登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

お台場へ 第2弾

東京テレポート駅から、ゆりかもめの「台場」駅へ歩きます。

 

デックス東京ビーチ | お台場(DECKS Tokyo Beach)

入口すぐにいらっしゃいました。

そっくりというか、ヒトそのものにしか見えません…

とても精巧です。

「たこ焼きミュージアムってなに?」

と寄ったのですが、そっちはどうでもよくなっちゃいました。

たくさんの駄菓子に興奮。

フロアガイド|デックス東京ビーチ | お台場(DECKS Tokyo Beach)

お~、似顔絵だ!

台場一丁目商店街の中に「爆笑似顔絵商店」がありました。

修学旅行っぽい中学生の男の子たちが、友達同士で描いてもらっていて微笑ましかった。

私たちも描いてもらおうよ!

並んでいるから似顔絵はあとにして、まずは昼ごはんだ。

 

 

お台場のホテル グランドニッコー東京 台場【公式】

オリーブオイルで揚げた天ぷらですって。

栗の天ぷらなんて、初めて食べました。

シメは、かき揚げ丼。

あっという間にお腹に消えました。

 

自由の女神の先、砂浜を散歩します。

驚きました。

けっこう水がきれいなんですね。

エイがいます〜。

 

チェックインしたあとは、レインボーブリッジを見ながらゴロゴロ。

お台場が開発されて30年近くになるようですし、羽田空港に行くときなど何度も見ていますが、現実感のない景色だといつも思います。

映画の中の世界というか…

夜になったらどんなにきれいだろう。

 

夕暮れが早くなりました。

暗い時間に出勤して暗くなってから帰るのは、なんだかさみしくてイヤです。

 

さて、似顔絵を描いてもらいに行きましょう。

お台場のフォーマットの中から選びます。

「たこ焼きも描けますよ」

と言われましたが、ピンとこないなぁ。

たこ焼き、そんなに食べないし。

ツレも私も好きなカレーを描いてもらえませんか?

「最後の晩餐はバーモントカレーの甘口がいいなぁ」

おしゃべりしながら、ちゃっちゃと描いていきます。

すげー。

 

隣には、でかい駄菓子屋さんがありました。

なつかしい~。

小学生低学年の頃、よく買いました。

食後のおやつにしようよ。

みつあんず、さくら大根などカゴに入れていきます。

わたパチくんはもうないから、パチパチパニックにしました。

 

向かいのスペースには、ゲームが並んでいます。

私はゲーセンに3回くらいしか行ったことがないので、初めて見るようなものばかりでした。

おもしろかったー。

 

夜ごはんは「ラーメン国技館」で。

ラーメン文化の伝承地 東京ラーメン国技館 舞|アクアシティお台場

前回は「ひるがお」でした。

せっかくですから違うお店で…

今回は「手打ち中華 玉」にします。

シンプルでおいしかった。

チャーシューが好み。

 

部屋に戻ると、東京タワー、スカイツリー、レインボーブリッジ、フジテレビ、高層ビル、屋形船…

これぞ「東京の夜景」がパノラマで広がっていました。

信じられないくらいキラキラです。

 

描いてもらった絵を窓辺に飾って、駄菓子でおやつタイム。

ツレが、パチパチパニックを初体験。

「口の中じゃなくて、頭の中でパチパチしてる〜」

 

改めて絵をよく見ると、本当によく特徴をとらえてます。

おにぎりみたいな眉毛と、垂れている目に爆笑。

描いている途中、

「キリリと描いて」

とお願いしても、

「もう三角に描いちゃいました」

と言われていた眉毛…

ふたりでカレー皿を抱えてるのも、なんかいい。

カレーにしてもらってよかった!

 

部屋の明かりを全て消し、ベッドから夜景を眺めます。

光が点滅、点灯しているだけなのに…

なぜ、きれいだと思うのだろう。

以前は、都会の夜景に興味はなかったのに。

何年か前に1週間ほど山にいた夜、寝る前に外に出たら、突然、雲海の切れ間から街の灯りが広がりました。

そのとき猛烈に、

「家に帰りたい」

と思ったのです。

私は山が好きだけれど、帰る場所がある。

それまでは、 

「あと何日しか山にいられない…」

下山の日がせまるのがイヤだったのに。

「元気に下山するのを大切な人が待っていてくれるから、楽しく登れるんだ」

山にいると、当たり前のことがストンと分かる瞬間があります。

今、目の前に広がる信じられないくらいの光の瞬きを見ながらそんなことを思い出していたら、いつの間にか眠りに落ちていました。

 

さて、朝ごはん。

寿司も和食もありますが、洋食!

卵料理やベーコンは調理方法を選びますが、サラダやパン、飲み物はビュッフェ形式。

メロンジュースがおいしいです。

お腹いっぱい〜。

 

家へ帰って、部屋の一等地に似顔絵を飾りました。

またいつか、どこかで描いてもらおうよ。