登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

夏山の小屋泊まり ザックの中身

来週、山に行くので準備しました。

山の中で泊まるのが1泊だろうと、3泊、4泊になろうと、歩いているときに食べるものとお菓子の量が増えるくらいで、他のものは変わりません。

 

雨具の上(オレンジ)、下は膝下丈のスカート(オレンジで丸まってるの)、足元はゲイターで防ぎます。

下は、急に降ってきたときにパンツをはくのに手間どるし、雨があがったときに脱ぐのも面倒…

で、長年このスタイルにしています。

降っていると分かっていて山に行くなら、ズボンも履いていきますけども。

雨のときにかぶせるザックカバーは、サースフェーにはもともと付いています。

 

薄手のダウンは、最近の夏は山の上でも暑くて使わないことが多くなりましたが、念のため。

真ん中の水色の長袖は、私は歩くとき半袖なので、風が強いときなどにはおれるもの。

軽量化を考えれば、雨具の上で代用もできるけれど、好きな服なんです。

必ず持っていっています。

もうひとつ理由があって、遭対協の方に「山では水色がいちばん目立つ」と教えていただいたから。

 

右は着替え一式。

青のチェックは麻で柔らかく着心地がよく、下はすごくのびるリラックスパンツ。

山小屋に着いたときや、下山して温泉につかったあとに、これに着替えます。

雨でずぶ濡れになったら、この上下で歩くこともできる。

靴下も予備は必ず。

下着の替えは2組(山での替えと、温泉のあと用に1組ずつ)。

デリケートゾーンの汚れ(薬局にある小分けになっている清浄綿で1日の終わりに拭いています)が気になる方は日数分の替えを持つのもありですが、1週間行くとなるとかさばりますので、おりものシートをつけています。

衣類はすべて、中身が濡れない袋(防水処理がしてあるもの)に入れています。

また、ほとんどの山小屋では手ぬぐいやTシャツを販売していますから、この2点に関しては、どこかで補充も可能です。

 

山小屋で寝るときは、コロナ前からインナーシーツを使っています。

山小屋では頻繁にカバーを洗えないし、布団も干せません。

湿った感じや臭いが気になることも。

それにインナーシーツにくるまるだけでも、かなり暖かいのです。

換気で窓を開けている小屋もあります(朝晩は気温が1ケタのときも)から、寒がりの方にもオススメです。

気休めですがよく眠れるように、羊が描かれた手ぬぐいをなんとなく持っていっています。

それを枕に敷いて寝るのです。

 

ポケットティッシュは多め。

身の回り品としては、目薬、リップクリーム、ムヒ(汗かぶれなどもあるので)、ハッカ油、汗拭きシート、小さな爪切りや頭痛薬、顔の乾燥を防ぐオールインワンクリーム、耳栓(イビキ対策)、マスク、ウェットティッシュ、ゴミを持ち帰る用にビニール袋やジップロック数枚、メモ帳とシャープペン。 

山の地図、スマホ、現金、ヘッドランプ、腕時計、保険証も忘れてはなりません。

 

帽子、かぶるのキライなので持ちません。

サングラスは、目の手術をしてから眩しくて必需品になりました。

「梅干の粒」も必需品。

スポーツドリンクは甘くて苦手なので、この粒で塩分補給をします。

麦茶などは大きいボトルではなく、小分けで計2リットルくらい。

あとは、お菓子(旅行先で買ったものやカステラが多い)ですね〜。

 

MILLETのサースフェー40+5に、登山靴も入れて行きます。

山を歩くとき以外は、足元はサンダル。

登山靴が入っていた隙間に、お茶が入ります。

 

MILLETのドライナミックメッシュを着るようになってから、着替えが減ったのがありがたいです。

全然、乾かなかったから。

手袋は100円ショップのプチプチついてるもの。

薄手ですが、夏なら私はこれで充分。

 

自分が背負える分しか持てませんからね〜。

座り心地のいい折り畳みのイスやら、持ちたいものを全て持って登っていた、力持ちの頃が懐かしいです。

「これがあると快適」くらいでは、持たなくなりました。

必要なものだけ。

持っていくものが定まるまで、数年かかっています。

山へ行くたびに、気温や持ち物を全て記し、「これはなくても困らない」と、どんどん削っていきました。

 

夏山のシーズンがやってきました。

今年の梅雨明けは、天気が安定してそう。

楽しみです!