登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

高知 柏島でダイビング その3(2022-2)

柏島ダイビングサービス フィンハウス

恒例の朝の散歩。

漁に出るお父さんをお見送り。

今日のおかずはなんだろな〜。

 

橋の向こうに見える、養殖の枠の中が気になってしょうがない。

あの中は、どんななんだろう?

中が見えるところに潜れるポイントがあればいいのに…

シュノーケルをつけて浜からいけないこともないけれど、近づいちゃダメなんだろうなぁ。

今日も強風なので、海面はザバザバでしょう。

2ダイブにしておきます。

 

猫たちも寒いんですね。

くっついたり、ゴミ箱の中にいたり。

鼻水出ちゃってる子猫もいました。

 

1ダイブ目は「後浜3.5」

ヒトデにくっついている、ヒトデヤドリエビ。

青いヒトデにくっつくから、青くなるのです。

 

ハゼがたくさん砂地にいます。

警戒心が強く、コポコポ(呼吸音)や近付いただけで穴に引っ込んでしまい、なかなか出てきません。

写真を撮るのは、私には難しい…

ネジリンボウなんて、シマシマでかわいいんですけどね〜。

撮れないけど、見るのは好きです。

 

ハクセンスミゾメミノウミウシ

見事に色が同じです。

 

そうかと思えば…

トラ柄でとても目立ちます。

トラフケボリ。

 

今日一番の興奮!

冬の始まりを知らせる、ナガサキニシキニナの卵です。

貝の中にビッシリ入っていますね。

紫の液体が満たされたワイングラスみたい〜。

液体に見えるものは全て卵なので、ハッチアウトしたあとは、飲み干したワイングラスになるそうですよ。

拡大するとこんな感じです。

 

ハッチアウトといえば、タコの卵があったと聞いたので見たいなぁ〜と思っていたのですが…

先日ハッチアウトしてしまったようで、その隙間にはウツボが住んでいたそうです。

残念。

 

海の中のヒマワリ。

黄色は映えますね。

 

砂からちょっとのぞく、ホタテウミヘビ。

ちょっと外を見ようかな、って感じですかね。

 

ダイビングの最後に水深5mあたりで3分、ダイビング中にたまった窒素を体内から排出させるために安全停止をします。

ぴったり5mで静止ではなく、そのくらいの水深を漂います。

柏島ではサンゴ礁のあたりで安全停止をすることが多いのですが、このとき「パチパチ」「ガリガリ」と聞こえます。

子どもの頃に駄菓子屋で食べた「わたパチ」を思い出す音。

なんと!

パチパチはサンゴの呼吸音、ガリガリはブダイ等の魚がサンゴをかじる音なんだそうです。

パチパチとはじけるような音が多いほど、周辺のサンゴは元気が良いということ。

耳からも、海を感じられるんですね。

 

2ダイブ目は「レッドロック」

 

キミシグレカクレエビ

和菓子みたいな名前だな。

背中が尖っています。

 

オニカサゴの赤ちゃん。

あなた、なんてかわいいの〜。

透明感がある。

オトナになると、どでーんって感じなのに。

毒もあるし。

比べて写真を載せたいと思い、意識して探すとけっこう見つからないなぁ。

普段は「またいるわ~!」って思うのに。

オニカサゴ - WEB魚図鑑

 

ホシテンスの幼魚は、ヒラヒラ~と漂っています。

私から逃げてるのか、だた流れにのってるのか…

砂地に隠れることもあるそうですが、ヒラヒラ~しか見たことないです。

 

水深が浅いところは今日もウネウネ、ザブザブ。

波が砕ける音が大きい…

ボートに上がるためにフィンを外したいのに、体が船に打ちつけられ、梯子につかまれない。

水に勝てるわけがない。

圧倒的な差ですよね。

為す術ナシ。

 

今日はやはり吐きました。

予定どおりです!

2ダイブでおしまいにしよう…

 

お昼ごはんです。

もう潜らないので、量を気にせず食べます。

白い蕎麦でした。

栗の渋皮煮は、ガイドさんのおばあちゃんお手製。

大きな鍋2つ分作るそうです。

そんなに栗むいたら、腱鞘炎になりそう…

 

昼ごはんのあとに、今日見た魚を教えてもらいログブックに記入。

酔うと疲れますね。

猫も私もお昼寝。

 

本を読んでいたら、夜ごはんの時間に。

刺身は、ブリと剣先イカです。

おかしいなぁ…

「刺身はそのまま(好きだから)の量で、他のものは減らしてください。品数を減らしてもいいです」

とお願いしたはず。

あまり減ってないうえに、刺身の量が増えてないか?

 

明日からは、ベタ凪とのこと。

楽しみだなぁ〜。

続きます。