登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

高知 柏島でダイビング その2(2022-2)

柏島ダイビングサービス フィンハウス

 

前回潜ったときから約1ヶ月。

外気温はすっかり秋の気配ですが、海の中はどうでしょうか。

 

 

今日、明日と北西の風が強く吹くそうです。

波が高いんだろうなぁ…

天気はすっごくいいんだけど。

結論。

水温は23〜24℃でした。

外の気温より高いです。

2ダイブ目は30分くらいたったら、指先がかじかみました。

というか、5mmワンピースのみで潜ってるのがそもそもおかしいのかもしれない。

周りはツーピースやベストを重ねてるし…

ガイドさんはドライスーツ(頭と手以外は濡れない)です。

ウェットスーツの下はフツーに夏の水着のみだし、そりゃ寒いか。

ボートコートを直前に思い出して買っといて良かった。

行き帰りのボートは、濡れた体でビュンビュン風をきることになりますからね…

風を防いでくれるだけでありがたい。

 

1ダイブ目は「後浜1.5」

波が高いこと!

鈍色の波は厚みを感じさせ、圧倒的にかなわないと思わせる迫力でした。

潜るポイントに到着し、ボート上で支度を整えているときもドキドキしましたもん。

 

ボートで揺られていると酔うので、レギュレーターをくわえてすぐにドボン。

波でぐわっと体が持ち上げられたので、

「このまま波にプカプカしていたら絶対に酔う、早く潜降したい、しなければ」

と焦りました。

そのせいか耳抜きがうまくいかず、少し深度を上げては抜いて、を繰り返します。

少し過呼吸気味になってしまいました。

着底して岩につかまり、吐くことに意識を向けて、何度か呼吸したら落ち着きました。

 

セボシウミタケハゼです。

きれい~。

 

砂地で手をつこうとして、ん?

カレイかな。

ヒラメとカレイは、目の向きで区別することが多いのですが、どっちにも見えるなぁ〜というときもあります。

口が全く違うそう。

大きく開いて歯が鋭いのがヒラメ。

おちょぼ口でぽってりした唇(?)なのがカレイ。

 

タマガシラの幼魚です。

 

ラクモキヌヅツミ。

刀の名前みたいです。

 

本日のランチは、セイメイ揚げ〜。

【旬の魚】せいめい/むろあじ~スラリと美しい極旨アジ! | さかなの仕入れ屋|大阪で美味しい魚を安く仕入れる

クリームシチューが冷えた体にしみます。

サツマイモのご飯もうまい!

 

2ダイブ目は「竜(りゅう)の浜」

はじめ、違うポイントへ向かったのですが、波が高くて無理だと移動しました。

ほんとだ。

さっきより波が怖い。

余談ですが、「竜とそばかすの姫」の舞台は高知です。

沈下橋(ちんかばし)が出てきたとき、そうかな〜と思いました。

沈下橋 - Wikipedia

 

ここはミノカサゴパラダイスでした。

キリンミノカサゴ、ハナミノカサゴがいっぱい。

 

そして、今まで見た中であなたがチャンピオン! と思える40cmほどもある大きさのハナミノカサゴがいました。

悠々と漂っており、王者の風格…

数にビックリ、でかさにビックリでした。

 

これもミノカサゴの仲間?

「でも、目にラインがないなぁ〜」と、陸に上がってからガイドさんに聞くと「シマヒメヤマノカミ」とのこと。

山の神って…

なぜ?

箱根を走る人につける名前じゃないのですか?

目にラインが入っている魚は、けっこういます。

なぜかというと…

敵に弱点である目の位置を分からせないためだそうです。

 

ウミテングのペアです。

左右に2匹います。

1匹をアップにすると、こんな感じ。

変わった形ですよね〜。

 

ゼブラガニは、だいたいラッパウニにいるような…

 

イソギンチャクエビです。

儚げ。

 

ワカヨウジ。

焦げ茶で長いですね〜。

 

ゴンズイのまとまり感が怖いです…

密。

 

モンハナシャコって、こんなにカラフルできれいなんだ!

先月は、一緒に潜った人が近づきすぎて、カメラに力強いパンチをくらってました。

 

今日はあまり写真が撮れなかったなぁ…

あんなに波があったのに吐かなかったのが奇跡ってことでいいか。

1ヶ月前より、ふくよかになってしまったのか…

ウェットスーツはきついし、波はあるし、で吐くかと思ったけれどなんとか耐えられました。

 

夕食は、サバの刺身ー!

なんてきれいなんだろう。

そして、この歯ごたえ。

うますぎる。

カツオのたたきも、いつもどおりおいしい。

夕方、捕りに行ってくれてるんです。

ありがとう!

 

続きます。