朝から雨。
原付なので濡れっぱなし。
テンションは下がり気味です。
歩いて行ける範囲にお寺がまとまっているとこんなときに動きやすいけれど、そんなに都合よくいくわけありません。
雨だとどうしても、おまいりするにも慌ただしくなってしまいます。
法然寺にも寄りたかったのに。
雨の中、走ることに注意が向いてしまい、うっかり。
それから栗林(りつりん)公園へ。
雨がやみました。
広い公園を散策し、香川土産を選びます。
見たことのないものがたくさんあって、購買意欲がそそられます。
近くにあるうどんの人気店「竹清」へ。
昼前なのにすんなり入れました。
「まず天ぷら選んで」
半熟卵の天ぷらとちくわ天!
「うどんは何玉?」
えっと…2玉ってどのくらいですか?
「200g」
じゃ2玉。
「あっためるなら自分で湯に入れて」
冷にします。
うまい~~~。
お腹がふくれたせいか、気分よく走ります。
徳島より道幅が広い。
徳島ではすぐ横を追い抜かれるのが怖くて、たびたび歩道に上がって避けてたっけ…
香川の方が原付に乗っている人が多いような気がします。
本日の宿「屋島ロイヤルホテル」にザックを預けます。
86番 志度寺(しどじ)へ。
ここは緑が多くてすごく落ち着く。
あ、閻魔大王だ~。
ここは死渡。
お寺のすぐ目の前は海。
海辺は極楽浄土へ続いているそうです。
海はあの世。
だから、ここ志度寺は、「あの世とこの世の境目」なんです。
この世の最後なので、御朱印帳の最後に書いていただきました。
この閻魔大王は優しくて
「用事がある」
って言えば、この世に返してくれるんだって。
そんなバカな!
かわいすぎる。
ここの納経所で教わりました。
普段、御朱印帳は書く人の手間を少しでも省くために
「ここに書いてください」
という意味で書いていただくページを開いてから手渡します。
八十八ヶ所では違うんですって。
ページを開いて出すと「急いでる」という意思表示になってしまうそう。
八十八ヶ所の専用の御朱印帳は、お寺の順にページが割り振ってあり書く場所が決まっているので、書く人が開きます。
平賀源内のお墓もありました。
85番 八栗寺へ。
ナビが山の中で終了…
ナビを設定したときに、ゴールを確認しなかった自分が悪い。
上り坂だったので、途中から歩いたのですが、着かない…
1時間半以上のロスになってしまいました。
今日中にできれば84番も行きたい。
そうなると時間がない。
迷いましたが下ってケーブルカーに乗りました。
本堂の後ろには五剣山。
聖天堂もおまいりさせてくださいました。
空海さんが彫った15cmの聖天さんが厨子に入っていて、50年に一度見ることができるとのこと。
次回は2027年だそうですよ。
ここも好きです。
ケーブルカーでなく、ちゃんと登って行きたかったなぁ。
84番 屋島寺へ。
また迷う。
駐車場に到着したのが16時40分過ぎでした。
本堂まで20分かかりそう。
急げば御朱印いただけるでしょうけど(17時まで)、おまいりするより先に書いてもらうのは、やっぱりいやだ。
暗くなってきたし、濡れた石畳の道。
明日、ゆっくりおまいりしよう。
スーパーで、オリーブハマチの刺身などを購入。
ホテルでひとり宴会。
魚が安くておいしいっていいなぁ!!