足元は、素足にサンダルのみ。
羽田空港で那覇行きの待合の椅子に座っている人たちにも、素足にサンダルなんていなかった。
世間では晩秋なんですね。
私の中では、まだ暑いんだけどなぁ。
それに、ダイビングではサンダルが必要だもの。
でも、もともと波が高い予報だったのだから、潜れなかったときのことを考えて、スニーカーも持って来ればよかったな…
このクロックスのサンダル、足の甲をホールドしてくれるし、ビーサンのように指の股が痛くならないので、とても歩きやすいのです。
軽いし、汚れもすぐ落ちる、乾くのも早い。
クロックスはすぐ商品が変わるから、1足買って気に入ったので、色違いで2足買ってストックしてあります。
これ以上に歩きやすいサンダルは、おそらくないと思うので。
でも、さすがに何kmも歩く気はしないなー。
運動不足になりそう。
ホテルにジムもあるけれど、汗だくになったあとの着替えもないし。
だから部屋の中で、下着姿で黙々とストレッチ&スクワットです。
天気も少しはもちそうだし、島をまわろうかな。
ホテルで、電気自動車を借りられるようです。
ひとり乗り、2時間で3000円。
もっと長い時間、借りられませんか?
2時間じゃ、あわただしいです…
ホテルの方によると、電池が約3時間しかもたないため、2時間設定らしいです。
支払いは現金のみ。
あと6000円くらいしかないんだよね、現金。
ここで3000円支払ったら、ごはん食べるお店が限られてきちゃう。
どうしよう?
レンタカーにする?
ホテルの電気自動車より高いけれど、カードで払えて、1日借りられる。
でも、初めてなんです。
ひとりだけで運転するの。
ほぼ運転しないし、するときは誰かが助手席にいる。
大丈夫かな…
でも、東京と違って、車道も狭くないし、フラフラ走る自転車がいないから運転できそう。
久米島の周囲は、約48km。
一周するのに、車だと40分とありました。
徒歩だと7時間?
ずいぶんと速歩きだなぁ…と思ったら、少し小さめに24km設定でした。
ん?
バスだけだと本数が少ないから、タクシーと組み合わせるのもありだ。
空港までバスで行って、レンタカーで6000円支払って運転して、また空港から戻るよりも…
それに、天気がよければドライブもいいけれど、ごはん行くためだけに乗るなら、この方がいいのかも。
迷いながら朝の散歩をしていたら、ホテルの脇にある民宿の前で見つけました!
原付、好き。
しかも4時間1800円って、時間もちょうどいいじゃないの。
島をゆっくり一周して、何か食べて、ホテルへ戻って返却できるし。
でも、心配ごとがあります。
もう器材とともに、今着ている服以外は東京へ送り返してしまった。
風は問題ないとして…
雨に濡れたら、ほかに服がない。
ホテルなので、大浴場行くにも部屋着はNG。
雨雲レーダーで「しばらく雨は降りません」ってなってるのに、今、豪雨と呼んでいいくらいの強さで降ってるし。
昨日から、スコールみたいに15分くらい降るのを繰り返してるんだよなぁ…
どうすっか。
ずっと雨じゃないから、外に行きたい。
畳石とか、懐かしいもん。
決めた。
電気自動車にしよう。
濡れないための選択です。
畳石と、おばけ坂へ行って、ごはん食べて戻れば、たぶん2時間くらい。
フロントで受け付けをして、まずは畳石へ。
ちっちゃいから、ラクです。
そしてやっぱり、あまり車がいない。
えぇっ、これ100mもの高さがあるの?
砂の下に?
知らなかった…
こんなに狭かったっけ?
あー、そっかぁ。
もうすぐ満潮だからかな。
干潮だともっと面積が広くなるんだ、きっと。
模様がおもしろい。
来てよかった。
途中で見かける、歩道のシーサーがかわいいです!
さて、おばけ坂。
ここは不思議だったんだよなぁ。
もう一度、確かめに来ました。
ここから、ガードレールのところまで、ゆるい下り坂に見えます。
ということは、ガードレールまで行ったら車は動かないはず。
それなのに…
来た道を、後ろに下がっていく!
前向きじゃないと怖いから、少し先まで行ってUターン。
ガードレールのところで、再びスタンバイ。
ニュートラルにしても、ゆるゆると前進してく。
見た目は上り坂なんですけど…
ふぅ~、満足。
展望台などは、天気がいいときに巡るとこ。
今回はいいや。
1時間ちょっとの運転の間に、何度も強い雨が降りました。
原付じゃなくてよかった…
ごはんを食べて、ホテルへ無事に戻れました。
初めての、ひとり運転。
私にとっての冒険でした。
最後に、マンホール3連発~。
カッコいい!
最後のは、波と畳石かな。
二重なのがセンスいい!
1日だけのダイビングだったな、結局。
でも、ほんとによかった。
毎晩、写真見てましたもん。
おかえり、と言ってくれる人たちのところへ帰りましょう。
帰るから、また次がある。
続きます。