待ってました~、登山道が復旧されるのを。
石老山コース | 公益社団法人 相模原市観光協会ホームページ | いい~さがみはら
2019年の台風で崩落、通行止めが続いていたのです。
他の登山道が整備されましたが、石老山の見どころは奇岩だと私は思っているので、この部分が復旧されるのが待ち遠しかったのです。
台風のあとに、何も知らずに行っているのです…
必ず現地の状況は確かめないといけません。
登山道の状況はもちろんですが、登山口に至るまでの交通機関や山小屋の営業などもです。
あてにしていたら休みでした、では、命にかかわることもあります。
偉そうに言って、このときは確かめきれていませんでした。
でも、相模原市のホームページはみたんですよ。
そこには書いてなかったんだもん。
同じように復旧を待っているのが岩殿山。
ここも2019年の台風で、大きな岩が登山道をふさいでいます。
大月市観光協会 Otsuki Tourism Association - 体験する - 岩殿山
新たなルートを提案してくださっているのですが、これだと時間がかかりすぎるのです。
「稚児落とし」という大岩壁の上でゆっくりご飯を作って本を読むのが楽しみで何度も通っているのですが、新ルートだとたぶんトイレが間に合わないっぽい。
登り始めてすぐにトイレがあるのですが、そのあとは大月駅までなナシですからね。
食べたり読んだりしないでサッと通ればいいのかもしれないけれど、あそこでゆっくりできないのなら…
と、最近は登っていません。
さて、今回は石老山です。
明日は快晴の予報、どこの山に行こう? と考えました。
午後遅くから予定があるので、昼前に下山できるような山は…
石老山!
6時に出発。
そろそろ山に登るような薄着だと、朝早くホームで電車を待つ時間が冷えますね…
相模湖駅のホームにでかでかとあります。
山に登る日が毎日こんな空だったらいいのに、と思うような秋晴れです。
嬉しい!
20代のとき、この山に何度か登りました。
登山口まで「バスで10分なら歩けるでしょ〜」と、相模湖駅からのバス代をケチって歩いたら、相模湖の橋を渡ったあと、大きなトラックの排ガスがすごいし、ビュンビュン横を走られて怖いしで、後悔した記憶があります。
距離は大したことありませんが、ずっと舗装路歩きですし、絶対にバスに乗りたいです。
8:10
プレジャーフォレストという遊園地のようなところのバス停で下車、信号を反対側へ渡ると、鳥居の向かいに登山口の方向を示す道標がありました。
そのまま、緩やかなカーブを登っていきます。
駅から登山口まででよく迷うので、道標はありがたい~。
顕鏡寺(けんきょうじ)方面へ進みます。
10分かからず、登山口に到着。
歩き始めてから10分以内で、舗装路からこんな道になるのは嬉しいです。
今朝の冷え込みで足元が露で湿っており、パンツの裾がしっとり。
復旧してくださり、ありがとうの気持ちでいっぱいです。
静かな散歩道といった感じ。
30分でゲートを出て、再び舗装路になりました。
これ、なんですかね?
ショッキングピンクの脳みそが、道端にいっぱいありました。
触ってみたら、かなり硬めのベルベット。
これからたくさんの岩と出会えます。
「奇岩の道」と地図にあるくらいですから。
①滝不動
②仁王岩
平らにスッパリ削り取られた急な傾斜です。
濡れてるし、絶対滑る。
9:10 顕鏡寺
林道の脇にトイレマークがあったので、今後のために確認しました。
工事現場にあるような仮設トイレがひとつあり、思ったほど汚れてはいませんでした。
③鏡岩
岩が木を押しているよう。
④吉野岩
冷静な分析がいい感じです。
私もそう思う。
もしかして、拳ってこれのこと?
どんだけ大きいのよ!
私の拳いくつ分でしょうか。
岩の説明を見ながらで、なかなか進みません。
そして、こういう岩って、絶対、木の枝が支えているように寄っかかっています。
誰かが置くのでしょうか?
⑤擁護岩(ようごいわ)
まつられているのは、天狗さん。
⑥試岩(ためしいわ)
「鬼滅の刃」で炭治郎がやったように、スパッと斬られています。
⑦八方岩
東南方面が見えるだけである、って…
ここの説明も冷静な感じ。
そうだよね、背には斜面があるから見えないよね。
でもそれくらい、開放感があるってことで…
ここから石老山山頂まで1.5キロ。
のんびり歩けるのは、歩行時間の短い低山ならではと思います。
続きます。