登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

2024年夏 久米島へ その3

久米島のダイビングショップ / JiC久米島

 

吐いて疲れて、日焼けで疲れて、深く眠ったようです。

スッキリ目覚め、少し散歩。

すでに暑い〜、29℃あるもんな。

虫食い?

こんなにきれいな丸で切れる?

穴あけパンチであけたみたい。

 

昨日一緒に潜って楽しくお話させていただいた小豆島からの方をバス停までお見送り。

小豆島の山にも登ってみたいので、いつか行こう。

 

 

朝早く起きて準備していたのに、今日はウェットスーツを忘れました。

「ウェットスーツなし(水着の上に全身ラッシュガード)で潜る! 暑いから大丈夫!」

と言い張ったのですが、

「さすがに終わり頃は寒くなると思うからダメ!」

宿まで再びドライブ…

「ボートが出てから気づくよりいいじゃないですか〜」

お優しい。

港で気づくより、迎えに来てもらったときに気づけってば。

ほんとごめんなさい!

 

1本目「カスミポイント」

名前のとおり、カスミチョウチョウウオが群れているそうで…

でも、それどころじゃない!

流れ、つえぇ。

でも、うねってないから酔わないのです。

不思議ですね〜。

こういうときは一生懸命泳いでも消耗するだけなので、サンゴを傷つけないように手をかけるところを選びながら、ほふく前進のように進めば疲れない。

そうやってない人は、エアの消費が早かったです。

 

メガネゴンベを上から撮ったら、鼻毛みたいのがあってかわいかった。

ますます好きになりました。

 

水深15mで下を見ると、海底まではけっこうある。

こういう中層を泳いでいくのが好きです。

海の中でしか感じられない浮遊感、最高!

 

けっこう、いかつい顔。

タテスジハタです。

目元に青いラインが入っていて、体はあばら骨が浮き出ているみたい。

 

サバヒーの群れがいました。

なんせ流れが強くて撮れませんでしたが、シュンシュンと速く迫力ありました。

 

 

港に戻らず、船上で休憩をとり、そのまま2本目「ミーチガマ」へ。

3つの穴、という意味だそう。

穴は1つだけ入りました。

タコしかいない。

水深が30mと深いので、長居はできません。

もうすぐ限界ですよ〜、とダイコン(ダイブコンピュータ:この水深に、あとどのくらいの時間いてもいいかを教えてくれる腕時計など)がピーピー鳴り始めました。

みんなから離れて浮上し、ガイドさんから見える範囲で水深を少し上げます。

具合が悪くなるのは避けたいので、それぞれが自分で管理するのです。

ダイコンによって、厳しめなメーカーと緩めなメーカーがありますし。

 

お花のようなサンゴ。

中には、イバラカンザシ

このサンゴの名前、なんだっけ。

記憶力がほんとに衰えてきました。

調べても、また忘れちゃうからなー。

きれいだな、でいいや。

これで済ませているのが、衰えの原因ですかね…

 

ただ、こういうのを眺めてるだけで幸せ。

 

これ、主張が強い。

すごく目立ちました。

 

ナンヨウハギの幼魚、めっちゃかわいい〜。

映画「ファインディング・ニモ」の、ドリーです。

古いですかね。

大きくなると、模様が変わります。

 

魚の歯!

手にとったら、ギザギザを感じました。

小指の長さ分くらいです。

 

港へ戻るボートからも絶景。

 

3本目のポイントは、久米島へ来る飛行機からも見えた、ひとつだけポツンと海上にある「トンバラ」だというので、今日は2本でおしまい。

昨日の2本目みたいに、おそらく酔ってしまうだろうから。

写真の右にポツンと突き出ている岩がトンバラ。

いつも潜っているポイントよりも遠くなります。

 

お昼ごはんは、昨日も行ったスリーピースさんへ。

今日はもう潜らないから、ガッツリとピリ辛もやしそばにしよう。

暑いときに熱いものはおいしいなぁ〜、汗をかくのを気にしなくていい(まだ水着のままなので)からなおさらだ〜、などと思いながら、かっこんでいると…

お店のお姉さんが

「よかったら、これで冷やして」

と冷たい水の入った袋をくださいました。

注文のときも

「顔、火傷みたいになってる! 大丈夫?」

と心配してくださっていたのです。

え、そんな?

たしかに突っ張る感じは昨日よりひどい。

でも今日はボートでラッシュガードも着てたし、なるべく日陰にいたけども。

 

袋をほっぺたに当てたら、ヒンヤリ〜。

気持ちいい〜。

アイスも食べちゃお。

ブルーシールアイスクリーム、最近食べてないもんな。

サトウキビとウベ(紅山芋)にしました。

懐かしい味。

ごちそうさま、と食器を下げに行くと、また冷たい袋を用意してくださって。

おでこや首筋にも当てながら、みんな優しいなぁ〜と幸せな気分になりながら宿へ戻りました。

水着などを洗濯して、屋上で干していて気づきました。

あ、こういうときにも陽射しを浴びてるじゃん。

沖縄の夏の陽射しは、山より強いです。

週間天気予報もこんな感じ。

陽の光が射し込む海は最高です。

 

行けなかったトンバラでは、グルクン、イソマグロ、バラクーダ、ギンガメアジが見れたそう。

大物ばかりですね〜、さすがトンバラ。

でも、波も流れもあったようで…

ギンガメアジの群れはまだ見たことがないのですが、ロウニンアジの群れは20年くらい前に久米島で潜ったとき、かしいだタワーのようになってどこまでも続いているのを見たことがあるのです。

終わりが見えないくらいのすごい数でした。

あれは今でも覚えています。

 

今日は早く終わったので、夜はどこかへ食べに行こうかな~、とも思ったのですが…

 

1日しか潜れずに、ダイビングをしないと何をしていいか分からなかった2022年12月や、昨年の2回で、いろいろなお店で食事をしましたが、今回は食欲が全開になりませんね〜。

やっぱり、先月の両神山熱中症になったのがこたえました。

夏山シーズン目前ですが、元気に山を登れるように、食べなくてもいいときは我慢できたら。

 

 

明日はどんな海だろう?

続きます。

 

 

2024年夏 久米島へ その2

久米島のダイビングショップ / JiC久米島

 

最高気温33℃、最低気温28℃。

山だったらイヤだけど、海だから!

水着で歩いていると、汗をかいてもどうでもいい。

陽射しが強すぎて、すぐカラッカラに肌が乾きますし。

 

ハテの浜が見えます。

 

半年以上ぶりの1本目は「コーラルガーデン」へ。

なかなか潜降できずにモタモタしていたら、ガイドさんがスッと寄ってきてベストに残っていた空気をさっと抜いてくれた…

こんな初歩のミスをやってしまうとは、お恥ずかしい。

ミスといえば、ダイビング器材を入れたキャリーケースにフィンだけ置いたまま(フィンは別のポケットに入っているのです)迎えの車に乗ってしまい、港に着いてから取りに戻ってもらうというミスもおかしています。

 

オキナワキヌハダウミウシ

肌色っぽく、大きさは2cmほど。

こんなのをすぐ見つけるなんて、ほんとにすごいや。

 

大好きな、キスジカンテンウミウシ

なんとも言えない、この透き通り具合。

和菓子のよう。

 

ハナゴイの幼魚たち。

 

ミゾレウミウシ

珍しくはないのですが、一緒に潜ったガイドのイツミさんが撮った写真が本当に美しくて!

ブログに載せていいよ、と写真をもらえました。

ダイビング中、私たちがはいたエアがオーバーハングになっている壁にたまることがあります。

水の中に水がある、というこの景色も好きなのですが、イツミさんの撮った写真はこちら ↓

エアが鏡のように、ミゾレウミウシをうつしてる。

すっごくきれい。

たくさんいた個体の中で、このミゾレウミウシを選ぶってステキです。

 

ヨコシマタマガシラ。

体の上といえばいいのか(?)だけに模様があり、下は無地です。

 

これも好き。

イバラカンザシ

鮮やかな色で、海中を彩ります。

 

 

ボートへ上がると、海面に黒いものがいっぱい。

イカのちっちゃいのでした。

 

昼ごはんです。

港の食堂が本日お休みなので、スリーピースさんへ。

ウェットスーツや水着のまま入れます。

何にしようかな〜。

このあと潜らないなら、絶対にスペシャルなんだけど。

アーサ入りの久米島そばにしよう。

昨年は薄いな、と感じたのですが味覚が変わったのでしょうか。

すごくおいしい。

ピリ辛もやしそばも人気です。

一緒のチームで潜った方々は、デザートでぜんざいも食べており味見させてくださいました。

中には、金時豆が入っています。

上にはサトウキビのブルーシールアイス。

アイスは5種類から選べます。

現場仕事をされていたようで汗ビッショリのおじちゃんが来店。

頼んだのはレインボーかき氷でした。

メニュー写真の下段右です。

おいしそうに食べてらして、かわいい〜。

私はひとつは食べられそうにないので、味見で充分。

ごちそうさまでした。

 

梅雨が明け、夏の訪れを告げる強い南風が吹いています。

1本目は久米島の北側のポイントで静かな海況でしたが、2本目の「マンタステーション」は、なかなかのパチャパチャっぷり。

これはおそらく海中で吐く!

潜る前から分かる。

酔わない人は

「酔ったらどうしよう、って思うから酔うんだよ」

と言ってきますが、違う。

それは絶対に違います。

だって、毎回そう思って海中に入るんですから。

それでも酔わないときは酔わないもん。

 

夜光貝

沖縄ではポピュラーな食材です。

 

高瀬貝も。

 

タコクラゲ!

 

元気だったのは、ここまで。

酔った…

浅場だけでなく、水深15mあたりでもうねうねしてる。

視線の先にはマンタがいるのですが、それどころじゃないんだよ。

周りのみなさんの視界に久米島そばが浮遊しないようにスマートに吐き、呼吸を荒げないようにするためにはコツがいるのです。

何度か近くに来てくれたときは、我慢の限界でして、カメラを持てませんでした。

少し離れていますが、1枚だけ撮れてた〜。

 

マンタを待っているときのうねりでやられ数回吐き、最後の安全停止でとどめを刺され数回吐き。

気持ち悪いよぅ〜。

 

 

3本目は「ウーマガイ」

やったー!

安全停止も水深5mあたりに魚がたくさん群れている岩があるので、そこでできるから酔わない、好きなポイントです。

 

エントリーすると、オキナワスズメダイの乱舞。

ほとんどのポイントにいます。

 

カスミチョウチョウウオ

舞っているよう。

 

ヒレナガヤッコ♂

 

ホンソメワケベラ2匹にクリーニングされているハナグロチョウチョウウオ

 

モンガラカワハギ。

何度見ても、おぉっと笑っちゃう柄です。

 

オジロバラハタかな。

昨年も久米島で見ました。

体に斑点があるのに、背も白抜きに。

模様が凝っているなぁと思うのです。

 

このムカデミノウミウシは、光合成をするんですって。

だから太陽の光が届く水深にいるそうです。

 

ノコギリダイとアカヒメジ。

1匹だけ種類が違いますが、仲間のようによく一緒に泳いでいます。

 

にっぽん丸(クルーズ船)、でっかー!

観光バス2台分の方が、横付けされたボートで久米島に上陸し、ハテの浜へ向かっていました。

寝る前に思い出してツアーを見てみたら、思いのほか短かった。

クルーズって、1ヶ月以上のものばかりなのかと勝手に思っていました。

 

2本目に酔ったあと、港まで戻るときに長袖ラッシュガードを着る気力がなく陽射しをあびたら、肩も胸元も、顔ももちろん真っ赤っ赤。

初日でこれじゃ、帰る頃には…

ま、いっか。

 

夜は、ファミリーマートにしとこ。

吐いたあとだし。

共用の冷蔵庫があるので、3食分のおかずを買い、あとは持参した玄米ご飯。

中味汁とは、

中身汁 沖縄県 | うちの郷土料理:農林水産省

 

じーまみー豆腐とは、

ジーマーミ豆腐 沖縄県 | うちの郷土料理:農林水産省

 

明日はどこへ潜るのかな。

続きます。

 

 

 

 

 

2024年夏 久米島へ その1

夏山シーズンの繁忙期に入る前に、久米島で潜ってきました。

1週間じゃ潜り足りない!

っていつも思うので、ちょっと奮発して10日間です。 

昨年の秋にそう決めたときから、お金を貯めてきました。

きっと、ダイビングをしない方からすれば、海に潜るだけでこんなにお金をかけるの? と思われると思うのです。

でも、海に入らなければ味わえない世界。

楽しみでたまらない!

飛行機に乗る18時間前にはダイビングを終えていなければなりませんので、潜るのは最大で8日間です。

波が高ければ、その日はお休みさせていただいて。

 

今回もお世話になるのは、こちらです。

ここのガイドさんたちが、私は大好きなのです。

そして使いやすいボートも。

久米島のダイビングショップ / JiC久米島

 

ダイビング器材を1週間前に送ったのですが、到着しているかを調べても「羽田」以降の情報が更新されず、やきもき。

どの段階なのかはわかりませんが、荷物がさばききれず(前の週の天候不良などにより)に発送の順番待ちになっているのではないか、とのこと。

 

私は体がでかくてレンタルのウェットスーツが体に合ったことがないため、すべてマイ器材です。

集荷にきていただいた際、

「遅延の可能性がある」

と言われ、それでも発送したので文句は言えないのですが、何日遅れるって分かっていれば送らないけれど、ちゃんと着く可能性もあるってことだよね〜、と期待しちゃう。

人間の脳って都合よくできているらしいです。

災害のときに避難を躊躇するのも同じ心理だそう。

 

いつもはダイビング器材のほかにリュックひとつなので、器材を預け荷物にしてそのまま飛行機に搭乗するのですが、今回は滞在期間が長いため本や着替えのほかに日焼け後のケアの化粧品など荷物が多くなり、スーツケースにしたのです。

飛行機に2つ預けると追加料金がかかるから、と送ったのですが失敗だったか。

でも、自分が決めたことだから仕方ないわ〜。

ほぼあきらめていたら出発日の前日、お昼過ぎにピロピロリン♪

着いたんだ〜。

ヤマトさん、ありがとうございます。

 

羽田空港へ着き、5階のスタバへ行きます。

スタバへ行くのは、羽田空港に来たときだけ(普段はカフェでお茶、の習慣ナシ)なので、その時点で非日常の始まり始まり〜。

2階のスタバは立って飲んでいる人もいるくらいの混み具合ですが、ここは静かで席もゆったりでお気に入りです。

甘すぎる飲み物はイヤ。

でもメニューを見慣れていないので、何を飲んだらいいか分からずにまごまごしていたら、お姉さんが「ゆずシトラスティー」を勧めてくれたので、それにしました。

搭乗時間まで、飛行機を眺めてから那覇空港へ出発。

富士山が見えました。

そのために、こっち側の窓際の席を指定しているのです。

やっぱり富士山はいいなぁ。

今年は、宝永火口を歩くつもりです。

 

 

那覇から久米島への乗り継ぎに2時間ほどあるので、なんか食べよう〜。

端から端まで歩くことになりますが、国際線エリアに食べるところがいっぱいあるみたい。

 

お、こんなところに首里城が。

火災で焼失したのは、2019年10月31日です。

もう、そんなにたつんですね。

 

ケンミン食堂にしよう。

メニューがいっぱい。

骨までバリバリ食べられるソーキそばが好き。

ソーキそばを注文したのに、ソーキがちっちゃいのひとつだけ。

あとは三枚肉だった…

間違えたのか、もともとそんなもんなのか。

ま、いいや。

国内線エリアへ戻ります。

む。

八天堂のお店か。

黒糖、食べてみたい。

思ったより、皮がやわやわ。

クリームはたっぷり、黒糖の甘さがおいしかった〜。

 

搭乗口に向かうと…

あ、ジンベエジェットではないか!

かわいい〜。

嬉しいな。

これに乗って久米島へ行けるなんて、ツイてるぞ。

いつもはだいたい、小型のプロペラ機です。

機内に入ると、ヘッドレストにかかっている布に目がいきました。

すてき。

機内販売で、この柄がプリントされたウォータープルーフの袋を購入。

完全防水ではないようですが、山でも使えそう。

購入した際に、おまけなのかなぁ?

沖縄言葉のシールと、サクラジンベエのシールをいただきました。

スーツケースにペタペタ貼っちゃえ。

 

そして機内からは絶景が!

 

そして、慶良間諸島

ダイビングを始めた頃、よく潜りました。

すっごくきれい!

この景色を見ることができて、本当に幸せだ〜。

 

ぷるぷる感動していたら、久米島とハテの浜が見えてきました。

横に細長くのびている砂浜が、ハテの浜です。

 

少し離れたところにポコンと突き出ている岩は、トンバラだ。

大型の回遊魚とも出会える、ダイビングポイントです。

 

上昇した、と思ったら5分後には

「降下を開始します」

だもんなぁ〜。

それくらい、久米島沖縄本島から近いのです。

 

どんより梅雨空の東京から、陽射しが痛いくらいにピーカンの久米島へ降り立ちました。

 

今回は初日だけ「リゾートホテル久米アイランド」に泊まります。

リゾートホテル 久米アイランド【公式】| 魅惑の沖縄・久米島

イーフビーチホテルと並ぶリゾートホテルでしょう。

エレベーターがないので、重い荷物がある人にはキツイかも。

私はイーフビーチホテルの方が好みだなぁ。

 

 

今回の久米島滞在で3kg減らしたいと思っているのです。

海の中で酔って吐いて、ではなく!

今日は久米島空港からホテルまでのバスがずっとギュウギュウで酔ったので、ファミリーマートで買ったもので済ませました。

このようなメニューを続ければ痩せますかねぇ?

 

宮古島で買ったまもるくんで水中デジカメを充電しながらたっぷり寝ました。

 

やっぱりリゾートホテルはお高いので、往復の飛行機とセットになっている初日だけ泊まり、2日目からはいつもの「なんくるないさぁ」です。

器材の洗い場、干し場もあり、スタッフの方々もみなさん優しくて、お気に入りの宿です。

 

楽しく潜れますように。

続きます。

 

 

深田久弥さんの言葉

「山は挑戦するものじゃなく、山に行って抱かれるもの」

この言葉、好きです。

 

難ルートだったり、厳冬期に登ったり、そういう困難を乗り越えると、自然と

「この山を制覇した」

という思いが出てくるのかもしれないのだけれど。

 

私は山へ入ると

「また山へ来ることができた」

と、感謝の気持ちがわいてきます。

自分が健康だからこそ来られる場所。

山までの交通機関、山を歩けるように道やトイレを整備してくれる方々…

自分だけでは何もできないのですから。

 

そして、周りを山々に囲まれているとき、ぽつんと山の中に立つとき、私は本当に自由だと感じるし、山に抱かれている気持ちになるのです。

 

だから冒頭の言葉がすごく好き。

「挑戦」にふさわしい登山も、世の中にはたくさんあるのでしょう。

MAMMUTは「挑戦こそが人生だ。」がキャッチコピーのようだし。

でも私は、挑戦ではなく、山に会いに行く登山をしていきたいと思います。

 

 

あと、深田久弥さんの好きな言葉をもうひとつ。

「が、この雨だ。安全第一、廻れ右!」

山は、いつでもそこにある。

いろんな事情で、私たちが少し山から離れることがあったとしても、そこにあり続けてくれる。

 

遠くから来た。

忙しい仕事の合間に、やっと来れた。

そんなときでも、天候悪化や体調不良などは起こりうる。

不安なときは、必ず戻る。

その判断を誤らないようにしたいと思います。

 

梅ぼし純で熱中症対策

特に夏、山登りの必需品です。 

買っていたスーパーで置かなくなって、しばらくはコンビニの干し梅にしていたけれど、甘くてサッパリしないんですよねぇ〜。

その後、ネットで買えることに気づき、安心しました。

 

タブレットなので、種もない。

軽い。

かさばらない。

切り取れるので、必要な分だけ持っていける。

4粒ごとの個包装なので湿気ない。

いいことしかない。

 

この酸っぱさがいいんです!

常温になったスポーツドリンクは好きじゃなくて飲めないので、どんな温度でも飲める緑茶か麦茶+梅ぼし純がいちばん合っているのです。

 

先日の両神山熱中症になってしまったので、今シーズンは特に気をつけよう。

みなさん、今夏も元気に山を登りましょうね〜。