登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

秋休み その3

四万温泉に向かいます。
万座ハイウェイを下っていると、天使の梯子(日矢)が。
山の斜面をうめつくす山吹色の葉を、幾筋もの光が照らします。
一眼レフカメラ、持ってくればよかった〜。残念。

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万座ハイウェイを歩きたい…車しか通行できないなんて、もったいない!
秋を堪能できる、ほんとにステキな道でした。
全体的には山吹色、ところどころ真っ赤なモミジ。
きれいすぎて、20キロちょい走っている間、ため息ばかりでした。

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途中、のれんに惹かれて「村上」さんで、ひえ入りの山菜釜飯。
ひえは栄養価が高いそうです。
海外のスーパーフードが流行っていますが、日本にももともとあるんですね。
なめこうどんも素朴でおいしかった。

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四万街道の紅葉も見事!

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連続した休暇は選べたわけではなく、たまたまこの日にちだったのですが、紅葉真っ盛りのときで嬉しい。
所長! いいときにお休みをいただき、ありがとうございます。

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四万湖の中之条ダムを見学。
通路があり、ぐるっと見渡せます。

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ダム好きの父を連れてきてあげたい。
昨夜、月暈を見たせいでしょう。
雨が降り始めたので、湖のブルーに映える紅葉は見られませんでしたが、雨にけぶる紅葉を見ながらダム周辺を散歩しました。

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さて、初めての四万温泉
【公式】四万温泉 鍾寿館 | 木づくり湯けむり四万の宿
たくさん宿がある中で、この鍾壽館を選んだのは温泉です。
ここのお湯サイコウ!
源泉かけ流しはもちろんのこと、敷地内のたった10メートル先で湧き出す「できたての温泉」なのです。
温泉の成分がほとんど損なわれることなく、すぐに湯船へと注がれるそうです。

洗い場がなく、浅い湯船と少し深い(といっても腰かけるところがあるので、ちょうどいい)湯船がふたつある混浴の源乃湯が気に入りました。
いいお湯〜。

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無色透明の湯がなみなみと。
上から流れ落ちてくるので、つい打たれたくなりますが60℃の源泉です。
混浴ですが、夕方の2時間は女性専用。
混浴の時間帯でも、女性の脱衣所が湯船の脇にあるので着替えやすいです。
ここのように、混浴でもバスタオルを巻かずに入りたいですねぇ。
入るまでは隠したいけれど、湯船の中では外したい。
バスタオルを巻いて入ると開放感がない…

その他に、中から鍵をかけて入る無料の貸切風呂が3ヶ所。
洗い場もついています。
男女別の内湯もありますし、今回は行きませんでしたが、宿から歩いて3分、山里乃湯という露天風呂もあるそうです。
古い建物なのでエレベーターがありませんが、離れた上の階を予約すれば少し安く泊まれます。

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飲泉をフロント前でできますが、ぬるめでとっても飲みやすく、湯上がりに何杯もいただきました。
胃腸が弱い方、特にいいそうですよ。

17時には、もう真っ暗。
街灯なんて、ほとんどありません。
千と千尋の神隠しのモデルになっているといわれる積善館まで宿から1キロ。
雨があがったのでのんびり歩いていくと、そこには赤い橋の向こうに浮かび上がる建物。
やわらかな明かりが灯されたその建物はとても美しく、じっと見つめてしまいました。
写真の腕がないためこんなですが…実物はもっともっと雰囲気あるんですよ!

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宿に戻り、ひとっ風呂あびて夕食。
豪華すぎる…ノンストップで食べ尽くします。
手がこんでいるのに、食べるのはあっという間。
シメの、舞茸とムカゴのご飯おいしい〜、ら

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漬物を食べたら、今までにないシャキリシャキリとした食感と味。
キクイモのぬか漬けですって。
初めて聞いた、初めて食べた。
里芋に似ていますが、あまり出まわっておらず道の駅などにあるらしいです。

寝る前にも露天風呂で温まり、爆睡。
サービスエリアでもらった関東の地図を眺めていたら、群馬県が温泉天国であることを初めて知りました。
また来よう。

明日で旅も終わり。
また仕事がんばろーっと。

秋休み その2

さて、那須から万座へ向かいます。
その距離、250キロ超。
どうしてこんな計画をたててしまったのでしょう。
運転するツレに対して、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
せめて高速道路だけでも運転を変わりたいと思ったのですが、私は運転が怖く緊張のせいか、こんなこと今までないのにお腹が痛くなってしまい、「大丈夫だから…」と言われてしまいました。
関越自動車道を走っていると、群馬の山々が見えました。
なんだか全体的にギザギザしています。
群馬県の山は、谷川岳しか登ったことないなぁ。
今度どこか登ってみようかな。
榛名山赤城山妙義山…ぱっと出てくるのはそれくらいですが、どこに登ってみようかな。

高速から一般道へ。
道の駅などは、日曜日の昼時のためか混雑していて、どこも入れませんでした。
残念。
日本ロマンチック街道は紅葉が始まっており、道の両側の葉っぱの色を楽しみながら、万座プリンスホテルを目指します。

万座ハイウェイは、黄葉真っ盛り。
濃い山吹色で視界を埋め尽くしてくれます。
青空に映えます、ほんとうに。

葉っぱがすべて落ちている木々も美しい…ただ、すっくとたっているだけなのですが。
自然が見せてくれる景色は、そこにあるだけで心を動かしてくれます。

万座プリンスホテルまで、あと3キロほどになったとき、雪がそこかしこに。

窓を開けて走ると温泉卵の匂いがします。
硫化水素ガスが発生中。

公式サイト | 万座プリンスホテル
姉妹館の万座高原ホテルにシャトルバスが1時間ごとに出ていますので、チェックインしてからまずはそちらへ。
部屋の浴衣とスリッパで行けます。
歩いても行ける距離ですけれど、温泉でぽわぽわしているので、特に帰りは坂道を上る気になりません。

標高1800メートルの露天風呂。
女性専用の露天風呂はひとつありますが、あとは混浴。
いくつも湯船があり、ぬるいのは39℃〜熱いのは43℃を超えています。
乳白色のぬる湯でのんびり。
レモンイエローの湯船もありました。
じっくり温まったせいか、シャトルバスを外で待っても平気なくらい体がポカポカです。

ここでは、エコバッグが必要でした。
混浴のゾーンは、タオルを巻くか、湯浴み着を着ていないと入れないのです。
男性用の腰巻きタオルは部屋にあるのに、女性用のはない!!
タオルをレンタルするか、湯浴み着を購入するか、なのです。
不公平〜。
湯を吸ったバスタオルはとても重く(脱水機があるのですが、なんとなくイヤ)、他に体を拭くタオルなどもあるので、けっこう荷物になります。

夕食は和洋中ビュッフェ。
思ったよりおいしかったです。
とっちゃなげ汁という郷土料理がありました。
すいとんやきのこなどが入った濃いめの汁に、キャベツの千切りを入れます。
おいしい!

ふくれたお腹がこなれたところで、万座プリンスホテルの露天風呂へ。
高原ホテルよりプリンスホテルの露天風呂が好き。
ここは混浴の湯船がひとつだけ。
あとは男性・女性それぞれ専用の湯船がいくつもあります。
色はすべて乳白色。
開放感がたまらない!
まんまるい月がぽわんと浮かんでいました。
その月のまわりには、大きな白い輪っか。
山で太陽のまわりに輝く輪っかをよく見ます。
「日暈(ひがさ、にちうん)」というのですが、天気が崩れる前兆ということで、キレイだから見ることができて嬉しい反面、その日以降も山を歩く場合、「雨になるのかぁ」と気持ちが下降気味に…

月のまわりに輝く輪っかは、同じく「月暈(つきがさ、げつうん)」だそうです。
天気が崩れる前兆というのは変わらないですが、幸せの前兆という言い伝えもあるそうで、いいことは信じることにしているのでなんだか嬉しくなり、部屋に戻ってからもずっと空を見上げていました。

温泉に泊まると、とても寝つきが良くなります。
目覚ましはかけずに、明るくなるまで寝ようと決めて、ぐっすり眠りました。
部屋からはこんなきれいな景色が。

青空のもと入る朝風呂は最高で、気温の低さもあり、肩を出せばずっと入っていられそう。
今くらいの気候が私にはちょうど良さそうです。
ほわほわ立ち上る湯気を眺めながら、のんびり入り、最後は女性専用の湯船で、重たいバスタオルをはずし、開放感を味わいます。

ここの露天風呂、好きだなぁ。
次は、新月のとき、満天の星空をみながら浸かりたい!

続きはまた…

秋休み その1

休んでばかりと思われるかもしれませんが…私は毎月、22日間の勤務です。
年間106日だったっけな、そのくらいの休日数ですので、普通の勤め人と比べて多くはないと思います。
一回の勤務が朝8時から翌朝9時過ぎまでのため、2日分勤務している計算になります。
9時を過ぎれば、その日は明け休みになります。
先月までは、そのまま北アルプスなどに出かけていましたが、もう標高の高い山は終わり。
今月からは、帰ってからもちろん昼寝などせずに、高尾山などに出かけています。

「4連休とれた~」というツレと一緒に、那須と万座・四万温泉へでかけてきました。

明け休み、少しばかりうとうとしながら、那須へ向かいます。
途中、上河内サービスエリアで発見。
ここに寄ると、餃子を食べることが多いのですが、とちおとめまんかぁ…今まで気づかなかった。
なんとなく味は想像できるけれど、デザートがわりに買いました。

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うーん、やっぱり肉まんがいい!
イチゴのクリーム、よく分からず。
ピンクの本体の下に緑の紙がくっついているので、むしろ桃に見えます。

このままだと少し到着が早かったので、「那須りんどう湖レイクビュー」へ寄ってみることに。
那須高原りんどう湖ファミリー牧場 | 那須高原の牧場ふれあいパーク

快晴の土曜日で、なんでこんなにすいてるの?
14時過ぎだったからでしょうか。
ここには、ジンギスカンやビュッフェなどもあって1日遊べます。
動物に触れることができます。
アルパカ、頭おっきくないか…?
山羊の目が怖い…

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乳しぼりもやりたかったのですが、残念ながら時間が過ぎてしまっていました。
こんなふうに餌を食べているのね。

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小さい子連れて、ここで並んで撮ってみたい!
きっとすごくかわいいと思う。

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以前からやってみたく、来年にでも白馬岳に登ったときに寄ってみようと思っていたジップラインがここにもあり、列に並びました。

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夕暮れ前の太陽が柔らかな色になる時間、うっすら月が見えている空に向かって滑り出しました。
この湖の上、向こう側まで往復します。

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体重に比例してスピードが出るそうなので楽しみにしていましたが、重たいのに思ったより速くありませんでした。
体重が軽いと途中で止まってしまうこともあるそう(そうなったら動かずにレスキューを待つ)ですが、係の方が対岸で体重をかけてくれているので、これは小学3年生からできるのですが、その年齢の小柄なお子さんたち、誰も止まらずに楽しめていました。

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宿に向かおうと出口へ歩いていくと、アルプホルンの音が聞こえてきました。

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「吹いてみたい方いますか?」
手を上げたら、吹かせてもらえました。
なかなかいい音が出まして、お褒めの言葉をいただきました。
楽器の模様がきれい。

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今夜は「オーベルジュ・ラ・カンパーニュ」に宿泊。
那須高原 オーベルジュ ラ・カンパーニュ


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10年前まで、杉並区や中野区の社会人たちで集まり毎週ソフトボールをしていまして、そのチームの合宿を那須でやっていました。
そのあと泊まるのを楽しみにしていた、料理がほんっとおいしいペンションです。
改装したのは知っていましたが、それから行ったことはありませんでした。
以前は、部屋が狭くてベッドでいっぱい、という感じでしたが、ステキな部屋に変わっていました。
ここの貸切風呂も好きです。

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2人で浴槽の縁に頭をのっけて、全身をのばしてもゆったり入れる大きさなのでくつろげます。
もう11月なので、室内はストーブがついているほどの気温。
体は温まるけれど、外に出ている顔は涼しくて気持ちよく、いつまでも入っていたくなります。
部屋のお風呂も感じいいんです。

楽しみにしていた夕食!
記憶にあるメニュー、新しいメニュー、どれもこれもおいしい!

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夜勤明けで、眠い。
でもおいしい!
ねむいおいしいねむいおいしい…
目をつぶって味わっていると、そのまま眠りそうなくらい、ふわふわとした気持ち。
デザートも「こんなに!」という種類の多さ。
最後まで、ゆっくり食べて3時間弱。
あとは寝るだけ!

翌朝…昨夜あんなに食べて寝たのになぁ。
お腹がぐぅー。
眩しいほどの光が射し込むダイニング。
気持ちいい。
ぶ厚いベーコンに目玉焼き。
オムレツも選べます。

外を見ると黄色に染まった葉っぱが、青空に輝いています。

近くには、購入時に生クリームを入れてくれるあんパンがおいしい「ルアン」や、テディベアミュージアムがあります。

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このミュージアムには、となりのトトロのぬいぐるみがたくさん飾られています。
トトロ好きの方はぜひ。

続きは明日…

北茨城へ 

先日、両親と北茨城へ旅行しました。

父が運転する車で行く、最後の旅行です。

父はとっくに後期高齢者になっている年齢です。

ここ最近、高齢者ドライバーの運転がたびたびニュースになります。

父はずっと運転手の仕事をしていました。

「休日だけハンドルを握るドライバーに比べたら、まだまだ!」

という思いもあったかと思います。

しかし、私たちからすると、やはり判断速度が以前に比べて鈍ってきていると感じていました。

こういうことを伝えるのは難しい。

「トシだから運転やめて」

なんて言い方では、うまくいくわけがありません。

自分で決心してもらわないと、きっと「取り上げられた」という思いがずっと残ってしまう。

いつも売り言葉に買い言葉のようにケンカになってしまう父と私なので、手紙を書きました。

 

父(もちろん母もです)がずっと運転手でがんばってくれたから、私たちは学校や習い事に通えたこと。

家を買えたこと。

山に行くとき、JRの始発に乗れるように送ってくれたこと。

体長が悪くなったとき、職場まで迎えに来てくれて病院へ連れて行ってくれたこと。

 

思いつく限り、たくさんの感謝を書きました。

そして、その感謝を悲しいものに変えたくないこと。

体の動きや判断の衰えは、年齢を重ねれば当たり前のことであり、こういうことは徐々にではなく、階段を駆け下りるように、あるとき一気にきてしまうこと。

 

手紙を渡し、それ以上は何も言わずに待とうと思いました。

1週間ほどたち、父から

「次の免許の更新はしない」

と言ってきました。

更新日まで、まだまだ期間があります。

でも、私も伝えたいことは伝えましたし、父が決めたこと。

「そっか」とだけ言い、もう一度「今までたくさんありがとう」と伝えました。

 

 

「免許返納は先にするけれど、車は売る」

驚きました。

「借りてまで運転することは、しないから」

もう運転しない、と決めたんだ。

 

「じゃあ、最後にどこか行こうよ。どこがいい?」

と聞くと、茨城がいいと。

「海の幸を食べたい」

袋田の滝に行きたい」

というリクエストに従って計画を立てました。

 

1泊目は五浦(いづら)観光ホテルへ。

五浦観光ホテル別館 大観荘【公式】

海が見えない部屋に泊まっていても大丈夫です。

屋上から大きな景色を見ることができます。

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仲居さんは外国の方も多いのですが、少し聞こえが悪くなっている両親には、たどたどしいながらもゆっくりはっきり発音してくれる彼女たちの言葉の方がずっと聞きやすかったようです。

料理もおいしくて大満足。

大浴場までは長い廊下を歩いていくので、行くのが少しめんどくさくなってしまいました。

あんこうの季節にも行きたいなぁ。

 

翌日は、ホテルから見えていた「岡倉天心」ゆかりの六角堂へ。

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紅葉の美しさで有名な「花貫渓谷」の汐見滝吊橋へ。

汐見滝吊り橋 | 高萩市観光協会公式ホームページ

私は緑も大好きです。

ゆらゆら往復しました。

 

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次は「竜神大吊橋」へ。

滝とか橋が好きなんです、両親は。

けっこうな長さ。

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鯉のぼりの季節の写真を見ましたが、すごい!

竜神大吊橋 公式サイト - 茨城県常陸太田市にある長さ本州一の吊橋です

バンジージャンプもできるんですよ、ここから。

腰痛の心配がなければ、やってみたいのですが。

 

待望の袋田の滝へ。

袋田の滝・生瀬滝(国名勝) | 大子町公式ホームページ

凍っている滝も迫力あるだろうなぁ。

 

ここでまさかの「来たことあった」

そうでしたか…

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ここを通り、エレベーターで上の展望台にも行けます。

この日は、水量が少なかったそうです。

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滝のそばの土産店で購入したら、見学している間、駐車場に車を置かせてもらえました。

 

この日は、袋田の滝近くの宿をとりました。

雰囲気がよく、ホテルの中も外も探検しました。 

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茨城県奥久慈|袋田温泉 思い出浪漫館【公式】

ここもなぁ…お風呂がおしい!

大きくて気持ちのいい露天風呂だったのですが。

部屋から遠い…のは仕方ないとして、ちょっと物騒な感じがします。

宿の敷地ではありますが、外から入ってこられそう。

スリッパを脱ぐ場所が外から丸見えなので、何人入っているか分かってしまう。

宿の性質上、開放しておかなくてはいけないのでしょうが、確かにこれだと暗くなってから1人では入れないかなぁ。

 

大浴場の入口にあるこの鏡、のれんをくぐれば自分がうつります。

名だたる美人と並べます。

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餃子が好きな両親。

翌日は宇都宮に寄って、餃子の食べ比べ。

同じフロアに2つ店があり、1つは1時間以上の行列、1つは少しだけ行列。

少しだけの方に並び、20分後くらいに無事に食べられました。

いろんなお店の餃子が1皿に1個ずつ載っています。

どの1皿を選ぶか…迷います。

これの他にもまだメニューがあるんですよ。

前は30個くらいペロっといけたのに…12個しか食べられなかった。

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そして、今夏にオープンしたばかりの蓮田サービスエリアへ。

果物や野菜がとてもおいしそう!

道の駅で大量に野菜などを買うのが趣味な母。

楽しそうに選んでいました。

 

無事に我が家へ到着。

車は翌日、無事に売られていきました。

ところで、「茨城」は「いばらぎ」ではなく、「いばらき」と読むことを今まで知りませんでした。

大阪の「茨木」は「いばらき」で、茨城県は「いばらぎけん」だと…

恥ずかしいです。

だって同じように「城」がつく「宮城県」は「みやぎけん」ではないですか。

 

父の運転で行った最後の旅行、とても楽しいものでした。

 

景信山(かげのぶやま)へ

11/6から7にかけて夜中、おうし座流星群が見えるはずでしたが…
勤務中にたびたび夜空を見上げましたが、残念ながら雲が出ていて見られませんでした。
星の名前なんて全然わからないけれど、寝転びながらぼぉ〜っと星を眺めるのは好きです。

夜中は曇っていたけれど、夜明けがきれいだったので山に行きたくなりました。
家に帰り、15分で準備し高尾駅に向かいました。
なぜ、今日この山を選んだかというと、高尾山の往復だけでは短すぎると思ったのと、今月下旬に職場の人たちと景信山の山頂で餅つきをやることになっているので、実行委員の私としてはルートの確認をしておこうと思ったのです。

11:12の高尾発、小仏行のバスに走ってギリギリで間に合いました。
終点の小仏バス停までの道はとても細く、こんな道を車とバスがすれ違うのね…とドキドキ。
先月の台風の被害を受けた場所を通過します。
川の中に落ちたままの道路標識、ガードレールの根元の道路はごっそりえぐれてしまっていました。
重機がたくさん入っています。

終点の小仏で下車、登山口に向かいます。
こういった被害を実際に見ると、特別に美しい景色でなくとも、今まで当たり前に季節がめぐり見ていた景色が見られなくなってしまうこともあるんだと思いました。

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日影林道は通行止め。
小仏バス停から景信山までは、バス停に近い登山口のみ通行可。
小仏峠へは通行止め。

バス停から3分ほど、左に階段がありますが、登山口はここではありません。
さらに7〜8分、カーブを過ぎれば右側に石の階段があります。
今はここからしか登れません。

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12:00 気温は19℃。
標高は382m。
ここから景信山727mまで登ります。
太陽が力強い。
半袖で登り始めましたが、すぐに汗。

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ここは登り始めがなだらかで、のんびりハイクにぴったりの道!
紅葉は…している木もあるけれどほぼ緑。
木漏れ日がきれい。
登山靴でなく、スニーカーなのでラクチン。
18リットルの小さなザックなので、背負ってないかと思うくらい軽い〜。
麦茶と湯で1.5リットル持っていますが、トータルで3キロほどですから。
あぁ、久しぶりの高尾だー!

12:25 倒木がありますがひょいと乗り越えられます。

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すぐ分岐に。
12:35 トイレ
ここからすぐ、景信山の山頂です。
ススキが秋を感じさせてくれます。

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富士山だけでなく、都心まで一望。
スマホで撮ったので、どちらもあまり良く写りませんでしたが…

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小さい秋みーつけた、の歌がでてきそうな、こじんまりとしたモミジ。

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今日は平日なので、茶屋はもともと営業していませんが、壊れている箇所がけっこうあり心配になりました。
荷揚げをする道が通行止めで歩荷で揚げなくてはならないとなると、修繕も大変です。

山頂で、温かいココアを飲みながら先日、立川の昭和記念公園で買った、うどの甘露煮が入ったどら焼きをいただきました。
うどのシャキシャキ感がうっすら。
山で食べる甘いものはおいしい。
それからしばらく本を読んだり、景色を眺めたり。

13:15 高尾山に向かいます。
どんどんどんどん下ります。
まき道は通行止めです。

13:35 小仏峠

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通るたび思うのですが…なぜ、あなたたちはここにいるの?
少しだけ、登り返します。

13:50 鉄塔が見えれば、城山です。
ここも眺めがいいんです。
富士山には笠雲がかかっていました。
天気が荒れているんでしょうね。
ここには、たくさんの秋がありました。

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城山から相模湖への道も好きですか、今日は高尾山へ。

また、どんどん下ります。
あぁー、ほんと気持ちいい道。

14:10 一丁平
今年はここで、ダイヤモンド富士を見ようかな。
いつもシモバシラの花を見るまき道も、通行止め。

階段キライ。
2箇所あります。
1つ目は、右に行けばもみじ台へ。
2つ目は、いつもは右の道で稲荷山コースへつなぎますが、今日は薬王院を通りたいので、左の道へ。
真ん中の階段を選択すれば、高尾山の山頂から薬王院へ。

14:40 高尾山直下
ケーブルカーで登ってきた人たちだとは思いますが、ダウンやコート率が高い…
また「あの人、半袖〜」
と言われてしまいました…

14:45 薬王院

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染まったらきれいだろうなぁ。
あと、2週間くらいでしょうか。

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人が多くて騒がしく、来るたびに何だかいろいろ増えて俗っぽい感じがするのですが、好き。
小銭すら忘れ、ガチャガチャもできない。

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お賽銭もない。
PASMOがあれば、お金なくてもここまで来れちゃうもんだから…

お坊さんたちが生活している建物の近くに、福徳弁財天様がいらっしゃいます。
ここに立ち寄る人は少ないです。

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護摩受付所を背にして左に進むとこの景色になりますので、ほんとにこっちでいいのかな、と思いながら進んでください。
突きあたります。

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ほんの少しの距離ですが、腰をかがめて進みます。
そして、来た道を戻ります。
高尾山の山頂に行くなら矢印方向へ進みます。

それにしても、今日は空気が澄んでいてどこからでも眺めがいいなぁ。
嬉しい。
でも、夜勤明けで眠いから夕陽は見ずに下ります。
行きの電車で眠くてたまらなかったけれど、来て良かった。
楽しかった!

夕陽を見るためでしょうか、15:30を過ぎてもケーブルカーからはたくさんの人が下りてきます。

1号路は、登りで鍛えられるけれど、下りは舗装路であり急なので脚にきます。
なので、邪魔にならないようにちっちゃくS字カーブを描きながら、ちょこちょこ下ります。
気休め程度ですけどね。

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ここでは、ぜひ祈りたいですね。

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最後に、ルート上のトイレですが、小仏峠以外のポイントごとにありますが、「城山のトイレはシステム不調のため使えない場合もあり」とのことです。

電車を下りて、回転寿司に寄ってから家に帰り、汗をかいたウェアを洗い、お風呂に入って、
山頂で読んでいた本の続きを読みながらハーゲンダッツのストロベリーを食べました。
すっごく幸せな休日でした。

大好きな高尾。
スギとヒノキの花粉が飛び始めるまで、いっぱい通いたいです。