目が覚めると、こんな空でした。
気持ちがいい朝。
さて出発しよう。
国道33号線は紅葉がきれい。
川の色も深い緑。
標高1500mほどと思われる山が積雪していました。
45番 岩屋寺へ。
ちっちゃい…でもすてき…
苔のついた石仏がいっぱい。
坂と200段ほどの階段を、石仏を見ながら上ります。
このお寺は、不動明王さまが岩壁に封じ込められているそうです。
山全体がご本尊。
梯子を上れます。
ここで購入した手ぬぐいに「人生の坂はまだこれから」とありました。
四国に行った2年半後、まさか未知のウィルスで世界全体がこんなに長い期間混乱するなんて想像できなかった。
1000万人が感染し、50万人が亡くなるなんて。
私は幸い、飲食や宿泊ではないサービス業で毎日変わらず仕事をしています。
たくさんのお客さまと近くで接するので感染リスクはありますが、自分でできる精一杯の予防に努めています。
仕事ができること、住まいがあること、元気でいられていること、今までもありがたいと思ってきたつもりですが、災害やこういう不測の事態の直面すると、改めて思います。
ニュースでは、仕事がなくなり、住むところさえも失いかけている人のことが度々報道されます。
自分がこうなったら…と想像すると、怖くてたまらない。
胸が苦しくなります。
今まで働いていた職種でなく、未経験の仕事を始めなくてはならなくなった方もたくさんいらっしゃると思います。
どうか、うまくいきますように。
みんなが元気で、また毎日を楽しめる生活が少しずつでも戻りますように。
これを「人生の坂」と呼んでいいのか分かりませんが、坂は絶対いつか終わる。
44番 大寶寺へ。
ここもご本尊もなにも見えない…
静かで雰囲気は好きだったけれど、線香やロウソクがぽーんと捨ててある。
納経所の女性にもちょっと思うところがありました。
イヤなことあったのかもしれないけれど、それは私が原因じゃないですよね?
「お金はそこ!」
はい、分かります。
「御姿、あげたっけ?」
私しか並んでいないんですよ。雑にやっているからそうなるんです。
私も気をつけよう。
人の振り見て我が振り直せ。
道の駅「みかわ」
田舎そばと舞茸の天ぷらがおいしくて、さっきのやな気分も少しおさまりました。
昨日食べた文旦ソルベがおいしかったから、ぽんかんソルベにしようかな。
全種類食べたい。
もう!! なんでこんなにあるのよ~~~。
迷うじゃないか!
本日の宿は「龍河温泉」
夕食はシャモ鍋でした。
温泉はスベスベ~いいお湯。
明日、ツレを東京に見送ります。
置いて行かれるのはやっぱりさみしい。