雲ひとつない快晴!
長い距離を走る日は晴れてると嬉しい。
昨日、ホッカイロを貼って寝たのがウソみたい。
太陽はすごい。
汗かいてる。
海が黄金色だーい。
今日はほぼ国道55号から離れないので、ナビも不要です。
安芸くらいまでは朝の通勤ラッシュ。
安芸駅の「ぢばさん市場」で、すっかり気に入ったゆずサイダーや、おやつを購入。
国道はやっぱり通行量が多いなぁ。
ほんとうは「しらす食堂」が開店する11時にこの道を戻って(時間がもったいないのでお寺を進んでしまうと往復30km近くなってしまう)、ちりめんじゃこソフトクリームを食べたかったんですよ。
でもこの車の量に、気持ちがしぼんでしまいました。
あー、今でも思う。
食べてみたかった。
27番 神峯寺(こうのみねじ)へ。
急坂です。
色鮮やかな仁王像。
お召し物の柄もすてき。
本堂も大師堂も海も見える!
昨日まわったお寺が何も見えないところが多かったもんだから、それだけで嬉しくなります。
国道55号に戻ります。
弁当とお酒の間にある「手羽先」にびっくり。
わざわざ書くってことは名物なの?
でも手羽先は、外で食べたくないんだよなぁ。
骨あるし、手が汚れるからな。
家だとむしゃぶりつけるんだけど。
ずーっと右手に海が見えます。
でっかいなぁ、きれいだなぁ。
この辺りにも「津波浸水区域」という標識などがたくさんあります。
この美しい海が牙をむくことがありませんように。
みんながこの海をずっと好きでいられますように。
台風で荒れ狂う海も怖いけれど、次元の違う恐ろしさを感じました。
淡々とのみこんで引いていく。
意思がある生き物のようで。
泳ぐのも好きだし、浮いているだけでも楽しいし、ダイビングもするし、海に親しんできて海が大好きなのに…映像を見ただけなのに、恐ろしくてたまらなかった。
それなのに、津波でご家族を亡くした子がインタビューに答えていて
「海を恨んでいない」
と。
大切な人の命を奪ったのは海だけれど、今、その海は穏やかに変わらずそこにある。
私だったら、あまりに違う海の姿を受け入れられるだろうか。
海はたくさんの恵みをもたらし、命を育んでくれる。
でも津波がおきたら、全てをのみこんでしまう。
美しい海がずっと見えている。
だから考えてしまいました。
「キラメッセ室戸」
あ、ここガイドブックに載っていたとこだ、確か。
クジラのたたきがあるんだよね。
寄ろうかな、お腹もすいたし。
「あれ? (駐車場に)車少ない。まさか…」
はい、定休日~。
店内にしまわれたジェラートののぼりから目を離せません。
26番 金剛頂寺(こんごうちょうじ)へ。
このお寺を「西寺」として、24番 最御崎寺(ほつみさきじ)を「東寺」とするようです。
荒々しい仁王像。
ずんぐりむっくりの空海さん。
今まで見てきた空海さんと違いすぎて、ちょっと笑ってしまいました。
鐘もいい音。
本堂には薬師如来さま。
25番へ向かっている途中に「キンメ丼」ののぼりを発見。
「民宿とさ」
すぐ入りました。
室戸はキンメがたくさん捕れるそうです。
室戸産キンメの照焼と地魚の刺身がのっています。
すまし汁もおいしかった~。
このあと寄ったスーパーに「生鯨」売ってたんです。
なんで食べなかったんだろう、後悔!
こんな色なんだ…
続きます。