登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

野川をさんぽ

今は1週間に2度ほど買い物に行っています。
遠回りして、少し散歩をしてきました。

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野川は、三鷹市調布市、世田谷区などを流れている川です。
鯉や鴨が悠々と泳いでいます。
おたまじゃくしもいっぱいいます。
春は桜と菜の花がとても美しく、川のそばまで降りて歩くことができ、お気に入りのさんぽコースです。

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お客さんがほとんど乗っていない京王線が、何度も横切ります。
乗客が少なくても、お互いの距離をとるためにダイヤ通りに運行してくれているんですよね。

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ちょうどお昼時だったので、お弁当をつくってから出ました。
ベンチで少しだけ、日光浴をしたい。
おいなりさんのあとに、おにぎりを出したらビックリされました…

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お米、大好き。
20分の散歩がすごく楽しかった。


いつもの日常を過ごせなくなるなんて…毎日の暮らしをあって当たり前だと思ってしまっていた。
失って、あの毎日は当たり前じゃなかったんだ、と気づきます。
地震、台風、災害のたびにそう感じてきたはずです。
それなのに、すぐ忘れてしまう。

ウィルスで外出できなくなる。
1月には、こんなことになるなんて信じられませんでした。
マスクをしないで思い切り深呼吸して、両腕の距離なんてはからずに、たくさん笑い合いたい。
早く、早くそんな日が戻りますように。
ゴールデンウィークに終わりっこないって思います。
けれど毎日報道される医療現場で、いろいろなものが足りなくて絶対に不安だと思うのに、治療にあたってくれている方たちを目の当たりにすると、できることは外に出ないことだけだと思うのです。

江の島は湘南の人出が、6割以上も増えてしまったという報道を見ました。
私も、山ならいいんじゃないかって思ってしまっていたんです。
電車ではなく原付で登山口まで行って、お弁当を持っているからお店には入らずに、ただ登って降りるならいいんじゃなかって。
けれど、先週末の奥多摩の駐車場の混雑ぶりを見て本当に驚きました。
そして、地元の方の不安の声を聞きました。
今、奥多摩は感染者が1人もいないそうですが、対応できる近くの病院まで搬送されるのに2時間以上はかかるような地域なんです。
そんな場所に、自分がウィルスを持ち込んでしまったら。
軽率でした。
実際、行っていないけれど、「誰とも接しなければ、ひとりで行くんだからいいんじゃないか」と思っただけでも申し訳ない気持ちになりました。

高尾山でも、登山の自粛を呼びかけるようになりました。
ケーブルカーやリフトも運休です。

そして…
マスクはうつらないためではなく、うつさないためにするもの。
自分はならない、ではなく自分が誰かにうつしてしまったら、と考えるべきなんです。
私たちがしているような普通のマスクでは、ほとんどウィルスを防御できないそうです。
マスクをすれば自分が攻撃をしないことはできるのに、遊んでいる人たちはマスクをしていません。
体力を維持するのも大切だけれど、近所でランニングをしている人もマスクをしていません。
私は、マスクをしない人相手に仕事をしているので(お客さまには言えませんよね)
「よく寝てよく食べているから元気だ!」
と暗示をかけています。