登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

山での困りごと

日々、お肌の保湿

本を読むのが好きなので、本を読んで「疲れた~」となることはそうないのですが、これは疲れた! すげぇ、すげぇ、と思いながら、自分からあまりに遠い出来事すぎて。 そうはいっても、いい意味です。 世の中の多くの女性たちへの尊敬の念でいっぱいになり、…

防水スタッフバッグ

「このリュックは防水ですか?」 毎日のようにいただく質問ですが… 残念ながら、ほとんどのリュック、ザックについて「いいえ」と答えるしかありません。 防水にするには、生地もですが、ファスナーもそういうものにしなければならず、金額もアップ、重さも…

ひとりで山へ行く

単独行(たんどくこう)といいます。 単独行(たんどくこう)とは? 意味や使い方 - コトバンク 私はほぼ単独行ですが、お客さまに 「すごいね」 「怖くないの?」 と、必ず言われます。 ひとりで歩くのは決してすごいことではなく、では複数人いれば危険が減…

涸沢の水が、涸れちゃった…

涸沢、という名前のとおりに涸れてしまったというニュースが流れました。 「涸」という字には、水が尽きるという意味があります。 山小屋の水源枯れた・・・飲み水提供できず、ラーメン販売停止 紅葉シーズン目前、北アルプス涸沢の水不足深刻化(信濃毎日新…

山の天気予報

山を歩くとき、晴れていれば遠くまできれいに見えて、ほんとうに嬉しい。 逆に、屋久島や北八ヶ岳の森のような、しとしと雨が降っていると苔が美しく見えていい山もあります。 やっぱり、稜線歩きは晴れていてほしい! 稜線では、雨だけでなく、風にも注意し…

今年の山歩きは

いつもより注意や下調べが必要です。 2019年10月の台風19号の被害から、まだまだ復旧できていない登山道や登山口までのアクセス経路があります。 登山道の復旧より、日常の復旧が優先されるのは当たり前です。 いつも行っている山に行けないのはさみしいです…

山でのマウンティング、ウンザリです…

マウンティング、という言葉を昨年知りました。 マウントをとる。 優位にたとうとする。 イヤな言葉です。 なぜ、自分が楽しめればいいんだって思えないのでしょうか? なぜ、人を自分のモノサシで比べようとするのでしょうか?自分で 登る山を選び 歩くルー…

山での落石

8月26日の早朝、富士山の山頂付近で、落石が頭や胸などを直撃したことにより、ロシア国籍の29歳の女性が亡くなりました。 死因は外傷性心肺損傷で、頭への落石が死因ではなかったということです。 夫と登っていた彼女が登山道を外れてしまっていたかは報道…

日常にも! ミレーのドライナミック

今年の夏、山だけでなく職場でもミレーのドライナミックに助けられました。今週は少し涼しくなりましたが、それでも職場は外なので30℃を超えることが多く、2週間ほど前は38℃という日もありました。 炎天下にさらされているわけではなく、もっと厳しい状況で…

秋のアルプスへ

今年の紅葉は鮮やかだろうか。 最盛期はいつだろう。 まだまだ暑いけれど、心はもう9月半ばからのアルプスの秋へ。 書店には紅葉の山特集の雑誌が並び始める頃です。 でも図書館で昨年の雑誌を借りてきます。 山域ごとに紅葉の目安を掲載してくれていますが…

行ってきました、北アルプス 笠ヶ岳 その3

ご来光を待ちます…少しの雲の動きに、みんな一喜一憂です。 「おっ、槍がちょっと見えた!」 やっぱり槍サマ、なんですね。 こんな雲に包まれたかと思うと… ふわぁ~っと雲が去り、雲海が。 昨日歩いてきた道が見えます。 今日、これから歩く道でもあります…

足がつる!

山を歩いていて足がつるのは、塩分不足が原因のことが多いです。 山で足がつっている人を見かけたら…塩っけのあるものをあげてください。 寝ているときにつる方も、塩の摂取を試してみてください。 特にこれからの季節、眠っているときも汗をたくさんかいて…

暑い…高尾山へ

梅雨入りしましたが、昨日と今日は気持ちの良い天気でした。 毎年、今はどれだけの速さで歩けるかを高尾山(から先の山まで)で計っています。 本当は5月に歩きたかったのですが、転職したばかりで体力温存に努めており、余裕がありませんでした。 結果は……

もしも道に迷ってしまったら

道に迷ったら、決して下らず(すぐ下に登山道が見えていればもちろんそちらへ)体力があるうち、できるだけ明るいうちに登り返すこと。 登れば山頂、つまり1点にたどり着きます。 さっきまでいた山頂かもしれないし、目指す山頂かもしれません。 そこからま…

山を歩いたあとの下半身のだるさに(①は腰痛予防にもいいです)

長い時間歩いて、きっといちばんおつかれの脚。 明日また歩くにしても、仕事だとしても、疲れはその日のうちに解消しておきたいものです。 私はこれからご紹介するストレッチを ①は朝晩、②は晩だけ、欠かさずにやっています。 なぜ②を朝にやらないかというと…

はじめての富士山 その3

登った山をあとで見ると懐かしくなりますよ 張り切って道具を買いそろえるのもいいけれど、これから続けるか分からないのに高い道具を買うのはちょっと…と思ってしまいますよね。 でも蒸れる安物のビニールのカッパを買うならこの際、山道具のすごさを感じて…

コースタイム

私は目的地に12~13時に到着するように計画を立てています。 何かあっても日没まで余裕があります。 余裕があるというのは本当に大事で、余裕がないからこそ焦りがうまれ正しい判断ができないことが多くなると思っています。 もっと速く歩けるけれど、あえて…

山の落とし物

山でいちばん見る落とし物…飴の袋。 ピリッと割いて2つに分けてしまうからか、小さい方だけ落ちていたり。 少しだけ開ければ(ゴミもひとつだし)口に入るのに…ポケットに入れたつもりでも落ちてしまうんでしょうね、小さいから。 善人ぶるわけではありませ…

山を歩くとき、心がけているちょっとしたこと

「休憩を頻繁にとらない」 景色のよい「ここだ!」という場所で、ご飯タイムにしています。 基本的に3~5時間に一度、という感覚です。 ちゃんと保温着で体を冷やさないようにしてから、ご飯です。 景色のいい場所での、のんびりが最高 休憩は確かに必要で…

山小屋に到着、まずやっていること

まず時間です。 山では、早立ち早着が基本です。 18時を過ぎる方が本当に多いんですよ。こちらがご飯と歯磨きを済ませて、外で涼んでいるときにハァハァ登ってくる…予約をしている場合、山小屋の方も遭難を心配します。 予約していない場合、夕食が済んでい…

山でスカート

以前はけっこう見かけた「山でのスカート」。 最近はずいぶんと減りました。 スカートをはいて山を歩いていた女性たちが、山に登らなくなったのか。 彼女らが、スカートからパンツにシフトしたのか。 平らな道だけを歩くなら、かわいくてとってもいいと思い…

アルプス入門 その2 燕岳

岩と緑のコントラストが美しいと思いませんか? 北アルプス「燕岳(つばくろだけ)」~「大天井岳(おってんしょうだけ:いくつか読み方がありますが、これがいちばん好き)」 燕岳は学校登山でもよく登られています。 アルプスの中でも急登となっていますが…

肌のかゆみ

7~8年前まで、ひどい乾燥肌でした。 かゆいのもイヤでしたが、常にピリピリと肌が刺激を感じている状態。 お風呂からでたら、顔も体もすぐに保湿!しなければかゆくてたまりませんでした。 濡れた体のまま塗るオイルなど、いくつも試しました。 綿の下着…

下山後の肌ケア

下山後の肌、くすみます。 乾燥で肌の調子が乱れるんでしょうね。 景色が良すぎて、日焼けや肌ケアのことはすっかり忘れます 日焼けが落ち着いたら(日焼けしてないなら下山した日から!)ぜひ簡単洗顔でくすみケアを始めましょう。 朝晩つかいます。 顔は濡…

山で傘を使ってもいいの?

正解は…YESでもありNOでもあり…です。 雨のあとの景色もドラマティックですよ 歩く道によります。 上高地から登山をしたことがある方なら「うんうん」となると思いますが、横尾まで散歩道なんですね。 標高は1500メートルを超えていますが、夏は暑い。 …

山でもお役立ちポンチョ

いくら最新技術の結晶のレインウェアが蒸れにくいといっても、下があいているポンチョにはかなわないですよ。 そりゃ着ないで済むのがいちばんいいですが、風の強い稜線歩きがなく「今日は森を歩くだけなんだけどなぁ…レインウェア暑いなぁ…」なんてときに活…

お金は分けて持ちましょう!

いつものバッグに入れているような財布を山に持って行く方は、あまりいないと思います。 トイレでチップとして入れる小銭、お札の他には往復の乗り物で使用するSuicaなどのカード、人によってはクレジットカードを持つ場合もあるでしょう。 すごく小さ…

やっちゃった…日焼け後の救世主ワセリン

何度助けてもらったか… 白色ワセリン 安く売られているものではなく「白色」とついているもの。 ジャータイプより、チューブになっている方が衛生的に使えます。 もっと小さいサイズが欲しいけれど… 日焼け後だけでなく、日焼けする前にも塗ります。 顔だけ…

山での安眠、4つのアイテム

耳栓 アイマスク ふくらませるタイプの首の枕(飛行機に乗るときに使っているような) マスク(山は乾燥しているので、口呼吸になってしまうと喉が痛い!) 北アルプスの、とある山小屋。 古い椅子の座面のようなクッション。 大きさは縦10センチ 横30センチ…

単独行のススメ

誰かと行く山 独りで行く山 どちらも楽しい。 独りで登ったあとに誰かと登ると「こうやって楽しい時間を笑顔で分かち合えるっていいなぁ」と思います。 誰かと登るとき、一緒に歩く時間を大切な思い出にするためにも責任を押し付けあうことがあってはいけま…