山に行けないから、山の本を読んでいます。
大好きな「南アルプス山岳救助隊K-9」シリーズ。
単行本の題名は「火竜の山」でしたが、文庫本になるにあたって改題したようです。
私は小さい頃、背後から大きな犬に乗っかられて倒されて以来、犬がとても苦手です。
でもこのシリーズに出てくる救助犬たちの賢さ、かわいさがたまらない!
救助隊の面々も大好き。
彼女たちに山の中で出会えたらな、って思いますもん。
でも会うってことは、遭難してるってことだしな。
「クリムゾンの疾走」も好きです。
救助のスペシャリストというだけでなく、彼らが警察官だということを思い出させてくれるスケールの大きさです。
どれか1冊を選べないくらい、どの本もおもしろい!
そして、北岳に登りたくなる。
白根御池小屋に泊まり、草すべりと呼ばれる急登をぜぃぜぃ登り、山頂に立つ。
2020年、南アルプスの山々にはほとんど登ることができませんでした。
雑誌「山と渓谷」12月号に、この山域の山小屋が県からの補助金などを受けて、2021年の営業に向けて動き始めている、という記事がありました。
南アルプスから見る富士山は、でっかくて、本当に美しくて。
文庫本を持って、北岳のおとなりの間ノ岳(日本の標高3位)のだだっ広い山頂で、のんびり過ごすのが大好きです。
贅沢すぎて、ニヤニヤがとまりません。
鳳凰三山にも、毎年のように登っていました。
どうか、行けますように。