登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

今が旬! 筍を食べに春の房総へ

千葉へやってまいりました。

筍の旬は、3~5月くらいだそう。

一緒にゴルフをする知人と、こちらのお店へ。

大多喜町は、筍で有名な町です。

ろばた焼き 童子(わらべ)春のお勧めは大多喜産の筍(たけのこ)山菜料理│千葉県夷隅郡大多喜町

知人オススメの「かぐや姫コース(たけのこ)」と「百万石コース」にしました。

かぐや姫コースは少なめ、百万石コースは魚も肉もあり多いので、ふたりで行く場合はこれらを頼めばちょうどいいとのこと。

ツレと半分こずつします。

 

まずは、筍の刺身。

ほんのり甘く、シャクシャクと軽やかな歯ごたえです。

 

囲炉裏に、次々と食材が並べられていきます。

鮎は、つやつやと美しく。

 

椎茸、でかい。

醤油をちろりとたらして、こりゃ楽しみ!

 

焦げたいい匂いがしてきました。

つくねは、大根おろしでいただきます。

ピーマンも丸ごと。

全部おいしい!

 

ホタテとアワビ、2つめの椎茸が並びます。

アワビって、こんなに柔らかでおいしいものなんですね。

ひとつを半分こしましたが、大満足でした。

 

ホタテは、バター醤油で。

香りもごちそう。

鮎もおいしい。

「頭から丸ごと食べられますよ」

川魚が出てくると、このセリフがほぼ言われますが…

みなさん、プレッシャーになりませんか?

けっこう小骨があったり、頭はかたく苦かったりで食べられないことが多くて申し訳ない気持ちになります。

 

筍の天ぷら。

塩をぱらり。

 

最後はお肉でした。

握りこぶしよりちょっと大きいくらいの分厚いお肉でしたが、撮り忘れました。

確かに、1人前にしては多すぎます。

ここで満腹〜。

 

そして、シメ。

筍ご飯と味噌汁。

漬け物もパリッパリ。

筍がふんわり香る、味噌汁のうまさったら。

 

竹林の中、車1台がやっとの道でした。

トンネルもなかなか狭く…

すごい雨の日でしたので、竹が倒れていたりする道ですのでお気をつけて。

 

翌日はゴルフです。

昨年一度だけ、まぐれで100を切りましたが…

最近は110前後。

パターが下手。

千葉県の宿泊施設|キャメルゴルフ&ホテルリゾート

ここはゴルフだけでなく、バギーカートやフットゴルフなどもあるようです。

 

ヴィラに前泊、夜はBBQがついているプランでした。

ゴルフと昼食込みで18,000円ほど。

いかにもリゾートという感じなので、もっとお高いのかと思っていました。

ベッドルーム、バス、トイレが2つずつ。

リビングとキッチンは4人で使います。

 

冷蔵庫には、夕食の食材が3つの箱で用意されていました。

このほかに、最後にハンバーガーを作るためのバンズがあります。

肉は、羊と鶏でした。

バナナを焼いて、マシュマロをからめて、レモンを絞る。

さわやかなデザートでした。

食べるのに夢中で写真ナシ。

 

ゴルフは残念な結果でした。

でも、パターとグリーン周りがちょっとだけうまくなった気がする。

ドライバーも数回はうまく打てたし。

ツレは谷越えができて、本当に嬉しそうでした。

私は10ydほど足りず、球は崖下へ落ちてゆきました。

ジャンボ尾崎さんが監修したコースです。

 

「ろくや」へ向かいますかね~。

前を走るトラックがあまりにノロノロ運転。

「スパ&カフェ」の看板が見えました。

スパと併設されているカフェがまずいわけがない!

なんか甘いもの、食べてこー!

と、ノロノロ運転の列から離脱して、カフェを目指します。

かつうら海中公園海中展望塔 |

ここの駐車場に車をとめました。

海中公園も寄ろうかと思いましたが、海中の透明度が4mではね…

カフェだけにしよう。

edén(エデン)

メニューを見たら、なんだかここはすごくおいしいのではないか、と思いまして。

甘いものをちょこっとだけのはずが、ちゃんと1食いただいてしまいました。

 

緑が濃いケールのサラダ。

ここにのっていたナッツがおいしく、買って帰ってサラダにのせています。

ポテト、好きなんです。

マヨネーズにハーブが入っていました。

 

看板メニューのパエリアにしようかとも思ったのですが、コメはお腹いっぱいになっちゃって夜、食べられませんからね。

ピザにしました。

好きな生地でした。

薄いのにもちもち。

パエリアも食べてみたかったな~。

 

ドリンクも、ノンアルカクテルが豊富。

とてもおいしかったです。

 

勢いにまかせて、デザートも。

アップルパイにしました。

パリッとした生地を崩しながら、りんごとバニラアイスと一緒にいただきます。

なに、これ。

うま~。

 

 

今夜は、いつもの温泉へ。

南房総 岩井海岸 岩井湯元温泉の網元の宿ろくや 公式サイト 磯料理と温泉と海水浴の宿。

 

夕食は、鴨のすき焼きから始まりました。

やっぱり、ここの料理はおいしいなぁ。

 

舟盛は、春子鯛(かすごだい)がメインでした。

刺身、大好きです。

 

シメは、とろろめし。

なんでかなぁ。

お腹いっぱいなのに、3杯目の白飯もぺろり。

 

デザートは、抹茶のティラミス。

 

夕食にデザートがあるのに、部屋の冷蔵庫にもデザートが入っているんですよ。

帰ってからいただくことが多いです。

 

朝食の干物はいつも、ふっくらとおいしい鯖を選ぶのですが、今の季節限定とあれば「連子鯛(れんこだい)」を食べてみよう。

う~ん、鯖の勝ち!

やっぱり。

 

帰る途中、ラーメンをいただきました。

はなもりらーめん/はなもり油めん −らーめん華の蔵館山店 - 館山・南房総 ご当地グルメ 食べるべき一品

肉の脂身は苦手なのですが、ここのチャーシューは好きなのです。

今回は、はなもりらーめんにしましたが、油そばもおいしいです。

餃子も、ぱりっもちっ。

 

 

春の千葉、おいしいものがいっぱいです。

 

 

物欲との闘い、そしてほぼ負ける

見るたびに「これ欲しー」ってなるもの、好きなもの、山でどんな使い心地なのか興味があるものに囲まれて働いています。

毎日、物欲との闘いですよ…

自分が働いている以外のお店も行ってしまうものですから。

そして、今回も負けました。

まぁ、10年近く着たパタゴニアの薄手のフリースが破けたあと、気に入ったものがなく買っていなかったので、MILLETのアウトレット店で行われていた「2つ以上買うと20%オフ」にのっかって、買っちゃいました。

1着はこれから、というか私の場合はオールシーズン着られそうな薄手のもの。

半袖でギラギラ太陽にあたりっぱなしだと疲れるので、夏の稜線でも着よう。

少し重たいのと、かさばりそうなのが気になったけれど、そんなことはいいや!

鮮やかなブルーに黄緑のラインがすてき!

レディースは胸ポケットがないせいか、切り替えがなくて単色でつまらないので、メンズにします。

MILLETは大抵、メンズのほうが配色が好みだなぁ。

 

もう1着のフリースは、通気性を確保しつつ、保温性もあるもの。

裏地の半分くらいはポコポコしていて暖かそう。

店員さんによると、雪山でハードシェルの下に着て歩くとちょうどいいくらいの温度感だそうです。

雪山は行かないけれど、ほのかな温もりをくれるフリースを寒くなったら試してみたい。

これも配色がいい。

紺色に黄色のラインにやられました。

かわいすぎる!

これは男女兼用で、小さいサイズからありました。

のびるので、腰まわりのキツさはありません。

どちらも着るのが楽しみです。

 

Columbiaのくすみ色のTシャツは我慢できた。

さすがに何枚も持ってるものは、こらえられるようになりました。

昔から見向きもしなかった色だけれど、好みは変わるものですね。

 

 

山へ行くには、限りある資源(お金)で、身につけるものを揃え、現地までの交通費や宿泊費、いい景色を見ながら歩けたことに祝杯をあげるためのお菓子やCCレモン(お酒飲まないから少しは安上がりでも、なんせ食べる量がすごいので)代などを用意しなくてはなりません。

 

お客さまもそれは一緒。

山で楽しむお金も必要ですから、不要なもの、機能がかぶるものは買わなくてすむようにお伝えすることもありますが、同じシリーズでも配色が変われば全然印象が違いますから

「どちらの色も好きなんです!」

であれば、止めません。

買ってください!

価値があるもの、好きでたまらないもの、これがあれば毎日が楽しくなれるもの、にお金を使う。

いくら安くなっていても、不要なもの、気に入らない点があるもの、にはお金を使わない。

同じものなら、安い方に飛びつきます。

飲食物なら、思った味と違ってもお腹に入れば目の前からなくなりますが、残るものは吟味したいです。

 

先日、こんなことがありました。

今年の夏に初めてアルプスに登る、そのためのレインウェアを買いに来たお客さま。

レインウェアといっても、さまざまです。

アウトドアのものは性能がいい(蒸れを出しやすい、ストレッチがきいている、など)からと、山だけでなく旅行や通勤で使うためにレインウェアを買ってくださるお客さまも増えてきました。

日常では、傘をさして着ることが多いですよね。

ですから、生地には防水防風のフィルムが入り、縫い目から浸水しないよう処理がされていても、ファスナーやポケットは防水の仕様になっていないものがあります。

それに、裏地をつけないことで軽さを出せる反面、劣化が早まることもあります。

 

なぜ、そうするか。

買いやすいお値段にするためです。

 

山で着る方には、こういうレインウェアは勧められませんので、理由をお伝えして、しっかりしたレインウェアをご案内しました。

「安いから、こっちがいい」

安いからという理由で買って、山で嵐にあったらどうするのでしょう。

値段の差は1万円。

経験や知識がまだ少ないときこそ、道具に頼ってもいいと思うのです。

お金で安全と快適を買ってほしいと考えてはいけないのでしょうか。

濡れて低体温症で亡くなる方もいるのですから。

着ているレインウェアの差が、生死を分けるとしたら?

命の値段が1万円より安いなんてこと、ないですよね。

たった一度しか着られないわけではありません。

手入れをすれば、ちゃんと長持ちします。

私は10年以上着ています。

登山歴22年目になりますが、レインウェア3着目ですもん。

 

「雨の予報のときは登りません」

それもよく言われます。

晴れのマークしかなくても、ザァッと降ることもあるんです。

山の天気は変わりやすい、これはほんとです。

一瞬でずぶ濡れになって、数分後には、あれ? 雨雲どこいった? なんてこと、たくさんあるんですよ。

「すぐ木の下に行きます」

アルプスには森林限界といって、森の中を抜けたら遮るものはないんです。

だから雨や風だけでなく、雷だって怖いんですよ。

 

「このデザインがいいんです」

そうきましたか。

あまり脅かしたくないし、人の買い物の仕方にケチをつけたくはない。

でも、やっぱり…

「実際にこれを山でお使いになって、やっぱり雨が入ってくるから買い直し、となると二重の出費になります。これは普段づかいとして、止水ファスナーが使われていて耐水圧が20000以上のものを別に、山用として買う、というのであればデザインとお値段で選んでいただいていいと思います。

でも、森の中のハイキングならまだしも、森林限界を越える山へ行くとおっしゃっている方には、このレインウェアでいいです、とは言いたくないんです」

 

同じフロアに2人いましたが、私から離れたあと、他のスタッフにもおそらく同じことを聞いていて、聞こえませんでしたが、山用のレインウェアを勧められていました。

ただ売りたいだけなら

「小雨なら、これで行けちゃいますよ〜」

と買わせてしまうことだってできます。

でも、自分がされたらイヤじゃないですか!

「私はちゃんと高い山で着るって言ったのに、ダメなものを買わされた」

そんなふうにガッカリしてほしくないんです。

信用してもらえなくなってしまうし、買わせた自分もイヤな気持ちになると思います。

 

どのお客さまにもピッタリのアドバイスができる、とは残念ながら私はできていそうもありません。

でも、お客さまが登る予定の山をお話してくださったりするときには、自分がこれまで歩いてきた山、季節を思い出しながら、必要なものをご提案し、知っておくといいかもしれないと思うことを伝えています。

お帰りになってから、

「あ〜、これも言えたらよかった」

などと反省することも度々ありますが、その場その場では、ちっちゃくなってきた(ような気がする)脳みそをフル回転させています。

たまに次から次に言いたいことが溢れ過ぎて何を言ってるか分からなくなり、お客さまに笑われたりしながら。

 

楽しく登って、いい景色を見て、無事に帰ってほしい。

店員は、みんなそう思っているはずです。

南大沢のアウトレットの桜です。

山はまだ桜が残っているかも。

来週、行ってみよー。

 

1枚で兼ねたい

よく、お客さまに言われるのですが…

「このパンツで一年中登れますか?」

う〜ん、たぶん暑いです。

裏が起毛してますし。

「このダウンで夏山と冬山、行けますか?」

無理!

ダメ!

 

普段の生活で一年中、同じ服装でお過ごしですか?

下着だって、冬はユニクロヒートテックに変えることもありますよね?

オシャレのためだけではなく、真冬の朝の寒さに着たい服と、夏にビアガーデンに行く服は同じなのでしょうか?

 

確かに山の服は、普段着よりはお高いと思います。

でも何着もいらないし、暖かくなってきた春〜初秋、晩秋〜早春まで、2組揃えてもいいのではないかな…

学生の頃の制服と同じ。

 

秋冬のパンツで裏起毛しているものがあるのですが、それを好む方がけっこう多いのでそう思うようになりましたが、私自身は、しっかりした生地のものを1年中はいています。

ケガ防止のためでもあります。

夏は確かに暑い。

でも、少し薄手のものにしたって劇的に涼しくなるとは思えないので…

まぁ、太ももが太すぎて選択肢がないっていう理由もあります。

 

裏起毛なんて、汗かいたら濡れてしょうがないけど、毎年買い足しているお客さまもいらっしゃるくらいです。

「普段でもはける」とおっしゃっていたので、普段着として着るのもいいかもしれないですね。

 

山では「着たら暑い、脱いだら寒い」

これではよろしくないので薄手のものを重ねて、脱いだり着たりを繰り返しながら歩きます。

面倒がって暑いのに着たまま歩けばたっぷり汗をかいてしまうので、面倒くさがりな私でも、これだけはこまめにやっています。

すべてが薄手なので、ドライナミックメッシュにスポーツブラを重ねたあとに着ているポリエステルの長袖は1年を通して着れるかなぁ〜。

私は、夏は半袖ですけどね。

あと肌寒いときに着ている、風はそこそこ防ぐけど、保温性はそんなにないもの。

ウィンドブレーカーと、みなさんが呼ぶようなウェアは夏も稜線で着るし、冬に長袖1枚じゃさすがに寒いか、という気温(私の場合は氷点下)のときに着ることもあるので、兼ねるっちゃあ兼ねるか。

 

パンツは夏でも岩場を歩いたり、標高が高い山へ行く方は、裏はサラッとしていても生地はしっかりしたものを選ぶこともあります。

それだと、冬でも標高がそんなに高い山でなければ薄手のタイツを重ねれば歩けますし。

それで1枚で兼ねる、ならオススメしますが、ほとんどはニュアンスが少し違うんだよなぁ〜。

 

いかに快適に歩けるか。

新宿から箱根まで行くとき、かかる時間は大して変わらないけれど、小田急線の急行で行くのと、ロマンスカー(指定席)で行くのでは、疲れもラクチンさも全く違いますよね。

アルプスの山々から帰るとき、平日の昼か遅い時間でない限り、あずさで帰ります。

高速バスの方が少し安いですが、渋滞になれば3倍くらいの時間がかかることがあります。

快適さと時間を、お金で買っている。

それと同じことだと思うのですけど、違うのでしょうか。

 

はけないパンツを買ってもしょうがないと思いながら、先日のサンプル品のセールに行ったとき、MILLETのしっかりした生地のパンツを買いました。

薄めのカーキ色と、膝の後ろの旧ロゴがかわいいなぁと思いまして。

なぜ、はけないサイズなのに買ったか。

目安というか、励みにしようと思いました。

ふくらはぎはきついがいける、太ももはまだいけない。

これがはけるように、夏までにがんばりたいと思います。

 

山の服は、一度そろえてしまえば、数年は買い替えずに済みます。

しっかりしたものが多いですから。

実際、10年を超えているものもあります。

着てみたいものがありすぎて買い足してしまっていますが、そうでなければ買わなくていいんです。

 

お客さまには、これから行く山のことを考えながらお気に入りを見つけていただけたら、と思います。

 

2024年3月 1万円さんぽ その2

もう少し築地の、じゃなかった、豊洲の続きを…

 

マグロが、セリ場にゴロンと残っていました。

写真では見にくいと思いますが、尾っぽの切り口を見て競り落とします。

あの尾っぽも、売られることがあります。

マグロ、みなさんはどこがお好きですか?

私はカマを焼いたのが好きです。

 

働いているときに胃袋を満たしてくれたお店もたくさん残っていて嬉しくなりました。

ビーフカレーとハヤシの合いがけもよく食べたなぁ。

ハヤシライスの甘さが好きでした。

中栄(なかえい)|築地 卸売市場|大正元年創業の老舗インドカレー店

容器にカレーやハヤシのルゥをつめて販売もしていたので、よく持ち帰りました。

その容器を持参すれば、次回は50円引きで中身を購入できるのです。

 

やじ満の隣には「茂助の団子」もありました。

茂助だんご | 和菓子 | あんこ | お取り寄せ | スイーツ | あずき | 健康

これもよく、おやつに買ったものです。

最近あんこが好きになったので、あの頃は食べることがなかったあんこにしました。

この日はお休みでしたが、カフェもあるようです。

だんご、おいしかった〜。

 

吉野家の1号店もあります。

 

さてさて、豊洲市場を出発。

きっともう、来ることはないかもしれない。

でも築地で働いたときのことは絶対忘れません。

毎日おいしかったし、おもしろかったもん。

 

東京ガス : がすてなーに

来るときに豊洲駅で見た地図に「がすてなーに ガスの博物館」とありました。

先日の茨城で「JAXA」や「地図と測量の科学館」がおもしろかったから、豊洲駅まで歩く途中に寄ってみよう。

エントランスには気球がありました。

見ていると、ふわぁっと上がり、どんっと下がってきました。

 

暗い中に炎がゆらめきます。

バーベキュゥやキャンプで炎が揺れ動いていると、一点をじぃっと見つめてしまいます。

炎に魅入られているのですかね。

 

ほかにも、中にガスが入っているシャボン玉に炎を向ければ、ぼわんっと大きく燃え上がったり、昔の冷蔵庫や風呂釜を見たり。

 

「お絵かきスマートタウン」では、自分が描いたイラストが映し出されます。

壁に触れると、そのキャラクターが動き出す。

子どもたちは大喜びでした。

 

有楽町線で、再び「銀座一丁目」駅へ。

高知のアンテナショップです。

まるごと高知

「こなつ(日向夏)ドリンク」と、ゆずのガリを買いました。

生姜、大好き。

お寿司屋さんで好みのガリが出てくると嬉しくなります。

文旦も大好きなので迷いましたが、かさばるのでね…

それに先月、お取り寄せしまして1日に5個くらい食べたのでやめとくか。

 

大好きな沖縄のアンテナショップへ。

銀座わしたショップ本店 - 沖縄県物産公社(わしたショップ)

この2軒は必ず、はしごしています。

 

黒糖チョコ、好き。

久米島から帰るとき、那覇空港での乗り継ぎで必ず買いますもん。

今日も買う!

 

黒糖の食べ比べ?

そんなに違うのかな。

する!

買う!

 

できたての、さーたあんだぎー。

サクッ、ふかふかでほんとにおいしい!

ぜひ!

もずくの天ぷらも、夜ごはん用に買いました。

 

そのあとは、巣鴨にあるゴローへ向かいます。

有限会社 ゴロー

普段はJRの巣鴨駅から歩きますが、今回はメトロの1日乗車券を持っているので南北線駒込駅から。

登山靴のソールを張り替えてもらおうと持参しました。

低山以外は、ゴローの登山靴をはいています。

ツレが

「テレビで、登山靴のソールは5年が張り替えの目安ってやってたよ」

と教えてくれました。

見た目では少し減ったなぁ、くらいですが少しグリップ力が落ちてきたな、とは感じていたのです。

夏に向けて、オフシーズンの空いているうちに張り替えてもらおう〜。

オーダーで作ってもらったのは5年前のこと。

この靴と出会うまでに何度、買い替えたことか…

安いものではないので、山を歩きながら

「今回も合わなかった…」

と落ち込むのが辛かったです。

お金も痛いけど、足や爪の痛みも相当なものですからね〜。

いつもの靴下で試し履きをして、店内に設置してある傾斜を歩いてみたりするけれど、そのときは大丈夫かと思う。

でも実際の山では「またダメだった」の繰り返し。

何人もの店員さんに「すごく幅広、甲高」と言われ続け、自分の足はそうなんだと思っていました。

どうせ高いお金を払うならオーダーにしよう!

と、ゴローで採寸していただいたときに

「幅広、甲薄だねぇ」

え?

甲薄?

今までずっと甲高と言われて、そういう靴を買っていました。

「試し履きくらいだと気づかないかもしれないけれど、山で長い時間歩くと、足が滑ったでしょ。爪も痛かったろうけど、甲も滑りながら当たって痛かったんじゃない?」

はい、そう言ったら中敷きをするように言われて…

「今はみんな、中敷きしてるんだよね〜。いらないのにね」

そうなんだ(ゴローの靴にしてからは中敷きしてません)。

「かかとが、けっこう出っ張ってるね」

へぇ〜?

かかとの出方なんて、人と比べたことないもんなぁ。

 

外反母趾もなくてまっすぐな、ほんとに子どもみたいな足だね〜。大事にしなさいよ」

以前の仕事でパンプスでなければならないときも、ギリギリまでスニーカーにして、履き替えていました。

それが良かったのかなぁ。

たくさんの足を見てきた人にほめてもらえて、嬉しかった。

しばらく自慢してましたもん。

 

2週間ほどでできるとのこと。

郵送もできるそうですが、またどこかへの散歩がてら、取りに行こうと思います。

店内には、靴がズラリ。

革だから、いい色になるんだよね〜。

 

新宿まではメトロで帰ろう、と駒込駅まで戻ってきました。

さっきも気になった蕎麦の店。

小松庵---そば処総本家 手打ち蕎麦 さくら蕎麦

でもなぁ、1万円さんぽだからさ、残額は4千円なのよ。

どうする?

おいしそうだから、しょうがない!

「今回は予算オーバーをゆるそう」

とツレが言い、入店しました。

カニと春野菜のかき玉蕎麦にしようと思ったのですが、ツレが

「せっかくだから、春の限定メニューにしたら?」

と、またまた言ってくれたので、予算もとっぱらったことだし、そうする!

ツレは「野菜天蕎麦」でした。

 

卵とじ蕎麦。

うまい~。

 

この七味がおいしいんだけど、売ってるかな。

 

そして、桜海老かき揚げ。

なに、これ。

こんなにおいしいの?

カリッカリでした。

 

 

桜の蕎麦と、普通の蕎麦の食べ比べ。

いちばん右はオリーブオイルでしたが、う〜ん…

あとは、とろろと大根おろしです。

 

桜のプリン。

 

七味が売っていたので、買いました。

家で味噌汁にかけたりして、いただいています。

 

それにしても、白魚と菜の花の卵とじ蕎麦がすごくおいしかったです。

ってことは、もともと食べようと思っていた「かき玉蕎麦」もすごくおいしかったに違いない。

次、食べてみよう。

 

新宿駅に到着。

キン肉マン、懐かしい!

名前が思い出せないヒーローたちもいますが、小学生の頃に戻れました。

 

4月のさんぽは、どこへ行こうかな〜。

 

2024年3月 1万円さんぽ その1

「桜がきっと咲いているだろう」と、今月は1万円さんぽを3月末に予定していました。

開花の報道が、29日にやっと出ましたもんね~。

花粉症のため春が好きではありませんが、淡いピンクの桜を見るとやはり気分が浮き立ちます。

 

さて、どうしようか。

豊洲に行ってみない?」とツレ。

いいね。

私は20代の頃、築地市場の場内で働いていました。

魚の値段が「符丁(ふちょう)」で飛び交うあのガヤガヤした感じ、ターレーがガァガァ走り回っていたなぁ。

騒がしいのはイヤなのに、あの空気はなんでか好きだったな。

ターレットトラック - Wikipedia

ターレーとぶつかった場合は、ぶつかった人が悪いとされていました。

なんて無法地帯!

ぶつかった人を何度も見ています。

すごんだ人もいましたが「ぼさっと歩いてるやつがわりーんだよ」と、ターレーの運転手ばかりか、周りにいた人たちにもやりこめられていました。

ちなみに、車 vs ターレーなら?

へこもうがどうなろうが車の負けです。

ターレーをよけながら、速度をゆるめずに歩けるようになれば一人前」とも言われました…

 

そして、符丁というのは暗号です。

今はもう、符丁でのやりとりはないらしいんすけどね。

近隣の店やその店に買いに来るお客さま(同じ魚でも、お客さまによって単価は変わりますから)方に単価を知られないようにするために、0~9に対応するカタカナをつけておきます。

カタカナは、店によって違います。

お店の奥には「帳場」と呼ばれている、買ったものの伝票をおこす人がいますが、帳場さんまでは距離があるので、必然的に怒鳴り声のような音量で伝えることになります。

例えば

「タイ1.2kg、タールーね」

そのお店では「タ」が1、「ル」が4だとします。

1.2kg✕1,400円=1,680円

このお店では、あるお客さまに対してこのタイは1,680円で売られるということです。

同じタイでも、いつもたくさん買ってくれるようなお客さまにはターキーで売られているかもしれません。

「キ」が2だとすれば、1.2kg✕1,200円=1,440円です。

もちろん、お客さまが買うものは1つだけではありません。

そのお客さまが店内を見て決めた魚や貝類などを、それぞれの担当者が次々に帳場さんへ通していきます。

ゆっくりなんて言ってくれません。

築地の人たちは、ただでさえ早口。

そのスピードで何人もが、注文を通してきます。

 

初日は、異国語に聞こえました。

2日目は、とてもできないと思いました。

3日目は、少しは聞き取れるけれど、このスピードでは書きとめられないと思いました。

4日目には、ゆっくりめに言ってもらえれば、メモできる(あとで伝票に清書する)ようになりました。

翌週には、通常のスピードでも伝票に直接書けるようになっていました。

集中力と若さ?

 

大江戸線築地市場駅から出て左へ行くと、すぐに築地市場の入口でした。

そこのホワイトボードに毎日書かれている忘れ物・落とし物がおもしろくて。

「玉ねぎ8個」

「サンマ10尾」

「鮭の切り身1ケース」

などなど。

ターレーで運ばれているうちに落ちてしまったのかな。

仕事を終えて帰るとき、そのホワイトボードを見るのが楽しみでした。

 

築地の場内市場が豊洲へ移転してから、一度も行ったことがなかったのです。

豊洲に行こっか~」となったときに、食事できるかを調べていたら…

え!

「やじ満」あるの?

やじ満【中華】|豊洲市場ぐるめMAP|豊洲ぐるめ

働いていた頃、1週間に1度は通っていたお店です。

寒い季節は2日に1度。

10~3月はカキラーメンの季節で、カキラーメンとニラソバを交互に食べていました。

あと、少し大きめのシュウマイも。

カウンター内に立つおかみさんは、伝票なんて一切書かずに誰が何を注文したかを覚えていて、できあがればサッと目の前に出てくる。

「ごちそうさま」と声をかけるか、立ち上がればすぐに金額を言われる。

すごいなぁ、と思っていました。

たまに、おかみさんの娘さんもカウンターに立っていたのですが、目元がそっくりなんですもん。

おふたりとも美人さんでした。

懐かしいなぁ。

よし!

私はカキラーメンを食べるぞ。

 

各種一日乗車券 | PASMO・定期・乗車券 | 東京メトロ

24時間、メトロに乗り放題の切符で出発~。

 

有楽町線の「豊洲」駅に到着しました。

ん?

ららぽーと」とかの矢印はあるけれど、「豊洲市場」がない。

そんなこと、ある?

やっちまった…

最寄り駅は「豊洲」駅ではなかったのか。

スマホで調べるとバスなどでも行けますが、いちばん簡単なのは「ゆりかもめ」で行くこと。

ザ・豊洲市場【公式】

2つめの「市場前」駅で下車。

豊洲駅からすぐだったので、帰りは歩こう。

やじ満へ。

なぜ、このお店が豊洲へ移転しないと思ったかというと…

通っていた頃、店員さんはすでに高齢な方が多かったからです。

どこかの駅の地下の食堂街のようだ。

こぎれいで変な感じ。

 

メニューを見ても、やっぱりいつものになります。

お腹ペコペコ!

まずはシュウマイ。

けっこう大きめですよ。

12名が座れる店内です。

見知った店員さんはおらず、男性ふたりで切り盛りしていました。

最後は10年以上前だもんな〜。

築地で働いていたのは20年前ですが、辞めてからも築地には度々来ていました。

でも、さすがにもう、あの頃の店員さんたちはいないよなぁ。

カキラーメンきた!

大粒の牡蠣が5個のっています。

この味、この味!

おいしい〜。

カキラーメンは3月末までだから、間に合ってよかった!

 

ツレは、五目めんにしました。

具がモリモリ。

ごちそうさま、をしようとしたら女性がカウンターに出てきました。

娘さんだ!

マスクをしているけれど、目元に見覚えがある。

 

築地では、ゴミはポイポイと平気で捨てられ、ハッキリ言って汚かった。

発泡スチロールのような大きなものでもポイポイ。

そんな発泡スチロール、きれいなものや洗えばきれいなものを拾って売る「箱屋さん」もいたなぁ。

 

整然としていて清潔で、雑然としていない。

こんなの築地じゃないって思うけど、確かに築地じゃないや。

ここは豊洲だった。

セリ場を眺めても懐かしい〜、とは思えませんでした。

ガラスの向こうだから、あの生臭さがないせいか。

音は少しだけ聞こえる。

思い出は、五感がフル稼働しているんですね~。

まとわりつく生臭さ、におい、音、真冬にじっと座って伝票を書いているときの痛いくらいの寒さ…

きれいなのはいいことなのに、あの汚さが懐かしい。

 

6時前に出勤したらこのサイズの包丁で、マジでケンカしていたり。

怖いっつーの。

 

丸山海苔店で、ツレの好きな海苔「こんとび」を購入。

 

クロマグロと背比べをしたり。

 

続きます。