5時に目を覚ますと雨。
6時過ぎには、どしゃ降りに。
うぅ、チェックアウトぎりぎりの8時までいようかな…あ、小雨になった。
よし、行こう。
61番 香園寺へ。
え? ここは美術館? コンサートホール?
すっごく近代的。
68番のコンクリート打ちのスタイリッシュな本堂にも驚いたけれど、本当に衝撃的でした。
2階の本堂に上がってもっとビックリ。
コンサートが開けるほど広く、イスがずらー。
膝が痛い人にやさしい祈りの場所だなぁ。
座って、大日如来を何十分も見上げていました。
61番の駐車場に、プレハブで62番 宝寿寺。
プレハブだけれど、空海さんはちゃんといらっしゃる。
でも、どうしてこのプレハブが62番なの?
もともとの62番を名乗っているお寺はご本尊を売ってしまっており、本堂にないとのこと。
そのほかにも理由はあるそうですが、八十八ヶ所のお寺から除外されたそうです。
だから寄らないよう、61番で伝えているとのこと。
今はどうなっているのでしょう。
いろんな人が「(原付)気をつけてね」と声をかけてくださいます。
「雨で滑らないでね」
「大きな道路は怖いでしょ?」
と。
元気に帰るって約束したから、気を引き締めて運転します。
59番 国分寺へ。
スマホの調子が悪くなりGoogleマップが使えず、まっぷるを購入。
へんろ協会の地図だと全体的な位置が分からないんです。
特に別格は、ページがとんで分かりづらい。
エリアごとに載せるべきですよ…
さすが四国のまっぷる、ちゃんとお寺が載っています。
握手大師と、ガッチリ握手。
お願いひとつ聞いてくれるんだ~。
欲張っちゃダメだって!
噴き出しちゃいました。
薬師のつぼから手水が出ていたり、体の悪いところをひとつ治してくれたり、なんか楽しいところだな。
雨はまだやみません。
体はいいんですよ、もう濡れてるし。
寒いのさえ我慢すればいい。
靴下が濡れるのが気持ち悪いから、靴も素足で履いてるし。
でも、納経帳や線香、ローソクなど濡れちゃ困るものがたくさんある。
はやく、やまないかなぁ。
日帰り温泉が近くにあったのでそこでチェックインまで過ごそうかと思ったのですが、そこから本日の宿まで10kmあまり。
湯冷めするよなぁ、と躊躇しながら走っていると
「道の駅 さいさいきて屋よってみっか」
寄ってみる。
これが大正解。
お総菜がずらーっと並んでいて好きなものを選べます。
煮穴子丼もおいしかった。
豚汁、ゴボウの甘辛揚げ、里芋まんじゅう、ポテトサラダにチーズをかけて焼いたもの…贅沢なランチになりました。
おいしくいただいている間に雨も上がっていました。
でも隣のカフェのりんごのケーキがとってもおいしそうで寄る。
幸せ~。
直売所にも寄ります。
柑橘類が大量。
こんなにいっぱいのユズ、見たことない。
1列ぜーんぶが、でっかいユズ。
お風呂に入れるそうです。
レモンやすだちも、ずらー。
見てるだけで楽しくなってきます。
明日、いよいよ両親と尾道で合流するので、父のつまみ用にじゃこ天などを購入。
続きます。