今回、もともとの計画では北アルプスの餓鬼岳〜燕岳を歩くつもりでした。
でも、直前の大雨で渡渉が難しくなっているのではないか、あの標高差をこの気温で歩き通せる(今年は暑さによる疲労・脱水症状での救助要請が多いと感じます)か、など不安がどんどん出てきてしまいました。
私の登山は挑戦ではありません。
不安な道をゆくのではなく、美しい景色を見ながら山でゆっくり過ごしたい。
歩く山を変えることにしました。
7月末の北岳〜間ノ岳以来、2ヶ月近くも山を歩いていないことと、まだ気温が高めなことを考慮して…
8月に予定していたけれど、天気に恵まれずに登れなかった鹿島槍ヶ岳にしよう。
柏原新道から鹿島槍ヶ岳の南峰までなら危険箇所もありませんし、いいペースで歩ける道なのです。
紅葉シーズンにもかかわらず、山小屋の予約が直前でもとれました。
秋雨前線の予報で、キャンセルが多く出たそうです。
前日は、信濃大町駅前のルートインに宿泊。
大浴場は適温で、ずっとつかっていたくなりました。
朝風呂はガマン。
体がゆるんで、歩けなくなってしまうので~。
信濃大町に到着、ランチは駅そばにしました。
味が濃くて、クセになります。
なんかおいしいんだよなぁ。
でもやっぱり、これだけでは足りなかったので、明日のおやつにしようと、さっき梓川サービスエリア(高速バスで信濃大町まで)で買ったあんぱんをいただきます。
クリーム入りで、うまい!
その後、知人に小熊山(おぐまやま)まで車で連れて行ってもらったのですが、いいトレッキングルートがありそうでした。
山の地図にも載っています。
でも、名前のとおりといえばいいのか。
熊と出会う可能性が高いらしくて。
狼煙(のろし)台です。
なぜ、小熊山へ来たかというと…
10月5日に松本市などほかの地域と連携して「のろし」をあげるイベントがあり、その準備のためでした。
のろし台までの登山道、のろし台周りの草を刈るつもりで来たのですが、あれ?
すでに刈られてる?
「小熊山でトレランをしたい」という男性が草を刈ってくださっている最中でした。
のろし台の近くには、こんな岩がありました。
戸隠、御嶽、左は「青玉天?」
富士山のことではないか、ということでしたが正解が分かりません。
木崎湖など、周辺の湖が見えます。
その先、とても見晴らしのいい場所がありました。
田んぼがパッチワークになっています。
入ってみたけれど、よくわからなかったので退場。
そのあと、会ってみたかった方のご自宅へ連れて行っていただけました。
最初にも書きましたが、もともと餓鬼岳に行くつもりでした。
小屋泊の予約のために電話をしたときに、チャキチャキとしたとってもかわいらしい話し方で。
どんな方なんだろう?って。
会ってみたいなぁ~、って。
小熊山へ行くときの車内で、電話口でのやりとりや、お会いしてみたいことなどと話していたら
「知ってるよ、その人」
えぇぇっ、本当ですか?
「親が知り合い同士で、なんたらかんたらうんぬんかんぬん」
お電話をしてご都合を確認して、訪問しました。
山小屋の話をしたり、グッズを見せてくださいました。
手ぬぐいは来年、餓鬼岳へ登ったときに買うとして…
このバッヂが気になります。
カモシカですよね?
「そうよ」
すっごくかわいい!
ではないんです、決して。
喪黒福造と同じ。
なんか怖いんだけれど、気になって目をそらせない。
来年、餓鬼岳へ行きます。
予約の電話します!
お元気でいてくださいね。
天気もよさそうだし、楽しみ!
続きます。