今日は天気がいいので、秀麗富嶽十二景の2座へ行ってみよ〜。
大月市秀麗富嶽十二景この2座は、バスに乗らずに、駅から登り、駅へ下山できるので、日没以外の時間を気にせず歩けます。
寝坊しても、電車だけだと行きやすい。
8:25 △310
鳥沢駅でトイレをすませて、出発。
登山口へは、駅を背にして右へ。
左へ行くと、セブンイレブンがあります。
登山口へ歩いていると、ダンプのおじちゃんから声をかけられました。
「どっち?」
高畑山と倉岳山です。
「そうか〜、天気いいしな。気をつけてな」
はーい。
ありがとうございます。
どっち? とは…
線路を挟んで、扇山と、私がこれから行く山があるのです。
さすが山梨!
登山口までの案内も手厚いです。
登山口までたどり着けないこともありますので、私。
8:55 ゲート
工事中のため池を右に進みます。
落ち葉を踏む音と、水の流れしか聞こえない。
静かな道です。
山があったかそう…
サクサク。
山の中でも、案内が手厚い。
9:30 分岐
「高畑山」とだけある、右の道へ進みます。
左の道は地図で「沢の中を行く、道荒れ」となっているから、やめときます。
急登が全くなく、息が上がらないから疲れません。
町がずいぶん下に見えます。
ちゃんと歩いてこれてる。
いい道〜。
今日は、小春日和。
汗がとまりません。
落ち葉がふっかふか。
思いがけない深さまで沈むこともあります。
足首を捻らないよう。
下にある石も見えないので、浮き石にのらぬよう。
再び、林の中へ。
これでもか! と登山道の左の林の中にたくさんのピンクリボン。
でも、そっちは道に見えない。
直進します。
このあとも、こういうところが2ヶ所ありました。
でも、歩くべき道に見えないので大丈夫です。
少し下り坂のあと
10:20
仙人小屋跡地
ここから山頂までだけ、さっきまでよりは急坂です。
10:50
高畑山 △982
ここまで富士山は一度も見えなかったのです。
やっと見えました。
お腹すいた〜。
座りやすい石がふたつ。
日向の石を選んで、ランチタイムにします。
この前、千葉で買ったびわまんじゅうといちご大福も。
冬は、おにぎりよりサンドイッチがおいしくいただけます。
11:20 出発
標高差100m近く、ぐんぐん下ります。
下りは特に緊張します。
今回は特に、落ち葉で滑りますし。
お散歩気分〜。
11:45
天神山△876
また下りだ〜。
峠に向かってるんだから、当たり前か。
11:50 穴路峠
12:20
倉岳山△990
ここには、ベンチがありました。
富士山の眺望は、高畑山よりいいかも。
落ち葉で下が見えない道は本当に怖いです。
急坂を下り始めてから、後ろにいるふたり組があまりにも声が大きいのと、石が落ちてくるのと、歩き方が雑なので転んだときに巻き添えになっては大変と思い、ゆっくりお茶を飲んでいる間に抜いてもらいました。
12:55〜13:25
立野峠
10分以上待ってから歩き出したのですが、どうしてもそのふたりに追いついてしまうので、日向ぼっこをしながら読書。
この先は、登山口まで暗い林の中を歩きます。
今日はけっこう日焼けしたので、クールダウンにはちょうどいいか。
べこべこしてちょっと怖かった橋。
体重のせいでしょうか。
14:35 登山口
カウンターをポチッとして、梁川駅へ向かいます。
今日も楽しかったな〜。
平日なのに珍しく、今回は山の中でたくさんの人と出会いました。
それでも20人くらいですが。
低山ならでは、というか…
たくさんのピンクリボンに惑わされたり、道を間違えて行ったり来たりする人続出でした。
後ろにいたはずの人がいつの間にかいなくなっていて、山頂で休んでたら登ってきて「ずいぶん遠回りしちゃいました。ついていけば良かったです」と言われたり。
ずいぶん前を歩いていたおじちゃんが、なぜか登山道を行かず、ストックを突き刺して体をあずけながらやっと歩けるような斜面を歩いていったり。
今までめっちゃいい道だったじゃないですか!
いきなりそんな危険な道になるわけないですよ!
でも歩いていると、気づかないこともあるをんですよね。
そのとき、おかしいと気づいて立ち止まれるかどうか。
どんどん進むと危ない。
戻れないところまで行ってしまうかもしれません。
14:55
今日はほんとに快晴で、最後まで雲ひとつありませんでした。
ホームで電車を待っていると、山の向こうに陽が落ちてゆきました。