登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

高知 柏島でダイビング(2024年)その1

今年も柏島へ。

まず、高知龍馬空港へ向かいます。

いつもはダイビング器材と着替えを送って、小さな荷物ひとつで行くのですが、今回はすべて持っていかねばならぬ。

台風10号がいったあと、木曜日にでも送ろう〜と思っていたら、毎日、予報が変わりました。

そうこうしているうちに、送るには間に合わなくなってしまった。

風がないと、台風はほんとに動かないのですね。

知識としては知っていても、こんなに迷走というか、とどまってしまうなんて。

台風の停滞により、高知県の宅配便は金曜日も受付停止・配達とりやめなどになったので、到着が間に合わないかもしれないため送りませんでした。

 

機内預け、持ち込み、ともに重さやサイズが心配です。

ダイビング器材のキャリーケースには、10日分の化粧品やお土産など。

片手で持てるけれど、これは20kgにおさまっているのか?

 

ほかに、着替えなどを入れた登山用のザックもあります。

寸法を計ると機内持ち込みギリギリのサイズでした。

でも、重さは10kgぴったり。

なぜこんなに重いのか。

途中で読もうと思っている山の雑誌や、本が入ってるから!

 

羽田空港へ到着。

ドキドキしながらまず、ダイビング器材のキャリーケースをベルトコンベアーに載せます。

おぉっと!

重量オーバーしてるじゃないの。

どうしよう、何かを抜かないと…

と、キャリーケースを取ろうとしたら、そのまま運ばれていきました。

あら、大丈夫なのね。

重くてすみません、よろしくお願いします、と心の中で器材を見送って次は機内持ち込みへ。

こちらも無事に通過しました。

明らかに大きい、明らかに重そう、とかでなければ平気なのかな?

 

離陸前に、機内誌と機内販売のご案内にざっと目を通し、離陸してからはひたすら山と空と雲を凝視。

日本の国土のうち75%が山や森林というのが、上空から見るとよくわかります。

こんな景色を見られるのは飛行機からだけですから、飛行機に乗るのがとても楽しみなのです。

離陸して少したつと富士山が見えました。

山梨側の一部以外はほぼ、雲に覆われてる。

山肌に沿って、雲がはりついています。

山頂のお鉢の中にも雲がたっぷりと盛られているみたい。


ノロノロ台風が熱帯低気圧になった翌日に出発したので、河川が泥水のように見える地域もありました。

温暖化の影響で偏西風が北を通るようになり、今回のような風にのれない台風=同じ場所に長くとどまる台風が増えるのでは、と予測する専門家もいます。

 

空港のターンテーブルでキャリーケースを待っていると、まず出てきたのはこれ。

普段は器材を送るので、出口へ直行していたから初めて見ました〜。

 

高知龍馬空港から連絡バスで約40分。

高知駅に着きました。

宿毛駅までの乗車券と特急券を買って、滞在中に飲むトマトジュースを買って、駅からすぐの「高知アイスカフェ」へ。

モーニングのおにぎりセットをいただきます。

今晩から毎日、おいしい魚をいただくので、軽めにしておかないと。

とまとぶんたんジュースが爽やかで好きです。

お腹すいてたから、すぐに食べ終わっちまった。

11:00過ぎたから、ランチメニューも頼めるが…

軽めに、と誓ったばかり。

鮎の冷製パスタに興味あるけれど、おいしく刺身を食べたいからなぁ。

でも、ホームで待つのも暑いし…

「よさ恋バナナ」のスムージーにしよう。

うんめぇ〜。

バニラの味もする。

土佐ジローの卵(栄養価が高く1個100円!)をつかったバニラアイスが入っているそう。

とろ〜り、とても濃い。

頼んでよかったー!

帰りにも寄れたら、マンゴーのスムージーも飲んでみよっと。

 

高知駅のこの階段を見ると「高知に来たなぁ」と思います。

アンパンマンの車両もいました。

 

私が乗るのは「特急あしずり」です。

 

途中の中村駅で、乗り換え。

かわいい車両ですね〜。

 

終点の宿毛駅へ、ガイドさんが迎えに来てくださっていました。

「台風で先週からすべてキャンセルになってしまって」

そうですよね…

 

柏島へ着く少し前、マグロの養殖場が上から見られるところを教えてもらいました。

ダイビングのボートに乗っていると横を通るだけなので、全体が見えると圧巻!

 

家を出たのは5:15ですが、柏島へ着いたのは15:00過ぎでした。

高知駅で特急電車を待つ1時間半をのぞけば、ほぼ移動しっぱなし。

遠い、本当に遠い。

でも行きたいのです。

柏島が好き。

海も、ガイドさんも、ガイドさんのお父さんが釣ってきてくれる魚も、ガイドさんのお母さんがつくってくれる料理も!

毎年、柏島で一緒に潜っている大阪からのご夫婦と1歳のお子さんと、今年も会えました。

それも楽しみなのです。

柏島ダイビングサービス フィンハウス

 

夕食の前に、今の時間ならきっとボート乗り場の近くまで来ているだろうと行ってみると…

美しい夕陽と、イルカの親子です。

私、今、すごくいい景色を見ている。

 

さてさて、楽しみにしていた夕食の時間になりました。

やっぱり、刺身、煮魚、焼き魚と出てきます。

 

イカは、大阪の旦那さんがさっき釣ったもの。

イカって、きれいですね〜。

 

刺身と、イタリアンな味付けで焼かれて出てきました。

どれもほんっと、おいしくて! 

幸せだ〜。

 

 

明日から潜ります。

続きます。