前回潜ったときから約1ヶ月。
外気温はすっかり秋の気配ですが、海の中はどうでしょうか。
今日、明日と北西の風が強く吹くそうです。
波が高いんだろうなぁ…
天気はすっごくいいんだけど。
結論。
水温は23〜24℃でした。
外の気温より高いです。
2ダイブ目は30分くらいたったら、指先がかじかみました。
というか、5mmワンピースのみで潜ってるのがそもそもおかしいのかもしれない。
周りはツーピースやベストを重ねてるし…
ガイドさんはドライスーツ(頭と手以外は濡れない)です。
ウェットスーツの下はフツーに夏の水着のみだし、そりゃ寒いか。
ボートコートを直前に思い出して買っといて良かった。
行き帰りのボートは、濡れた体でビュンビュン風をきることになりますからね…
風を防いでくれるだけでありがたい。
1ダイブ目は「後浜1.5」
波が高いこと!
鈍色の波は厚みを感じさせ、圧倒的にかなわないと思わせる迫力でした。
潜るポイントに到着し、ボート上で支度を整えているときもドキドキしましたもん。
ボートで揺られていると酔うので、レギュレーターをくわえてすぐにドボン。
波でぐわっと体が持ち上げられたので、
「このまま波にプカプカしていたら絶対に酔う、早く潜降したい、しなければ」
と焦りました。
そのせいか耳抜きがうまくいかず、少し深度を上げては抜いて、を繰り返します。
少し過呼吸気味になってしまいました。
着底して岩につかまり、吐くことに意識を向けて、何度か呼吸したら落ち着きました。
セボシウミタケハゼです。
きれい~。
砂地で手をつこうとして、ん?
カレイかな。
ヒラメとカレイは、目の向きで区別することが多いのですが、どっちにも見えるなぁ〜というときもあります。
口が全く違うそう。
大きく開いて歯が鋭いのがヒラメ。
おちょぼ口でぽってりした唇(?)なのがカレイ。
タマガシラの幼魚です。
ムラクモキヌヅツミ。
刀の名前みたいです。
本日のランチは、セイメイ揚げ〜。
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クリームシチューが冷えた体にしみます。
サツマイモのご飯もうまい!
2ダイブ目は「竜(りゅう)の浜」
はじめ、違うポイントへ向かったのですが、波が高くて無理だと移動しました。
ほんとだ。
さっきより波が怖い。
余談ですが、「竜とそばかすの姫」の舞台は高知です。
沈下橋(ちんかばし)が出てきたとき、そうかな〜と思いました。
ここはミノカサゴパラダイスでした。
そして、今まで見た中であなたがチャンピオン! と思える40cmほどもある大きさのハナミノカサゴがいました。
悠々と漂っており、王者の風格…
数にビックリ、でかさにビックリでした。
これもミノカサゴの仲間?
「でも、目にラインがないなぁ〜」と、陸に上がってからガイドさんに聞くと「シマヒメヤマノカミ」とのこと。
山の神って…
なぜ?
箱根を走る人につける名前じゃないのですか?
目にラインが入っている魚は、けっこういます。
なぜかというと…
敵に弱点である目の位置を分からせないためだそうです。
ウミテングのペアです。
左右に2匹います。
1匹をアップにすると、こんな感じ。
変わった形ですよね〜。
ゼブラガニは、だいたいラッパウニにいるような…
イソギンチャクエビです。
儚げ。
ワカヨウジ。
焦げ茶で長いですね〜。
ゴンズイのまとまり感が怖いです…
密。
モンハナシャコって、こんなにカラフルできれいなんだ!
先月は、一緒に潜った人が近づきすぎて、カメラに力強いパンチをくらってました。
今日はあまり写真が撮れなかったなぁ…
あんなに波があったのに吐かなかったのが奇跡ってことでいいか。
1ヶ月前より、ふくよかになってしまったのか…
ウェットスーツはきついし、波はあるし、で吐くかと思ったけれどなんとか耐えられました。
夕食は、サバの刺身ー!
なんてきれいなんだろう。
そして、この歯ごたえ。
うますぎる。
カツオのたたきも、いつもどおりおいしい。
夕方、捕りに行ってくれてるんです。
ありがとう!
続きます。