界に入れば必ず「あ!富士山!!」となぜか声を上げちゃいますもんね。

  

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手をあわせたくなる美しさです

 

「富士山に登ってみたい!」

「前回は登れなかったから、今年こそ!」

という方の計画の参考になれば嬉しいです。

これからご紹介する日程で、初めて長い時間をかけて山に登る(その前に高尾山を一緒に歩いてはみましたが)人たちと何回も登り、全員無事に歩き通せています。

  

弾丸登山は、オススメしません。

若くノリで登るのも確かに楽しいかもしれません。

登れなかったとしても、クタクタになりやっとのことで登れたとしても、それはそれでいい思い出になるでしょう。

「あのとき若かったよねー」

弾丸登山のメリットを考えてみましたが、それくらいしか思い浮かばないのです。

 

富士山に限っては、夜中でも真っ暗にはなりません(富士山と同じつもりで他の山に夜中登ろうとして、闇の中で1歩も動けなくなっている人に何度か声をかけたことがあります。ヘッドランプすら持っていないとは…「富士山は明るかったんですよ」と)。

弾丸登山の場合、アクセスしやすい吉田口からが多いかと思われます。

 

吉田口から歩くのであれば、繁華街のように明るくはありませんが、完全な闇の中を頼りないヘッドランプの灯りだけで歩く心配はしなくていいと思います。

7月の山開きのあとなら、高速道路上からもはっきりと視認できるくらいに、ヘッドランプの光の帯が連なります。

富士山は2ヶ月ほどの間に約20万人もが登る山です。

山頂でご来光を見たい方が多いため、8合目くらいから自分のペースで歩けるはずもなく、真夜中の渋滞が始まります。

太陽の暖かさがない上、そこは標高3000メートル以上…渋滞待ちをするには寒いですよ~。

 

 

ここからは弾丸登山でなく、高山病を予防しながら自分のペースでてっぺんまで登りたい! ご来光も見たい!という方へ向けてお伝えしたいです。

吉田口から登り始めれば、登山道は東向きにジグザグにつけられていますから、どこからでもご来光は見ることができるのです。

 

吉田口から登るメリットは他にもあり、5合目までの直通バスが出ていること。

朝、新宿駅のコインロッカーにザックを預けておき、仕事帰り(残業はお断りしましょう)にバスタ新宿から高速バスに乗ってうとうとしていれば5合目に着いています。

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富士山の山開きは残雪の程度によりますし、いくつかある登山口でも異なりますが大体7月1日からです。

それから1週間ほどは登山をオススメしません。

7月上旬は梅雨の真っ最中ですよね?

山開きして1週間後に天気を確認して登ったことがありますが、それでも大粒の雹に体をたたかれ痛かったです。突風も吹き大変でした。

せっかく素晴らしい景色を楽しみに行くのです。

梅雨明けして、天候が落ち着いてからでもいいのでは?

雷が鳴ったら近くの小屋へ駆け込みましょう。

山では自分が避雷針です。

 

登山シーズンになればバスの本数も増えます。

夕方以降に乗車できる便が便利ですので上記のHPでご確認の上、計画を立ててくださいね。

これなら弾丸登山と同じで1日で登れます。

 

続きは明日…


富士山の好展望、百蔵山から扇山を縦走

中央線の猿橋駅山梨県)から百蔵山登山入口へ。

これは山に入る前がむしろツラいのでは…?という急坂。

小学生たちはランドセルにぶら下がった熊鈴をリンリン鳴らしながら、軽快に歩いていきます。

いいねぇ、足腰強くなるよねぇ。

毎日の積み重ねですもんね、こういうのは。

うらやましい。

でも、通学に熊鈴が必要っていう環境は怖くないのかな。

 

歩くなら逆コースの方がきっといいと思います。

扇山~百蔵山。

なんでこのルートにしなかったのでしょう。

百蔵山からにすると富士山に背をむけることになるので、見たくなったらいちいち振り返らなければならないではないですか!

 

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秋の写真ですみません。

でも空気が澄んでいてこれが一番きれいに撮れていまして。

最近は気温が高いので、もやってしまっているんですよね…もっと早い時間に行かないとダメかなぁ。

 

百蔵浄水場から登りが始まります。

下るのは怖そうな急な登りが続きます。

ロープがある箇所も。

登りで良かった。

 

どちらの山頂も標高は1000メートル以上ありますが、百蔵山から扇山への道は途中で標高750メートルほどまで下ります。

あまりに下ると「これ、登り返すのかい…」と思いますよね。

あと、自分が持っている地図のコースタイムと、設置されている標識が案内してくれるコースタイムが30分以上違うときも「あれれ?」と思います。

 

どちらの山頂からも素晴らしい富士山の眺望です。

ゆっくりしたくなりますが、ベンチはなく丸太のみ。

丸太に座ると痛いです。

百蔵山の方がまだくつろげるかな…といった感じです。

 

扇山の山頂は広いからゆっくり休憩したいけれど、なんとなくできない。

そのまま座れば乾いた赤砂で汚れそう。

携帯マットが必需品ですね。

この携帯マットがあれば濡れた場所でも座れますし、お尻が冷えませんので常に持参した方がいいです。

 

このコースで残念だったのは、全体的にゴミが多かったこと。

たまたまでしょうか。

休憩をいれると5時間以上になるコースでトイレがないことが原因なのでしょうか。

でもそんな山、他にもいっぱいある。

トイレットペーパーやティッシュが、やたらと目につきました。

いやなものですよね。

ペーパー類は拾わないけど、飴などの個包装紙はたくさん拾いました。

高尾山の方がずっとずっと登山者の人数が多いのに、きれいです。

 

山梨県には他にも富士山がきれいに見える山がたくさんあります。

たくさん歩いて自分だけの場所をこれからも見つけていきたいです。

コースタイム

私は目的地に12~13時に到着するように計画を立てています。

何かあっても日没まで余裕があります。

余裕があるというのは本当に大事で、余裕がないからこそ焦りがうまれ正しい判断ができないことが多くなると思っています。

 

もっと速く歩けるけれど、あえてゆっくりめの計画にすることで景色をたっぷり楽しめるし、気持ちに余裕ができます。

そして計画より1~2時間早くなれば山頂でお昼寝(私の場合は、山頂でのお昼寝のために休憩時間をけっこう長くとるように、最初から計画しています)をしたり、私は1人で歩いているからこそかもしれませんが、数年かけて自分の理想の山歩きができるようになりました。

 

ガイドブックや地図のコースタイムは目安です。

そのコースタイムで歩けなければダメなわけではありません。

人は人、自分は自分です。

山歩きを始めたばかりでペースがつかみにくいなら「これくらいで歩ければいいのか」という程度の目標にしておけばいいのです。

 

速く遠くまで歩くことを競うものではありませんし、重いザックを背負って歩く人が偉いわけでもありません。

自分の体力・経験を知り、自分で計画を立てることができ(誰かと行くにしても、自分でも計画を立ててみましょう)ればいいのです。

下りが苦手なら、下りにかかる時間をコースタイムの2倍に想定していればいいのです。

みんな、それぞれの山での楽しみ方があり、それぞれの歩く時間で安全に歩ければいいんですよね。

楽しく無事に次の目的地へ着き、最終的に下山できればいいのですから。

その時間が、自分が立てた計画からよほど遅くならなければ上出来です。

 

「この山に登った」という記録のために登るのではなく、「この山に登ってこんなに楽しかった」と思えるために登るのだと思います。

ガスで真っ白け~で何も見えないとき、通過するなら山頂を通ることになりますが、展望を楽しむために登るなら早朝(1日の天気が同じなら、やはり雲が上がってこない早朝がいいことが多いです)にそこにいられるように計画を立てればいいのです。

  

自分が立てた計画通りにきっちり歩かなくてはいけないわけではありませんが、目的地への到着時刻は大体でいいので守れるといいと思います。

普通に歩いて計画どおり下山できるようになったとき、「山を歩くのに少しは慣れてきたんだな」と嬉しくなりました。

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