「このリュックは防水ですか?」
毎日のようにいただく質問ですが…
残念ながら、ほとんどのリュック、ザックについて「いいえ」と答えるしかありません。
防水にするには、生地もですが、ファスナーもそういうものにしなければならず、金額もアップ、重さもアップします。
みんながみんな、防水である必要がないと考えているから、ザックカバーがついていたり別売りになっているのです。
ただ、ザックカバーをかけても、長時間または大雨の場合は完全に防ぐことはできません。
背中とザックの隙間に雨粒は入ってきますし。
そこで、絶対に濡れてほしくない着替えや防寒具は、防水のスタッフバッグに入れます。
【2024年】スタッフバッグおすすめ25モデル!登山や旅行で使える防水&軽量タイプを一挙紹介 | YAMA HACK[ヤマハック]
いろいろな種類が売っていますが、「防水」と書かれているもの、裏返すと縫い目のところにテープが貼ってあるものを選びます。
こんなぺらっぺらの袋1枚に4,000円?
と思われるかもしれません。
冒頭の写真の水色の袋は10年以上使っていて、最近、裏地がぺたぺたしてきました。
劣化の最終段階です。
テープも剥がれかけており、これでは防水できないし、ペタペタしている袋に服を入れたくないので、
「長い間、ありがとうさようなら」
です。
でもこれだけもてばいいと思います。
同じときに買ったこちら(色違いで揃えると、何が入っているかすぐ分かっていいと思います)は、まだ使えそう。
まぁ、これも間もなく(劣化で)使えなくなるでしょうから。
私には、このサイズは2つ必要なので買い替えました。
サイズがいろいろありますが、私は8リットルがちょうどいいのです。
空気を抜きながら上部をくるくるしていけば圧縮できますし、ザックの隙間に合わせて収納できるので、本当に便利。
安価な防水でないスタッフバッグは、山を歩いている途中に出てくる、洗濯するものをまとめています。
そうすると帰った時に、まず洗濯機をまわすことができる。
山から帰宅したあとはやることがたくさんありますから、その間に洗濯ができているといい。
山のものはほとんど「中性洗剤」「陰干し」なので、いっぺんに洗います。
パンツの裾やゲーターなど、汚れがひどいものは古い歯ブラシでコチョコチョすると、かなり汚れが浮き出てくるのでそれから洗濯機に入れるというひと手間があった方がいいと思います。
ほとんどが10年もっている山用品。
家電並みですね。