登って潜って、月をみて。

生きていれば、こんな景色に出会うことができる。こんなに幸せな気持ちにさせてくれる。

東北ひとり旅 その3

きれいな模様の天井を眺めながら眠りにつきました。

何度も目が覚めたけれどまた深い眠りに落ち、ぐっすり。

 

気持ちよく目覚め、お湯につかりながら「さて、今日はどうしようかな」と考えます。

ラーメンは食べたいな。

それにしてもラーメン激戦区って東京の池袋だと思ってました、なんとなく。

 

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宿の目の前です

この飲泉所で、源泉が飲めます。

硫黄の匂いのするお湯でおいしかった。

朝、白湯を飲むと体にいいと聞いたので、飲みに出ました。

 

昨晩、炊き込みご飯を3杯も食べたのに、すでにお腹が鳴っています。

朝ご飯~♪

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ザ・和食って感じ

山形のりんごジュースをまずはぐいっ。

そういえば、昨日の夕食のデザートは佐藤錦も。

 

おひつには、やっぱりおかわりご飯がありました。

お昼のラーメンを気にしつつ、ご飯が進むおかずがたくさんあるものですから、ついつい。

やっぱり3杯。

 

食べ終わって布団でごろ~ん。

明るい部屋でうとうと…至福のとき

 

 

ここで、昨日行けなかった山寺に行けばいい、ということを思い出せれば良かったのですが、なぜかラーメン食べ歩きというのがいい案のように思えてきてしまい、喜多方で下車するかな、と。

 

赤湯12:47の電車に乗れないと、福島に入るのが相当遅くなってしまう(青春18切符なので、普通列車しか乗れないからです)。

11:00のチェックアウト前に、もう一度だけお湯につかり、ラーメンに向かって歩き始めました。

 

あれ? やってない。定休日じゃないのになぁ。

 

ここの店は、もともと定休日かぁ。

 

うろうろ。

じゃあ、あっちのお店に行こう。

スープが赤くて辛そうだから候補から外していたけれど…

 

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超有名店だったようです

辛味を少なくしてもらえれば食べられるかも、と思って向かったお店の前には…

開店時間30分前にもかかわらず、40人以上の列が。

山形だけでなく、他県のナンバーの車がたくさん駐車しています。

無理だ。

何席あるか分からないけれど、12:47の電車に乗らなければならないのに、この列には並べない。

駅まで10分弱はかかるだろうし…

 

ラーメンはあきらめました。

もう1泊、赤湯に泊まるということも考えましたが、う~ん…

郵便局で、高校の時の先生に暑中見舞いを書いて投函し、とぼとぼと赤湯駅まで向かいます。

 

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ご当地マンホール

ラーメンだけでなく、ここ南陽市は菊とブドウの街だそうです。

あと、不思議な植物が。

こんなタオル、つくってほしい…ふわっふわ。

手触りサイコウ!

 

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来たときは気づかなかった…

上り電車に乗り、

「今回はラーメンを食べられなかったけれど、赤湯温泉にはまた来るだろうからそのときでいいや」

と思ったのと、たった2泊だったけれど、なんだかすごく満足してしまったので今日、帰ることに決めました。

喜多方に寄れるかな?

…調べた結果、喜多方に寄ると今日中に東京へ着かない。

宇都宮で餃子に変更。

宇都宮駅から歩いても行ける「来らっせ本店(駅構内のパセオ店は、お土産購入と発送しかできません)」では、日替わりで5店舗ほどの餃子を食べられるのです。

同じ餃子でも食べ比べてみると、お店によって味も皮の食感も全く違うということに驚きます。

前に行ったのは何年前だっけ~、なんて思いながら、JRを何度も乗り換えて宇都宮へ。

雨が降っていました。

バスで行こうと乗り場を探しますが、HPに掲載されている乗り場が見つかりません。

地元の高校生が声をかけてくれ、一緒に探してくれましたが見つからず…。

でも、せっかく餃子の街で下車したのだから、と辺りを見ると「餃子」の文字がたくさんありました。

 

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そうだ、もともと餃子の食べ比べをするはずだったんだから、この店の12種類食べ比べをしよう。

ラーメンの中にも揚げ餃子が入っています。

全部で15個食べました。

おかしいなぁ、前は30個くらい平気だったんだけど。

餃子好きだったんだけどなぁ。そういえば、最近食べてないな。

トシをとったんですね。

脂っこいものが苦手になり、味覚もかわったのでしょう。

ニラ餃子がいちばんおいしかった。

帰りの電車で臭いんじゃないかと、静かに呼吸をしていたので疲れました。

 

山ではない、久々のひとり旅。

楽しいな。また雨の予報のときに行こっと。

あれ、そういえば青森向かってたのに、すっかり忘れてました。

恐山と八甲田山には、またいつか。

そして、やっぱりもうちょっと遠足を楽しもうと、日光東照宮に寄ることに決めました。

 

続きは次回。

 

東北ひとり旅 その2

さて、昨日は乗り継ぎが忙しくて電車で眠れなかった分、カプセルホテルで熟睡させてもらえました。

アラームをかけずに目覚める幸せ。

起きたら考えればいいや~と思っていましたので。

それでも仕事に行く時間には一度目が覚めるのは不思議ですね。

 

朝ご飯は、ずんだ餅に決めていました。

9時からやっているお店があるので、そこを目指します。

あれー、雨が降ってきた。

また道に迷います。

どうして地図アプリを使っても迷うのだろう。

なんとか到着。

店構えがすてき。

「餅」がどどーん、と主張しています。

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も・ち

ずんだ、ではなく「づんだ」なんですね。

 

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「づんだ+ゴマ+くるみ」の三色餅を食べている人ばかり。

そうかぁ、じゃあ私もそれにしてみようっと。

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失敗。

甘いものが苦手なの忘れていた。

忘れていたというか、こんな甘いと思わなかったというべきか。

さらに思い出してみれば、餅も苦手!

正月も1個しか食べないじゃん。

 

づんだはツブツブ感がよく、甘いけれどおいしかった。

ただし、食事としてはダメだ、私には。

漬物がすぐ消えた。

甘い…どうしよう…残せない。

横の女の子は同じものを食べて、さらに「づんだ」のみをおかわり!

「はぁ~、おいしい…」と幸せそう。

うぅ、いいなぁ。

私は漬物をおかわりしたい。

醤油味の団子で押し込む。

 

苦手な甘いもの+餅でお腹を満たしてしまった私は、夕食まで何も食べられませんでした。

自分が悪い。

 

涙目になりながら、ふと店の外に目をやると行列!

確かに10時近くなっていて、おやつとしてもいけそうです。

店内は12席、私以外にも1人で来ている女性は多いですが、相席はしないようでした。

今の季節だけ、仙台の枝豆を使用したづんだがあるそうですが、持ち帰りのみで店内では食べられないそうです。

隣の女の子はさらにそれを食べようとしていて、そう説明を受けてました…。

 

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ずんだ尽くし、もう食べられない…

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どこまでも、ずんだ

気を取り直して、これからどこへ向かおうか、仙台駅のベンチに座り考えます。

以前、山寺へ行ったことがあります。

1015段ある階段を上っていくのですが、途中にあるお寺や景色が良くて、楽しく歩けました。

小雨だから大丈夫そうだ、あそこにもう一度行ってみよう。

だから、今夜は山形方面でどこか…ん? 赤湯温泉。

初めて聞く。

へぇ、900年の歴史がある温泉なんだ。

ここにしよう。

「森の湯」を予約しました。

 

仙台駅で職場などへのお土産を発送し、山寺へ向けて出発!

そして、新緑をぼけぇーっと眺め、遠くの木々はモヤがかかっていて幻想的で

水墨画みたいだな~」

「雨もいいもんだなぁ~」

などと思っていたら、いつの間にか寝てた!

 

すでに、山寺駅を過ぎていました。

終点の山形駅に着いてしまい、時刻表を見ると山寺に寄ると赤湯温泉に着くのが遅くなってしまう。

山寺はあきらめました。

うん、雨だったし…またにしよう。

 

米沢行きの電車に乗ります。

赤湯駅に到着。

思ったより、大きい。

 

途中、やたらラーメン屋さんが目につきます。

ラーメンの街なのか?

と思ったら…山形県はラーメン消費量日本一って知ってました?

その中でも赤湯は、ラーメン激戦区だそうです。

食べたかったなぁ…でも、餅で腹苦しいんだわ。

山形にはおいしいものがいっぱいあるのに…と後悔がつのります。

明日の昼はラーメンだな!と思いながら歩いていると、長い階段が。

烏帽子山八幡宮

 

私は神社や寺も好きなのです。

街中にあることもあるけれど、大体、自然豊かですよね。

パワースポットとかはよく分からないけれど、緑が多いところにいるだけで気分がよくなります。

 

階段を上ると、でっかい石の鳥居が。

 

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継ぎ目がない石の鳥居、日本一だそうです。

旅行するときは神社やお寺に寄ることが多いので、御朱印帳を持参しています。

 

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そのまま敷地内を進んでいくと、石仏が続いていました。

 

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その先にお寺がありました。

ここは桜の名所だそうです。

たしかに、桜が一直線に並ぶこの光景…すごそう。

般若心境を唱えてお参りし、御朱印をいただきました。

 

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天井画、好き


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さて、宿に向かいます。

また着かない…なんでよ?

駅から歩いて20分ほどのはず。

神社までですでに10分は歩いていた。それなのに…

ぐるぐるぐるぐる、同じところを歩いています。

聞くって言っても誰もいないしなぁ。

…やっと着いた。

汗だく。

あー、温泉が楽しみ!! ←やけっぱち

 

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赤湯温泉 旅館『森の湯』|露天風呂付き客室が人気の温泉旅館

宿帳を記入する場所、雰囲気いい。

ここ好きだな、と嬉しくなりました。

山形のぶどうジュースをいただけたのですが、喉が渇いていて一気飲み。

部屋へ着いて、もっとビックリ。

布団が敷いてあるではないか~。

温泉はいってゴロ~ンが、温泉宿での贅沢ですよね。

しかも朝食後もこのまま敷きっぱなしにしておいてくれるとのこと。

うれしい!

 

さっそく温泉へ。

造りが変わっていて、内風呂と桧風呂がありますが、つながっていないのです。

入り口は完全に別なので、浴衣を着なければ他方へは行けません。

お風呂場が2ヶ所ある、ということです。

桧風呂が半露天風呂ということになっていますが、周りに建物があり眺望はナシ。

でも、この造り気に入りました。

どちらかに人がいても、他方は誰もいないということが多かったので、5回入りましたが毎回ひとりっきりでお湯を満喫できました。

シャワーをひねっても硫黄の匂い。

そうなんです、お風呂に限らず、部屋の蛇口からもお湯は源泉なのです。

部屋でお湯を使うたびに漂う硫黄の匂い。いいなぁ~。

 

お湯につかっているうちに、お腹もこなれて気分が良くなってきました。

楽しみにしていた夕食。

泊まった部屋と同じ名前の個室まで移動して、食事をいただきます。

 

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期待が…

仙台駅で予約した時点では、気分が悪かったため「品数が少ない」プランで予約していました。

それでも充分な品数。

お酒を飲まないので「ご飯も先にお持ちしますね」と言ってくださって、出てきたのが炊き込みご飯。

「白飯じゃないのかぁ」

炊き込みご飯じゃおかわりできないだろうな、と少しガッカリしていたらおひつがありました。

ゆうに2杯分はおかわりできる!

…うれしい。

 

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山形のだし、でいただく蕎麦がうまい~

デザートの枝豆レアチーズまで、本当においしくいただけました。

 

部屋のお布団に倒れ込み、少し休憩したあと、また温泉へ。

温度は高くないのに、ぽかぽか暖まり、汗がひきません。

冬にも来たいなぁ。

 

続きは次回…

東北ひとり旅 その1

sage body

きっと梅雨明けしているに違いない、と勝手な予想をして取得した有給休暇。
外れた。
気象庁の週間天気予報をみても、南アルプス北アルプスがある県は、雲や傘のマークばかり。
あーあ…
晴れは奄美那覇だけかぁ。
あれ?
秋田や青森、北海道は太陽のマークがついているじゃないか!
でも、蔵王八甲田山など山は強風と雨予想かぁ。

前日まで山の支度をしていましたが、当日の朝、夜勤明けで制服から着替えている最中に決めました。
青森に行く!
 
 
20年ほど前、何度も何度もお世話になったJRの普通列車が乗り放題になる「青春18切符
この切符で、いくつの知らない景色に出逢いに行っただろう。
都心から離れて、座席が向かい合わせの4人がけになるあたりから、窓側でぼんやり肘をついて、後ろに流れていく景色をただ見ていただけ。
横に長いシートだと、前の人と目が合っちゃうから、なんだかのんびりできない。
今回は、けっこう遠くまでいっても4人掛けにならないからどうしようと思ったけど、今はみーんなスマホみてるから、心おきなく車窓を楽しみました。
車内で人が入れ替わるたびに耳に入ってくる話し声。
東京から離れていくにつれ、言葉が、語感がかわっていく。
のどかな気持ちになる。

電車の旅はだから好き。
飛行機や新幹線は、あっという間に現地。
高速バスはメンツが変わらずに現地。

初日は、東京からの天気をずっと引きずっているような曇天だったけれど、夕暮れ時になったらダイナミックな雲の隙間から燃えるような橙色が…見とれました。
 
 
何歳でも使えるこの切符、販売時期が限定されていますが移動を楽しむ旅にはもってこいですよ!
気になる駅があれば、何度だって途中下車できるんですから!
本数が少ない駅では、次の電車の時刻だけは必ず確認して、それまで名物を食べたり、ぷらぷらと散歩したり。
 
5枚セットで11,850円です。
破格ですよね!
みどりの窓口に並ばずとも、券売機でも買えます。
ビューカードではないクレジットカードも使えます。
昔は並んだよなぁ…便利になったなぁ…
その日に初めて乗るJRの駅で、日付のスタンプが押されます。
1人で使っても、5人で使っても。
複数人で使用の場合は同一行程のみです。
2人で2枚ずつ使って余れば1人で日帰り旅行へ。
詳しい使い方はこちら。
 
高校生のとき、鳥取に住んでいたおばあちゃんに、この切符をつかって夜行列車の「ムーンライトながら」で遊びに行きました。
ムーンライトながらに乗るためには、日をまたぐので(深夜に出発のため30分ほどしか乗らないのに、1日分の切符を使ってはもったいないですよね)最初の停車駅になる小田原までの乗車券+指定席券が別に必要だったですが、それらを合わせても3000円ほどで東京から鳥取へ。
それを告げたときの、おばあちゃんの「ひぇ〜」と驚いた顔が忘れられません。
 
話が長くなってしまいました。
ともかく、11,850÷5=2,370
1日、この金額でどこでも行けるんですよ?
今年は切符を使えるのが7/20からでしたので、急いで帰宅し、山のザックではなく、20リットルの日常使いのリュックに、日数分の下着とTシャツ1枚と化粧品とノートと、あと会社から帰り際に図書館で借りたガイドブックを突っ込みました。
服装は…山に行く格好に、足元がキーンのサンダルになっただけ。
山の服装はいいんですよ~。
汗をかいても、宿で洗って干しておけば、翌日には乾いているんですから。
だから予備のTシャツ1枚のみなんです。
山の靴を入れるか迷いましたが、入れるとなると、30リットルのザックにしなくては。
旅にそのザックはなぁ…腰のベルトが重さを支えてくれて楽ちんだけど、身軽じゃなくなるからなぁ。
今回はすっぱり山はあきらめ、山ではないひとり旅を満喫することにしました。
 
 
20年前は必需品だった時刻表、今はいらないんですね。
あの頃は、みんなが小さな時刻表を眺めていたので、青春18切符を使って旅をしている人はすぐ分かりました。
新幹線の人は、あんなに必死に時刻表を見て乗り換えませんから。
時刻表を見慣れてきて、いい経路を発見したときは嬉しかったなぁ。
 
300km以上を6時間半ほどかけて移動。
運賃は、新宿から2,370円のみ。
新宿への到着が遅れてダメかと思ったら、湘南新宿ラインの特快にギリギリ乗れて大宮でお目当ての電車に追いつき、そこからは乗り継ぎが良すぎて仙台まで一気に行ってしまった。
青森までは本日中に到着は難しいので、車内から今宵の宿を予約。
便利ですよね、電話をかけることなく予約が成立してしまうんですもん。
一度泊まってみたかったカプセルホテルを予約しました。
 

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仙台駅に到着
牛タンを食べる気満々だったけど、ガイドブックによると冷やし中華は仙台名物だそうで。
でもお腹ふくれないよなぁ、急いできたから昼ご飯食べてないし、乗り継ぎ良すぎて途中でおにぎりも買えなかったし。
やっぱり牛タンだな。
ご飯もたらふく食べたい。
駅周辺を探索します。
牛タンの店はやはり多い。
すごく混んでいるところに、1人で入るのもなぁ。
ガヤガヤは苦手。
駅から5分ほどのところに「備前」というお店を発見。
中は覗けないけれど人がいるのは分かる、が混んでなさそう。
シンプルな焼きだけでなく、ちょっとアレンジした牛タン料理が外のメニューにある。
席について、メニューを見れば見るほど迷うので…
「牛タンでチーズをはさんだフライ」「牛タンの麻婆豆腐丼」
にしました。
 

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フライは、タンというよりコンビーフではさんであるような触感。
麻婆豆腐もがっつり食べられましたが、タンかどうかは…うーん、分からない。
 
10年以上前、やはりこの青春18切符をつかって旅行をしていて1枚余ったので、仙台へ牛タンを食べる日帰り旅行をしたことを思い出しました。
あんなに厚切りの牛タンを食べたことなくて、すごくおいしかった。
ということで、次回からはやっぱりシンプルな食べ方にしよう!
 
カプセルホテルを目指します。
備前の女将さんが言っていたのですが、楽天の試合がある日は仙台の安いホテルはほぼ満室になるそうです。
カプセルホテルも確か残室1だったよな、良かった~。
迷いに迷ってやっと着いた。
思っていた通りの室内。
寝台列車のような感じ。でもカーテンがあるだけで個室感ありますよね。
女性専用フロアがあり、禁煙でした。
テレビがあるとは思わなかった。見ずに寝てしまったけど。
シャワーだけでなく、浴槽があるのも驚き。
これで3,500円なんてすごい。
 
続きは次回…

真夏の高尾山でビアマウント!

さぁ、まもなく梅雨明けです。

今年の夏は雨が多いと長期予想がありましたが、夏は夏。

気温の高さが心配ですが、夏山を楽しみたいと思います。

 

自分が小学生の頃(30年くらい前)、夏になると毎日のように夕立がありました。

怖いもの見たさだったのでしょうか。

バリバリ鳴り響く音が怖いくせに雷が大好きで、窓に顔をくっつけてずっと眺めていました。

そして、雨がやんだあとは涼しく感じたものです。

毎日、ラジオ体操やプールに通って真っ黒になって遊び、汗はたくさんかいたけれど不快ではなかった。

あの夏に戻りたいなぁ。

最高気温は30度を超えたら「今日は暑いねー」とうちわでパタパタ。

今は、天気予報で最高気温が30度だと「35度じゃないんだ…」とほっとしています。

涼しく感じちゃうくらい。

数十年でこんなにも変わってしまうんですね。

 

35度超えの高尾山…登った経験はありませんでした。

山へは、涼みに行きたいので。

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夏はこんな標高で涼みたい…

暑がりなんです。35度なんて…怖すぎる。

どれだけの冷たいポカリと梅干が必要なんだろう。

歩き通せるか?

いつか実験してみよう、4リットルくらいの水分とともに…

と数年前、考えていました。

 

その後、ビールが大好きな友人が

「ビアマウントに行ってみたい」と一言。

都心一望、標高500メートルのビアマウントというキャッチコピーにやられたようです。

 

高尾山のグルメ・観光案内・登山情報配信サイト

京王電鉄、新宿発高尾山口行「京王ライナー」を臨時運行 「高尾山ビアマウント」に合わせ - TRAICY(トライシー)(乗車すると割引券がもらえるそうです)

都内のビアガーデンへ毎週のように行っているくせに…そこでいいじゃん。

 

どうせ、ケーブルカーつかうんでしょ~。

「ううん、登るに決まってるじゃん。汗かけばビールがもっとおいしいもん」

えっ? 嘘でしょ?

 

ほんの少しでも涼しいルートを、と水辺の6号路へ。

でも暑すぎて、たとえ1~2度違っていたとしても気づけないよ…

でも気分的には少し涼しかった(気がする)。

湿度80%超。

 

山頂少し手前でまさかの雹(ひょう)。

バチバチと大きな粒が体に当たり、山頂直下のトイレまでダッシュ

1時間以上待機。

 

雹がやんでも空は暗いままでした。

富士山も見えそうにないので、1号路を歩いてビアマウントへ向かいます。

満席かい…2時間待ち…無理。

ケーブルカーも混んでいたので、舗装された1号路をそのまま下山。

 

何台もの救急車とすれ違いました。

聞けば、転倒した方が数名いるとのこと。

濡れたコンクリートの急な下り坂ですから、転倒が増えたのでしょう。

雨だけでなく、秋から冬にかけて濡れた落ち葉も危険です。

 

夏の山は、特に天候の急変に注意しなければなりません。

稜線にいれば、風が急に冷たくなるので分かりやすいのですが、森の中だと難しい。

 

湿度が高かったので、水滴のような細かい汗がずっと肌にまとわりついていました。

汗が乾かないと体温調整がうまくいかずに、本当に疲れます。

 

無事に下山して、駅付近のお蕎麦屋さんでカンパ~イ。

天空のレストラン

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食堂じゃありません!おしゃれなレストランです

入った瞬間「うわぁ…」と息をのみました。

信じられないほど、美しかった。

きらめく夜景が自慢のレストランより、私は断然こっち!

絵になりますよね。

 

白馬山荘について(山小屋のご案内)| 白馬岳だより(株)白馬館

白馬岳(しろうまだけ)直下の白馬山荘です。

日本最大の800人収容の山小屋です。

本当にでかい。

山の上にあるなんて、ましてやここは2832メートル、信じられないです。

 

このレストランに、ぎっしり座ったら壮観だろうなぁ。

でも丸椅子じゃないから、隣と肘当たる~ってほど、ぎゅーぎゅーじゃないし。

窓からの絶景もですが…ランプ…すてきだなぁ…

ゆっくり時間をかけてカレーライスをいただきました。

ランプのシルエットも窓枠も、絵のようで美しい。

うっとりです。

 

食堂内に売店が併設されています。

けっこうな品揃え。

趣味が手ぬぐい集めなので、本当は全部欲しかった。

けれど、カレーライスを食べつつ熟考して、2枚を選びました。

涸沢では大人買いして全部買ったけど…キリがない。

それに、また来る言い訳になるし。

「あの手ぬぐい、やっぱり欲しかったなぁ。じゃあ行くか!」

 

涸沢で買ったときの言い訳は、「買いたくなったら、家から片道14時間以上(電車+夜行バス+上高地からの歩き)もかかるし~。だから今買わないと!」でした。

  

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粋ですね~。つけてかき氷売りたい!

山の上でかき氷。

暑い夏は格別でしょうね。

 

長居したくなるステキなレストラン。