登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

三重県 御在所岳(ございしょだけ)へ その1

5日間のお休みで、初めての山へ行ってきます。

2泊目までは宿を予約していますが、その後は天気と気分次第。

行ってから決めようと思います。

 

初日は、青春18きっぷをつかって気が向いた駅で下車しながら、愛知県の豊橋駅あたりまで行って翌日、鳳来寺山へ登って…

と思っていたら、予報を確認すると、晴れるのが初日と翌日だけになってしまった。

さて、どうしよう。

移動が長くなるし、お金もかかるけど、3日目あたりで登ろうと思っていた御在所岳を初日にして、翌日に鳳来寺山に決めた。

始発で家を出て、途中の駅で新幹線の切符を発券して、新横浜まで向かっている途中で放送が流れました。

「線路に人が転落のため遅れます」

おぉ…

始発で行っても、御在所岳でゆっくりするにはギリギリでしたが、どうなるか…

心配しましたが、発券した新幹線に乗れました。

な〜んだ、自由席けっこう空いてるんだ。

始発駅じゃないからダメかと指定席にしちゃった。

ま、そんなこともある。

自由席で座れずフラフラするの、イヤですからね〜。

 

名古屋で下車、コインロッカーへ登山に不要な荷物を預けます。

きしめん屋さんがあります。

とってもとっても食べたいけれど…

今は時間がない。

御在所岳のおとなりの山へも行けたら、と思っているので、20分早く着く近鉄線の特急で、まず四日市駅

すてきな柄の座席です。

 

四日市駅で乗り換えて「湯の山温泉」駅へ。

見慣れない車両は、なんか新鮮だなぁ。

この座席の柄もすてき。

 

さらにバスで10分。

「優先席」ではなく、「善意席」なんですね。

 

9:55

家を出てから約5時間。

ここまで来られました〜。

これに乗れば、15分で上まで着いちゃうのか。

でも、ロープウェイに乗るなら、私は下りです。

下り、飽きてきちゃうんですよね~。

疲れもあるでしょうが、飽きると注意力散漫になるし、それも下りが事故の多い理由でしょうか。

山頂のご案内 | 御在所ロープウエイ

御在所岳に登ったあと、おとなりの国見岳の穏やかな尾根を下ってこようと思っていますが、御在所岳の山頂に予定どおりに着けなかったら、初めての山で日没になるのはイヤなのでロープウェイで下ることにします。

 

そういえば今まで、名古屋で泊まったことあったっけ?

ない気がする…

京都などへ行くときに通過したり、奈良へ行くときに乗り換えただけ。

 

以前の職場を退職するときに名古屋出身の方から、ご当地シェラカップをいただきました。

アウトドアショップのWILD-1では、それぞれの地域のシェラカップを販売しています。

名古屋はシャチホコ

シャチホコといえば、金色です。

なので名古屋だけ特別に、金色のシェラカップもあるんです。

https://www.wild1.co.jp/notice/local_sierra_cup/

この、ずっと前に話したシェラカップのことを覚えてくれていて、実家に行った際にお店を探して買ってきてくれたそう。

金色のシェラカップは真鍮です。

使っているうちに酸化して黒くなったりするので、金色のは飾ってあります。

銀色のシャチホコと、くまモンのシェラカップを愛用中。

2個あると、フタとして使えるので。

 

焼きたて、ほかほかのせんべいで、腹ごしらえをします。

4つに切って、袋に入れてくれました。

山椒っぽい味もする…?

せんべいといっても、パリッではなく、しっとり食感です。

 

10:05

ロープウェイを右に見ながら、階段を下ります。


私は今回、中道ルートを行くので、川沿いの舗装路で標高を上げていきます。

それにしても暑い!

16℃もあります… 

 

10:30

この分岐は、舗装路をそのまま進みます。


すぐ、登山道の入口の看板がありました。

 

もう一度、舗装路を横切ると大きな看板がある登山口です。

もう下ってきてる人もチラホラ。

 

最初から急坂だ〜。

 

10:55 3合目

ここから1時間半だそうです。

 

御在所岳は岩の山。

でっかい岩がいくつもあります。

そして、やっぱり下には支えてるんだかよくわからないけど、たくさんの木の枝。

 

あ、ゴンドラが真上を通っていきました。

 

11:05 負れ岩(おばれいわ)

背負われてますね…

ここが4合目です。

 

祭壇というか、祈りをささげたくなる岩だなぁ、と思って、ご挨拶をしてから通り過ぎ…

振り返ってみたら。

え、さっきの祭壇だよね?

どうなってんの?

絶妙なバランスです。

これが落っこちたら大変なことになる…

あ、地図の「地蔵岩」って、ここ?

祈りたくなったのは当然でした。

 

続きます。