3:50に目が覚めました。
始発に乗るなら、そろそろ布団から出ないと…
そう思いながら、もう30分以上もこうしてる。
冬に山へ行くときって、電車が寒いんですもん。
車内が、ではなく乗り継いでいくときのホームが。
今回も2回乗り継ぎがありますが、その間隔は20分。
少しは早く来るでしょうが、吹きさらしのホームが寒い。
それを思い出すと、布団からなかなか出られません。
初めて行く山だし、えいやっ!
起きました。
気温は氷点下、晴れますが風は強い予報。
先週歩いた石割山の近く、倉見山へ行きます。
ボンタンアメって、どんな味だっけ…?
あれ?
高尾駅では数分待ったら、大月行きが入線。
大月駅では、すでに電車がいた。
寒くないや。
あら、すてきな車両。
座席も富士山の柄です。
7:55
東桂駅 △562
市街地だと、登山口までたどり着けないときがあります…
8:15
墓地の間の道から、歩き始めます。
標高は、東桂駅とほとんど変わりません。
雪はここだけでした。
登山道には、まったくありません。
数日前、住んでいるところではみぞれが降って冷え込んだのですが、ここも積もるほどではなかったんですね。
本当に暖冬なんだなと思います。
登山道の入口です。
落ち葉がよく滑る。
落ち葉は濡れていても乾いていても滑るんですね。
けっこう急だし、登りでよかった〜。
あれぇ、晴れてないな。
大月駅あたりから、曇ってたんです。
撮れなかったけれど車窓からの富士山も、こんもりと厚みのある雲を頂きにのせていました。
8:55
尾根に出ました。
街があんなに下に見えます。
9:05
鉄塔 △910くらいです。
人工物だけれど鉄塔、好き。
「中に入っちゃいけません」となっていない限り、下からのぞきます。
お腹すいた。
お餅を2つ入れたスープとバナナじゃ、もたないか〜。
4時間以上たってるもんな。
いい道になったので、パンを食べながらのんびり歩きます。
標高が1000mを超えたあたりから、風が吹き抜けます。
ヒンヤリ。
もう、芽吹きの季節なんですね。
明るい尾根歩きが気持ちいい。
今は陽が射し込んでいるけれど、冬以外は山頂まで展望なしなのかなぁ。
写真だとそれほどでもないのですが、最後の登りは急坂でした。
ここも、登りでよかった。
10:10 分岐
10:13〜10:20 △1256.22(前回に引き続き、こまけぇ…)
倉見山の山頂に到着しました。
登り始めてから山頂で初めて富士山とご対面ですが、少し雲にお隠れになっています。
枝の間からは、右手に三ツ峠山が見えます。
10分ほどで、富士山は木々の間からしか見えなくなりました。
やっぱり、富士山をずっと眺めながら歩けるコースがいいなぁ。
ずっと富士山が見えるということは、見晴らしがいい尾根歩きが長い山だと思うので。
10:40 分岐
寿駅へ向かいます。
いい道〜。
しかし!
こんもり積もった落ち葉の下に、踏むとグキッてなる原因になるくらいのサイズの石が隠れていて、なかなか気が抜けません。
電線越しではありますが、再び富士山が一望できました。
ここから寿駅まで1時間くらいです。
河口湖駅の「きじ亭」に行こうと思いつき、電話をしてみました。
定休日ではないのだけれど、留守電になってしまうのでお休みかな。
しょんぼり。
馬のもつ煮、ワカサギのフライ、キジほうとうを食べたかった。
また鉄塔です。
明るい道です。
サクサクサク。
葉っぱを踏みしめる音が耳に心地いい。
富士見台ですって。
こう書かれていて、富士山が全く見えなかったことも数多くありますが…
11:45
おぉ〜、山頂より見晴らしいいじゃないの!
名前どおり。
ピストン好きじゃないけれど、寿駅からここまでの往復がいいんじゃないかな…
それに登山道も、東桂駅からよりもこの道の方がいいな。
富士山の方向へ直進せずに、くるりと振り返ると「寿駅」の矢印が出てきます。
あのまま下っていけそうな踏み跡がついているので注意しなければ。
富士見台から下ってくる道も、景色いい~!
より、街に近づきました。
12:10 登山口 △750くらい
登山口から下山口まで、誰とも会わない静かな山歩きでした。
寿駅へは、高速道路の下をくぐればもうすぐです。
今回は小さなリュックで来たから、替えのサンダルを持ってきていません。
やっぱり下山したら履き替えたいから、次からはいつもどおり持参しよう。
12:25 寿駅 △741
うわっ、1時間に1〜2本の電車が5分後にくるではないか。
ラッキー。
しかもトーマスの車両だ!
初めてです。
この座席もかわいいぞ〜。
優先席は、少し淡いカラーリングですね。
ブラインドまでトーマス柄でした。
たまたま眩しくて下ろしたのですが、おぉっと声が出ちゃった。
トーマスランド25周年記念号 | 富士山に一番近い鉄道 富士急行線 富士山麓電気鉄道株式会社
大月駅で下車し、駅前の「かつら」へ。
岩殿山の登山道が崩落して通行止めになったのが2019年の夏でした。
それまでは、秋から冬にかけてよく登りに来ていました。
「かつら」は下山後に寄っていたのです。
お餅入りの大月ぎょうざも入っている餃子の盛り合わせ(?)は、ゆず酢でいただきます。
ごぼうの唐揚げは、素揚げみたいなのかと思っていたら、衣の味が濃すぎるなぁ。
うどんをすすっている間は、
「このあと高尾山へ登って夕陽でもみて帰るか〜」
って思っていたけれど、お腹いっぱいになったら眠くなっちゃった。
それに高尾駅に着いたら、風も冷たく気温もガクッと下がっていました。
帰ろ。