登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

2023 宮古島でダイビング その1

昨日マックスバリューで買ったもので、軽く朝ごはんです。

ガリバナを見に行く前に買い物したので、冷蔵品は買えなかったからこんなヘルシーなものばかりになりました。


今回の目標は、2キロ減にしよう。

久米島ではおいしすぎて、ダメだったからなぁ。

 

港へ向かう途中に、まもるくんいたー!

おはよー。

宮古島ダイビングショップ タイムマリン宮古島 東海岸 高野エリア専門のダイビングショップ・

3日間、タイムマリン宮古島でお世話になります。

なぜ、前回と違うダイビングショップにしたかというと…

前回のところも好きでした。

代表のまゆりさん、ほんとにかっこよくて元気で。

ただ、潜るポイントまでがけっこう遠い。

ビュンビュン船が進んでも30分以上かかっていたような。

宮古島のダイビングは、地形や洞窟が有名です。

酔いやすいくせにリクエストして、風がやむ時間を狙って連れて行ってもらえた「魔王の宮殿」をはじめ、洞窟内に射し込む光が美しいポイントが多く、それらは下地エリアに集まっています。

今回は島の反対側、高野エリアで潜ることにしました。

なんてったって、ポイントまでが近いのです〜。

だいたい15分以内なんですって。

3ダイブ終えるまで港へ戻らない、と聞いてちょっとビビッて(酔うなら戻るとのこと)ました。

しかし!

私、もしかして船酔いを克服しちゃった?

と調子にのりそうなくらい元気に3ダイブ終えました。

まだ信じられない。

南西の風13m、波2mだったのです。

風はゴゥゴゥ吹いていて、海面もパチャパチャしてるのに、なんで酔わないの?

いつもならポイントに着いたら、1秒でも早く潜らせてほしい! と飛び込んでいくのに。

船の横っ面に波が当たらないように係留してくれているのがいいみたいです。

コツがあるんですって。

波に対して、ブイと船を三角形にすると揺れないよ〜、って。

すごい!

ありがとう!

休憩もお昼ごはんも全部、船の上でした。

それなのに酔わなかったんですよ。

奇跡〜。

梅雨明けの沖縄は、西風が強くなり、沖に出るとかなりうねるそう。

宮古島のメインのポイントなんて行ったら、酔って潜ることができなかったんじゃないかと言われました。

宮古島の西側、風がもろに当たるところです。

それなのに、ここでは…

見た目は少し波があるのに、体感は凪。

普通に過ごせましたもん。

さて、1本目です。

「ドロドロパーク2」

潜降を開始して驚きました。

海の中が暗い。

こんなに晴れているのに、なぜ?

この瞬間、太陽どっかいった?

と、たくさんの疑問符が出たほど、スコーンと抜けた青い海ではありませんでした。

透明度だって10mないんじゃないかな。

船に上がって聞いて納得。

ここらは、台風通過後すぐに潜れるポイントだそうです。

風の影響をあまり受けにくいってことは…

あまり水が入れ替わらないだろうから、この透明度なのかもしれない。

それでも酔わずに潜れて、見たことのない魚を見て、浮遊感を楽しんで…

これでいいのです。

明るい青い海が好きだから、これ「が」いちばんいい、とは言わないけれど、今回のダイビングはこのエリアに潜れてよかった!

この風だと、下地エリアでは船を出せない(出さない)ところもあるでしょうし。

 

まず、サンゴの中にオニダルマオコゼ

目つきがなんともおもしろい。

向かって、右上を見ています。

への字口だし。

サンゴに刺さってるみたい。

角度を変えて観察。

あご(?)をのっけてますね〜。

そこ、落ち着くの?

 

砂地に隠れていた、ミナミウシノシタ。

近くの砂に指をプスッとしたら、バタフライのような動きで出てきました。

 

ヒレの白いラインがツノのように見えるミヤコイシモチ。

 

これは…

アジアコショウダイの幼魚か?

白がメインだから違うかな。 

う〜ん。

チョウチョウコショウダイの幼魚かな。

自信ナシ!

動きがはやくて撮れると思わなかったから嬉しかったなぁ。

 

 

2本目は、船をはさんで反対側の「ドロドロパーク1」

でかいトウアカクマノミが卵を守っていました。

 

これまたでかいハナミノカサゴ

正面からしばらく見つめ合ったの初めてだわ。

黒目のところが宇宙船みたい。

透明のがかぶさってるのが分かる。

それに、目の上にピョコンと出ている丸いのも目に見える〜。

ヒレやしっぽの透き通った水玉模様はやはりキレイです。

ダイビングしてない人にハナミノカサゴの横顔の写真を見せると

「インディアンの羽飾りみたい」

正面は

「バルタン星人みたい」

確かに!

 

船の上で、お昼ごはん。

ゆし豆腐とアーサ汁、あったまる〜。

暑くても温かい食べ物っていい。

おいなりさんと、宮古島の豚肉をつかったソーセージをはさんだロールパンもおいしかった。

 

3本目は「ツインズ」

女岩と男岩があるから、この名前だそうです。

まずは女岩、高野エリアで唯一の穴を通りに潜降を開始。



男岩は、根全体にぐっちゃりとキンメモドキが群れていました。

高さがあるから、なかなか壮観です。

根にかけられた網があることで、大きな魚がきても、このサイズの小さな魚たちは網をくぐって届かないところへ避難できるそうです。

でも漁師さんたちがカツオ漁にでるときの餌にされるために、もっと細かい目の網で一網打尽にされるんですって。

結局、くわれるんですね…

 

キビナゴシャワーにまみれて、至福のとき〜。

一糸乱れぬ動きで一斉に向きを変えるのですが、そのとき光をうけて全員(?)が銀色に輝くのがきれいでたまらない。

 

ルリホシスズメダイです。

青く輝く星がすてき。

 

ヤマブキベラです。

派手ですね~。

 

う~ん、楽しかったなぁ。

酔わないって最高!

 

ペンションへ戻る前に「この魚はなんですか?」とデジカメの写真を見せると、わからないって!

そうかぁ、そういうガイドさんもいていいよね。

全員が全員、魚の名前に詳しいわけじゃない。

安全に、遊ばせてもらえればそれでいいや〜。

自由に泳がせてもらったし。

 

それにしても日差しが強い!

顔と肩と胸元がコゲコゲです。

港もこんなにきれいでした。

 

ボートは使いやすかったです。

私の好きな、真ん中にタンク置きがあるわけではないけれど、船の後ろに大きな段差があり、そこにタンクを運んで腰かけて背負います。

移動の際に腰かけるところもあり、描かれている絵もかわいくて!

船長の奥さまのイトコが描いたそう。

うまいなぁ〜。

 

 

続きます。