登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

今年も…

スギとヒノキの花粉が飛ぶ季節がやってまいりました。

高校生のときに症状が出始めて、30年近くがたつのかぁ…

薬の進化はすごいもので服用時の眠さはあるものの、高校生の私に「希望をもっていいよ」と教えてあげたいほど、症状は緩和されています。

ですが、やはり他の季節とは過ごし方が変わるのはしかたない。

 

山はもちろん、出かけるのもおっくうになりがちです。

そこで、昨年から始めたゴルフ!

最近、いい球を打てることも増えてきて楽しくって。

山(低山はスギやヒノキが多いのです)へは足が遠のきますが、やっぱり外は気持ちがいい。

まだまだヘタクソですが、やり始める前は

「何回打ったって、あんな小さなとこに入るわけがない」

と思っていましたが、ちゃんと入るんですもん。

青空へ向かって球が飛んでいくだけで、気分がいいんです。

打つときの音が良くなった、体がきれいにまわった、など振るごとに喜べるのが楽しい!

 

奥多摩のあと、花粉が本格的に飛散する前に、2回くらいはどこかの山へ行こうと思っていましたが、かないませんでした。

2月の3週目から、喉にくっついた花粉が炎症をおこして眠れないほどの咳が続き、おじちゃんがよくやっている「カーッペッッ」ってやつで痰を出したいけど、マネしてもできず、ゲホゴホ。

お医者さんに行って薬を出してもらい眠れるようになりましたが、数分間咳きこむこともあるため、なんとなく出かけられず…

 

最近は天気予報でも、飛散量が「やや多い」から「多い」「非常に多い」になってしまいましたからね。

飛散量が多い今年は、初めて症状が出る人も多いはず。

「私は花粉症じゃないから~」という方も、いつなるか分かりませんから。

昔、私の父も

「クシャミがうるさい」

と理不尽に怒ってきたため、

「お父さんもなってみればいいんだ!!」

と、呪い(?)をかけたせいか、高齢になってからなりました。

「クシャミがうるさいって言って悪かった… 出ちゃうものなのにな…」

と弱々しい声で謝ってきたこと、毎年のネタになっています。

山から遠ざかる、この季節にやることといえば!

今年、登る山を決めることです。

考えるだけでワクワクする。

 

南アルプス甲斐駒ヶ岳に登りたいなー。

もう10年以上、登ってない。

カッコイイ山なんです。

南アルプス市営バス(広河原から北沢峠)の運行【休止】について - 山梨県 南アルプス市 -自然と文化が調和した幸せ創造都市-

2019年の台風で林道が崩れて甲府方面からのバスが通れない(伊那からは通れます)ため、計画をのばしてきたけれど…

中央道を通って、北岳甲斐駒ヶ岳を見るたびに「また登りたいな」って思ってきました。

1週間の長丁場になるので、天気にも左右されますが行きたい!

 

あとは、久しぶりに槍ヶ岳

妹夫婦と登って以来だから何年になるだろう?

前を通ることは何度かありましたが、チラッと見ると混んでいたり、雲の中だったりで。

あぁ~、楽しい。

山の地図を見ているだけで、こんなに楽しい。

東北の山にも行きたいんだった。

手帳の余白には、その季節に行きたい山がたくさん書いてあります。

時間とお財布と相談しても、全部行けっこない。

そして毎年、その数は増えていく。

ずっとずっと、山を追うのでしょう。

 

でも、海にも潜りたい。

世界は見たい場所、行きたい場所であふれています。

 

 

献血へ

2/10は、昨年の1月ほどではありませんでしたが都心でも雪が積もりました。

こういうときは、血液が足りなくなるものです。

普段、土日祝日は仕事なのですが2/11の祝日はたまたま休みだったので、献血へ行こう〜。

献血Web会員サービス「ラブラッド」|日本赤十字社

前日の17時まで、簡単に予約できます。

 

私は、新宿か吉祥寺で献血をしています。

新宿で献血をしたときは、あの店でランチ。

吉祥寺で献血をしたときは、この店でランチ。

と決めていて、それも楽しみなのです。

今回は400ml献血だったので、1時間ほどで終わります。

花粉症の薬を服用していますが、ほとんどの薬は献血しても大丈夫です。

花粉症がひどくなると強めの薬を服用するので、そのときは献血できません。

薬をのんでいるかは、医師の問診がありますのでその際に申告します。

ほかには、歯医者に行くと3日間はできませんし、インフルエンザやコロナのワクチン接種後も数日あけなければなりません。

あと確か、健康診断の当日もダメでした。

採血で血を抜いていますからね。

 

平日に行くよりずっと混んでいましたが、予約をしているので優先的に案内されます。

やはり前日の積雪の影響で、いつもに増して血液が足りてないとのこと。

その中でも、AB型が圧倒的に不足しているそうです。

 

1時間で献血が終わりました。

「ご協力ありがとうございました」と、チョコやお菓子、ウェットティッシュなどをいただくことがあります。

前回いただいた品が、私のツボにはまりました。

血液バッグ保冷剤です。

400ml献血は、血がそのまま入るので血液バッグの中は濃い赤色です。

しかし、成分献血は、必要な成分だけ抜き取って体内に戻すので、血液バッグの中は透き通った黄色なのです。

それを、あまりに忠実に再現してしまっている!

これが保冷剤として、お弁当に添えられているのを想像するとなかなか…

↑ このときの品は、血液バッグのキーホルダーでした。

でも朱色なので、実際に血液バッグを見たことがある方にはニセモノ感があると思うのです。

このキーホルダーも私にはツボでした。

リュックにつけてたんだけど、いつの間にか外れたようで紛失してしまいました。

 

献血が終わったので、こちらのお店へ。

ベトナム料理 バインセオサイゴン新宿 カワノアネックス 6・7F

今回は、季節限定だという「バイン ドゥック ノン」と、ラム肉の炒めをいただきました。

ラム肉は、私にはハズレ。

こまかくて薄すぎです。

ミントの葉や大葉、パクチーと一緒に食べます。

バイン ドゥック ノンは訳すと「お餅汁」になるようです。

ハノイのお雑煮ですって。

見た目が赤かったので、辛みを減らしてもらいました。

米粉を練って作られるというお餅は、とろけます。

これ、好きだ。

季節限定なのが残念…

席につくと出てくる、蓮茶(はすちゃ)の爽やかな甘みが好きです。

また新宿で献血したら、寄ろうっと。

 

 

日本橋〜水天宮さんぽ

たまに、ツレと東京を散歩しています。

今回は日本橋へ。

すてきな建物がたくさんです。

 

化粧品を入れているポーチが、人前に出すにはちょっと…というレベルまで古くなってきたので、それを買おうと思いまして。

山などをプラプラするのは限りなくできるのですが、買い物だけは「買いたいもの」がない限り行かないです。

メッシュ素材で、色がきれいなポーチを探しに行きます。

日本橋でなくてはならない理由はないのですが、楽しみはいくつあってもいいですし。

 

お昼前に着いたので、まずは食事。

前回、日本橋に来たときに千疋屋の本店を初めて見ました。

大混雑であきらめましたが、今回は11時過ぎということもありガラガラ。

ここがまず、ひとつめの楽しみ。

メインストア|千疋屋総本店

1階のお店に入って、マンゴーカレーとフルーツサンドのセットを注文。

千疋屋って高いでしょ」と思っていたので、飲み物がついたセットで1,400円とは驚きでした。

フルーツサンドは、フルーツが薄切りタイプ。

私は、高野フルーツパーラーや、京王線の下高井戸駅前の果物屋さんがやっている「パーラーシシド」のような、ゴロゴロと果物の存在感があるフルーツサンドが好きなのだなぁ、と今日知りました。

世田谷区・下高井戸のフルーツサンドとパフェの店「パーラーシシド」

ツレは「もうひとつ、食べたいもの選んでいいよ」

いつもありがとう〜。

バナナトーストにしました。

ソフトクリームものっているし、シナモンの香りもよくておいしかったです。

 

お腹が満たされました。

隣で果物やジャムなどを売っています。

買うものはないですが、覗き見~。

ん?

干し柿が8個で32,400円?

どういうこと?

1個500円の干し柿をもらったときですら、どきどきしたのに。

こんなの食べられない(大丈夫、一生ないから)や。

 

2階にはフルーツパーラーがあります。

一応、メニューを見ようかな。

ん~、おいしそう。

1階で、カレーライスとフルーツサンドのハーフ&ハーフを食べられたのは良かったです。

だけども、やっぱりパフェも食べたい。

ツレは「ふたつ食べられるなら、入ってもいいよ」

2階のランチメニューは、ハンバーグやドリアもありました。

デザートメニューは、外に貼ってあったものだけでなく、季節限定のものもたくさん。

イチゴもいいけど…

せとかのパフェにしました。

みかん、大好き。

口に入れると、ほとばしる果汁。

ジュースだわ、これ。

シャーベットもおいしい~。

 

もうひとつ選んだのは、アボガドクレープ。

アボガドのアイスなんて食べことないですもん。

塩コショウとオリーブオイルがかかって出てきました。

アボガドのアイスの味は、よく分からなかったです。

「これは何のアイスでしょう?」と問われても答えられない。

「甘みがほしいときに」と添えられたハチミツが最高においしかった。

今すぐ、トーストにのせたいくらいでした。

あ、それを買ってくればよかった!

 

お腹いっぱいなうえに、さらにいっぱいにして「コレド室町テラス」へ向かいます。

ここにもおいしそうなものばかり。

あぶない街だ。

 

2階は台湾の雑貨や食品を売っているフロアでした。

色が派手で、すてきです。

あ!

メッシュのポーチがあった。

でも欲しい柄のサイズがないかぁ。

 

メッシュがいいんですよね~、やっぱり。

ボロボロになるまで使っていたのは、使っている化粧品のセットを購入したときにおまけでもらったもの。

何年前? というくらい昔のものです。

それくらい、ポーチってドンピシャの好みのものがないんですよねぇ。

 

下の階に下りて「日本百貨店」で買い物。

手羽元を用意すれば参鶏湯(サムゲタン)が1時間でつくれるもの、生姜のクッキーを買いました。

生姜のクッキー、帰ってさっそく食べてみました。

口の中が熱く感じるくらい、ガツンとくる生姜感で、また買うだろうなぁと思うくらい好み。

 

「コレド」っていっぱいあるんですね。

ハシゴしましたが、レストランがほとんど。

雑貨屋さんって、普段よく目にするけれど、何かを探していると、目当てのものはあまりないような…

なかなか「これだっ」には巡り合えません。

 

魚市場発祥の地ですって。

東急ハンズとかに行った方が良かったのかなと思いつつ、人形町や水天宮前方面へ向かいます。

ふと目を上げると「凧の博物館」

凧って、あげる凧だよね。

行ってみよう~。

入場料は220円でした。

 

これらの凧、ほんとに形を保ったまま、あがるんですか?

 

こんな凧が、青空にたくさんあがっている景色を想像したら…

穏やかな世界だと思いました。

おもしろかった〜。

凧の柄の手ぬぐい、買いました。

こうやって増えてゆくのです。

300枚到達も、まもなくでしょう。

 

消防施設のシャッターもかっこいいです。

 

途中で、灯りがすてきなお店がありました。

日本橋人形町 生活道具屋surouのオンラインショップ

おしゃれ~。

こんな灯りで、部屋を灯してみたいです。

 

水天宮前駅近くの、パピエタイガー。

PAPIER TIGRE

ここでメッシュポーチを買えました。

配色がかわいい。

 

いいものを発見。

ペンホルダーがないメモ帳などにもつけられるクリップです。

伸縮するので、少し太めのペンでもスッと入ります。

ツレと即買い。

こういうものに出会えると嬉しい!

 

水天宮前駅近くにあった今半で、お弁当とコロッケを買い、

「食べてみたいお店がいっぱいあったね~」

と帰りました。

紙鍋で煮るジンギスカンや、島根の鯖しゃぶの店などなど。

話の8割は食べ物のことです、私たち。

 

 

奥多摩 百尋(ひゃくひろ)ノ滝~川苔山 その2

百尋ノ滝から川苔山まで2時間です。

ここからは細い道。

反対側は写真のとおり。

落ちたら大変です。

行き違いで待つときは、崖側でなく山の斜面に身をあずけるくらいでいいんです。

ザックが当たることもありますから。

濃い空の色がきれい。

だんだん勾配が急になってきました。

10:45 △980くらい

あと2.4kmか。

5kmもきたんだ。

 

それにしても雪、まったくナシなんて驚きです。

 

11:05 足毛岩分岐

こうあったら…

だいたい、距離が長い方が緩やかだからそっちにしよう。

最初下るけれど。

 

あ〜、大きく凍ってる!

氷の後ろに水が流れているのが見えます。

 

まるまるとした美しい氷を見ることもできました。

こっちの道にして良かったです。

 

11:30 足毛岩の肩

このように、道標はしっかりあります。

後ろから聞こえていたギャルたちの声がなくなりました。

近い道へ行ったんですね、きっと。

そんなことが分かるくらい、離れていても聞こえる声量なんですもん。

 

歩き始めて3時間。

さっきのサンドイッチは立って食べたし、ちょっと座りたいなぁ。

前よりずっと疲れやすくなっています。

・体重

・トレーニング不足

・加齢

などなどが考えられますが、加齢以外は自分でどうにかできること。

 

目的地が遠く見えても、休みながらでいいから、ゆっくりでも足を前に出そう。

そうしていれば、必ず着く。

自分で進まなければ、いつまでもたどりつけないのだから。

って前向きに考えようとするけれど…

こりゃ急坂だな!

地図でわかってましたが。

写真だと伝わらないかもしれませんが…

上から撮ると伝わるかも!

どうでしょう。


登山道の脇に少しだけ雪がありますが、道はカラッカラ。

今年は寒くないんですねぇ。

 

11:55
尾根に出ました。

いい道だ〜、明るくて。

あ!

山頂はたしか、そんなに広くなかったし、人がいっぱいいたらイヤだし。

このあたりで休憩しちゃおう。

どこかいい場所あるかなぁ〜。

木と木の間にすっぽり入って座れる場所、発見!

目の前が木だから展望はないけれど、ひらけているからいい。

どっかの道の駅で買った味付け玉子、うまい~。

サンドイッチもチョコも、何もかもおいしい。

 

あぁ〜、静か。

なんて、気持ちいいんだろう。


12:25
そろそろ、山頂へ行きますか。

最後も急坂。

木の影がオバケみたい。

 

12:30 川苔山の山頂 △1363.2

あれ?

山頂、こんなだったっけ…

体力もだけど、記憶力もヤバいのか?

でも山頂のこれ、新しいもん!

見たことないもん。

富士山が見えます。

葉っぱが落ちているから、記憶よりもひらけてるなぁ。

風もなく、最高の天気。

山の神様、空の神様、いつもありがとうございます。

山頂の滞在時間、5分。

 

氷瀑を見に、また来よう。

鳩ノ巣駅へ下山します。

約2時間半で、標高差1000m以上を下ります。

 

12:55 舟井戸

本仁田山(ほんにたやま)、大ダワへの分岐です。

昔、本仁田山で迷ったなぁ…

ここだけ、斜面に雪がありました。

 

道標も新しいのが増えたのは、道迷いが多いからなのか。

下にローマ字があるものが多いです。

 

これなんか、懐かしい感じです。

ずっと昔からある道標。

 

下山は、淡々と。

やっと標高が1000mだ。

まだ700m近く下らないといけないの?

登りのときは、そうは思わないんですけどねぇ。

ここを上がったらどんな景色なんだろう?

そればかり。

 

14:20
一旦、林道に出ますが再び山道です。


14:45

神社は寄りません。

左へ。

トイレ行きたい〜。

 

14:50

住宅地に出ました。

鳩ノ巣駅への下山は、舗装路がほとんどないのがいいんです。

凍結のため使用中止ね。

たぶんそうだと思ってたから大丈夫!

あと2分。

教えてくれてありがとう。

励みにします。

 


15:00 鳩ノ巣駅 △310

奥多摩駅もそうですが、トイレがすごくきれいなのです。

 

 

吉祥寺で下車して、お気に入りのご飯を食べて帰りました〜。

 

今日も楽しかった!

いい1日でした。

 

 

奥多摩 百尋(ひゃくひろ)ノ滝~川苔山 その1

冷え込む日が続いたので滝が凍ったのではないか、と。

ヤマップなどで確かめてから行くのもいいですが、それだと誰かが見たその景色を確認するために行くような気がしちゃって…

自分ひとりなら、どっちの結果でもいいや。

百尋ノ滝 | 観光情報 | 大多摩の観光情報は大多摩観光連盟

 

寒い季節の山歩きにも、この下着が活躍します。

ミレーのドライナミックです。

DRYNAMIC® シリーズ | Millet

今日はポカポカ陽気でしたが、汗で冷えた体に風が吹きつけると本当に本当に寒い。

夏のアルプスだけでなく、どこの山でも、どの季節も着用しています。

汗で濡れた衣類が肌からちょっと離れるだけで、全然違うんです。

少しお高いけれど、普通に洗濯できます(手洗いとか専用洗剤だとめんどくさ〜)し、乾きがいいので山に着ていくなら、縦走で何泊かするときだって1枚で充分。

日常で着るようなら洗濯するでしょうから2〜3枚あればいいのかな、と思います。

ただし、これを着て寝ると体にくっきり網目のあとがつきます。

山小屋に着いたら脱ぎましょう。

川苔山へ登るならいくつかルートがありますが、今回は滝を見るのがメインなので奥多摩駅からバスで川乗橋へ向かいます。

山は「川苔山」なのにバス停は「川乗」なんだなぁと、登るたび思います。

奥多摩駅着が8:05で、登山口へのバスが出るのが8:10。

登山口のトイレは使用中止のこともよくあり、アテにならない。

奥多摩駅で必ず行かねばなりません。

これから7時間、鳩ノ巣駅へ下山してくるまでトイレがないのですから。

乗る「鍾乳洞」行きのバスがいるのを確認してから、トイレへダッシュ

トイレの個室は数がずいぶん増えたのでそこは安心ですが、なにせ時間がない。

鳩ノ巣駅から出発する逆回りも考えましたが、川乗橋から奥多摩駅へのバスは2時間に1本になりますし、歩けないこともないですが歩道がなく、それなりに通行量のある道路を歩くのは気持ちが疲れるからパス。

 

8:25 川乗橋バス停 △430

バスを降りたのは、私を入れて9人でした。

ギャル4人組をのぞき、全員が単独。

快晴とはいえ、平日だとこんなものなのでしょうか。

ゲートの脇から入ります。

ここから45分、舗装路を延々と歩きます。

緩やかな登りなので、体が慣れていいなぁと前向きに考えます。

気温はマイナス3℃。

晴れていても、ここにはまだ陽の光は届かないため、薄暗く冷えています。

ダウンを着て歩き始めましたが、10分で汗ばんできました。

めんどうがらずに、体温調節が大事です。

 

30分歩くと沢沿いに出ますが、まだまだ舗装路。

とっくに飽きています…

9:05 細倉橋 △650くらい

あれ?

使用中止とかじゃなく、トイレそのものがなかった。

前はあったと思うんだけどなぁ…

ま、いっか!

あっても使えないだろうと思ってたから。

サンダルから登山靴に履き替えて出発!

このルートを歩くと、川苔山は滝の山だなぁと思います。

登山道の脇が凍っていたり、この景色は今だけのもの。

凍っていない滝の方が少ないのに、登山道は全く凍っていません。

木々の隙間からも凍った滝がそこかしこに見えます。

氷がきれいで、なかなか進まない…


はじっこは凍っていて、真ん中は流れてる滝もありました。

 

歩き始めて2時間。

やっと、陽の暖かさを感じられました〜。

 

何度も橋を渡ります。

下が透けて見える橋が苦手だと、つらいでしょうね。


沢は、涼しくていいなぁ…

冬といえども風がなければ、暑いです。

ずっと歩きやすい道が続きます。

細倉橋から百尋の滝(△810くらい)まで、このままじゃいつまでも着かないんじゃ? と思うほどのなだらかさ。

最後だけ少し登りますけどね。


10:05 百尋ノ滝 △810くらい

あぁ〜、全然だった…

全部が彫刻のようにガチィッと凍ってたんですよ、前に来たときは。

ここ数日の暖かかさで溶けちゃったんだな~。

 

岩肌の模様がおもしろい。


お昼に食べようと買ったサンドイッチがつぶれてない。

やったー。

箱を持ってきて、そこに入れたのです。

ジャマになるかと思ったけれど、底に置いてもフィットするし、なんたってつぶれたサンドイッチを悲しい気持ちで食べなくてすむのがいい。

 

10:20

あ、まだひとつしか食べてないのに、4人組のギャルが来た。

これがまた、声が大きい、高い…

うるさいってことです。

バスの中ででもずっと、喋りっぱなし。

先へ行こう。

私は、山では静かでいたいのです。

高尾山のように、人が多くてなんとなくざわめいてるのはまだいいのですが、突出した声がずっとそばにあるのはイヤなんです。

 

川苔山へ向かおう。

続きます。