吐いて疲れて、日焼けで疲れて、深く眠ったようです。
スッキリ目覚め、少し散歩。
すでに暑い〜、29℃あるもんな。
虫食い?
こんなにきれいな丸で切れる?
穴あけパンチであけたみたい。
昨日一緒に潜って楽しくお話させていただいた小豆島からの方をバス停までお見送り。
小豆島の山にも登ってみたいので、いつか行こう。
朝早く起きて準備していたのに、今日はウェットスーツを忘れました。
「ウェットスーツなし(水着の上に全身ラッシュガード)で潜る! 暑いから大丈夫!」
と言い張ったのですが、
「さすがに終わり頃は寒くなると思うからダメ!」
宿まで再びドライブ…
「ボートが出てから気づくよりいいじゃないですか〜」
お優しい。
港で気づくより、迎えに来てもらったときに気づけってば。
ほんとごめんなさい!
1本目「カスミポイント」
名前のとおり、カスミチョウチョウウオが群れているそうで…
でも、それどころじゃない!
流れ、つえぇ。
でも、うねってないから酔わないのです。
不思議ですね〜。
こういうときは一生懸命泳いでも消耗するだけなので、サンゴを傷つけないように手をかけるところを選びながら、ほふく前進のように進めば疲れない。
そうやってない人は、エアの消費が早かったです。
メガネゴンベを上から撮ったら、鼻毛みたいのがあってかわいかった。
ますます好きになりました。
水深15mで下を見ると、海底まではけっこうある。
こういう中層を泳いでいくのが好きです。
海の中でしか感じられない浮遊感、最高!
けっこう、いかつい顔。
タテスジハタです。
目元に青いラインが入っていて、体はあばら骨が浮き出ているみたい。
サバヒーの群れがいました。
なんせ流れが強くて撮れませんでしたが、シュンシュンと速く迫力ありました。
港に戻らず、船上で休憩をとり、そのまま2本目「ミーチガマ」へ。
3つの穴、という意味だそう。
穴は1つだけ入りました。
タコしかいない。
水深が30mと深いので、長居はできません。
もうすぐ限界ですよ〜、とダイコン(ダイブコンピュータ:この水深に、あとどのくらいの時間いてもいいかを教えてくれる腕時計など)がピーピー鳴り始めました。
みんなから離れて浮上し、ガイドさんから見える範囲で水深を少し上げます。
具合が悪くなるのは避けたいので、それぞれが自分で管理するのです。
ダイコンによって、厳しめなメーカーと緩めなメーカーがありますし。
お花のようなサンゴ。
中には、イバラカンザシ?
このサンゴの名前、なんだっけ。
記憶力がほんとに衰えてきました。
調べても、また忘れちゃうからなー。
きれいだな、でいいや。
これで済ませているのが、衰えの原因ですかね…
ただ、こういうのを眺めてるだけで幸せ。
これ、主張が強い。
すごく目立ちました。
ナンヨウハギの幼魚、めっちゃかわいい〜。
映画「ファインディング・ニモ」の、ドリーです。
古いですかね。
大きくなると、模様が変わります。
魚の歯!
手にとったら、ギザギザを感じました。
小指の長さ分くらいです。
港へ戻るボートからも絶景。
3本目のポイントは、久米島へ来る飛行機からも見えた、ひとつだけポツンと海上にある「トンバラ」だというので、今日は2本でおしまい。
昨日の2本目みたいに、おそらく酔ってしまうだろうから。
写真の右にポツンと突き出ている岩がトンバラ。
いつも潜っているポイントよりも遠くなります。
お昼ごはんは、昨日も行ったスリーピースさんへ。
今日はもう潜らないから、ガッツリとピリ辛もやしそばにしよう。
暑いときに熱いものはおいしいなぁ〜、汗をかくのを気にしなくていい(まだ水着のままなので)からなおさらだ〜、などと思いながら、かっこんでいると…
お店のお姉さんが
「よかったら、これで冷やして」
と冷たい水の入った袋をくださいました。
注文のときも
「顔、火傷みたいになってる! 大丈夫?」
と心配してくださっていたのです。
え、そんな?
たしかに突っ張る感じは昨日よりひどい。
でも今日はボートでラッシュガードも着てたし、なるべく日陰にいたけども。
袋をほっぺたに当てたら、ヒンヤリ〜。
気持ちいい〜。
アイスも食べちゃお。
ブルーシールアイスクリーム、最近食べてないもんな。
サトウキビとウベ(紅山芋)にしました。
懐かしい味。
ごちそうさま、と食器を下げに行くと、また冷たい袋を用意してくださって。
おでこや首筋にも当てながら、みんな優しいなぁ〜と幸せな気分になりながら宿へ戻りました。
水着などを洗濯して、屋上で干していて気づきました。
あ、こういうときにも陽射しを浴びてるじゃん。
沖縄の夏の陽射しは、山より強いです。
週間天気予報もこんな感じ。
陽の光が射し込む海は最高です。
行けなかったトンバラでは、グルクン、イソマグロ、バラクーダ、ギンガメアジが見れたそう。
大物ばかりですね〜、さすがトンバラ。
でも、波も流れもあったようで…
ギンガメアジの群れはまだ見たことがないのですが、ロウニンアジの群れは20年くらい前に久米島で潜ったとき、かしいだタワーのようになってどこまでも続いているのを見たことがあるのです。
終わりが見えないくらいのすごい数でした。
あれは今でも覚えています。
今日は早く終わったので、夜はどこかへ食べに行こうかな~、とも思ったのですが…
1日しか潜れずに、ダイビングをしないと何をしていいか分からなかった2022年12月や、昨年の2回で、いろいろなお店で食事をしましたが、今回は食欲が全開になりませんね〜。
夏山シーズン目前ですが、元気に山を登れるように、食べなくてもいいときは我慢できたら。
明日はどんな海だろう?
続きます。